いよいよF-35Cの実用艦上運用テストが始まります。太平洋標準時で11月3日実施ということですのでこちらでは4日に結果をお知らせできるでしょう。
F-35C’s First Carrier Landing Scheduled for Next Week
By: Dave Majumdar
Published: October 31, 2014 11:24 AM • Updated: October 31, 2014 11:25 AM
スコット・クリーブランド大尉操縦の打撃戦闘機中隊(VFA)101所属のF-35CライトニングIIが海軍航空基地オシアナに到着した。 US Navy Photo
ロッキード・マーティンF-35ライトニングII共用打撃戦闘機は空母USSニミッツ (CVN-68)への着艦試験を来週実施する。
海軍仕様のF-35C2機を投入し、艦上で航空運用が安全に行えるかを実証する。
「実施は11月3日で初回の着艦では拘束装置を使います」と開発室長クリス・ボグデン中将が記者に語っている。
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使用される2機はテスト機材CF-3およびCF-5で10月30日にフォートワース(テキサス州)からユマ(アリゾナ州)へ移動し、事前準備をする。
これ以前にボグデン中将は海上公試の前に着艦フックと着陸装置の強度のため実施を危ぶむ発言をしていた。今回のテストで強度が十分だと証明されれば状況は解決したことになる。
同じニュースをBreaking Defenseは以下伝えています。
F-35 Ahoy! Navy Version Of JSF Faces Nimitz’s Tests
三軍の中で海軍が一番JSF導入に消極的であるが、今回の試験次第で海軍上層部も見方が変わるかもしれない。F-35C導入を減らしてF-18用の弾薬購入を増やそうという海軍の考えが変わるかが注目だ。クリス・ボグデン中将は記者団を前に昨日は強気を示していた。
2機は空母に直接飛び、拘束ワイヤを使い初の空母着艦となる光景を取材陣が見守る。
今回投入されるCF-3、CF-5の尾部のフック部分を再設計している。当初設計ではケーブルをうまくつかめず、強度も不足していた。そこでフック形状を変更し、機体との接続強度も増加させた。
これまでテストパイロットは意図的に機首のランディングギアから着地させて空母着艦時に縦揺れが発生した場合を模擬的に再現していた。海軍パイロットの一人と話をしたが、このような場合は相当の物理的ストレスが機体にかかるという。来週はサンディエゴに移動し、ニミッツ艦上からテストをお伝えする。■
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