スプラトリー諸島の新設航空施設に民間機が初着陸したとの報道はすでにご存知と思いますが、ではどんな民間機だったのかちっともその後のフォローアップがなく不満に思っていました。今回人民解放軍の広報ブログChina Military Onlineで記事が見つかりましたので、ご紹介します。中国発の記事はこれが初めてですかね。1月2日にやはり民間機で着陸に成功したと報道があったので今回はそのフォローアップなのでしょうかね。それにしても中国も英語で各国向けにちゃんとしたメッセージを送っています。
China conducts successful test flights at newly-built airfield in South China Sea
2016-01-07 00:220
1月6日、永暑礁飛行場を離陸する民間機。同日に民間機2機を使っての運用テストが新設の飛行場施設で行われ成功裏に終わった。永暑礁は南シナ海南沙諸島にある。 (Xinhua/Jin Liwang)
HAIKOU, Jan. 6 (Xinhua) -- 中国は南シナ海で新設の空港施設においてテスト飛行に1月6日に成功した。
民間機2機は海南省省都の海口Haikou,の美蘭空港 Meilan Airport を離陸し、南沙諸島の永暑礁 Yongshu Jiao に10:21 a.m. 10:46 a.m. それぞれ着陸した。2機は同日午后に海口に戻った。
永暑礁飛行場に着陸する民間機。1月6日。 (Xinhua/Cha Chunming)
永暑礁に新設した飛行施設に無事着陸したあと記念写真を取る関係者。1月6日撮影。テストには民間機が2機投入された。 (Xinhua/Xing Guangli)
フライトテストに使用したのは海南航空と中国南方航空の機体ですね。今のところは民間機ですがいつ軍用機が離着陸を開始するかが関心の的ですね。さすがに島とは呼べず原文でもYongshu Jiao 常暑環礁 と呼んでいますね。
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。