ロシア空軍がSu-35S追加発注したのはT-50投入がさらに遅れるため


一見どうでもいいニュースに聞こえますが、重要なのはT-50 PAKFAが実戦化するのが2020年代以降にずれこむということで、原油価格低迷もありロシア経済がすでに低迷していると示唆していることです。

Russia Places New Order For 50 Su-35S Fighters

Jan 12, 2016Maxim Pyadushkin | Aerospace Daily & Defense Report

Sukhoi-35S: Aleksander Markin
MOSCOW — ロシア空軍はスホイ-35Sを50機以上、1,000億ルーブル(14億ドル)で発注する。ロシア業界筋関係者が伝えてきた。.
  1. 調達契約は昨年夏に調印済みと、スホイ親会社の合同航空機会社(UAC)の代表がAviation Weekに明かした。別の教会筋が経済日刊紙Vedomosti に発注の最終決定が遅れたのはロシア政府の2016年度予算の道筋がはっきりしなかったためだという。予算は12月中旬にやっとプーチン大統領が署名して発効した。
  2. 合同航空機代表によれば戦闘機は今年から年間10機のペースで引き渡すという。
  3. 単座型Su-35はSu-27フランカーの系列に属する最新型。以前のフランカー各型と比べるとエンジンが強力なNPOサトゥルンAL-41F-1Sに換装され、推力ベクトル制御と完全デジタル装備が特徴で、ティコミノフNIIPイルビス式フェイズドアレイレーダーも搭載される。ハードポイントは12箇所あり合計で8トンまでの兵装を搭載する。
  4. ロシア空軍はまず2009年にSu-35Sを48機発注しており、二年後に初号機が就役し、最終号機が昨年納入されたばかりだ。ロシア国防省の発表ではコモソモルスクオナムールの組立工場からカムチャツカ地方までフェリーフライトを今週実施したという。ロシア極東には拠点基地プリモリエがありそこまで移動した。
  5. Su-35はロシア軍にとって同じスホイのT-50代後世代戦闘機が登場するまでのつなぎの扱いだ。T-50の第一線配備は2020年より先になる模様で、ロシアの経済不振が原因だ。
  6. Su-35運用に加わるのは中国で、長年に渡る交渉の末に24機を20億ドルで調達する契約を昨年調印している。■

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