スキップしてメイン コンテンツに移動

★GW特集 オサマ・ビン・ラディン強襲作戦の裏側、七つの新事実



世界はどんどん進展しているのに日本は平和なことに連休です。連休中は少し軽めのニュースもお送りしましょう。第一弾はオサマ・ビン・ラディン強襲作戦の裏側です。

7 New Details About the Osama Bin Laden Raid


Yesterday at 10:01 PM


西側世界で最も嫌悪されたテロリストがパキスタン・アボターバード強襲作戦で殺害されて五年たったが、新事実が浮かび上がってきた。ツィッターによるリークからオサマ・ビン・ラディンの五番目の妻の予想外の行動まで強襲作戦の七つの驚くべき超現実的な裏側を紹介する。

1. シチュエーションルームの食事はコストコのサンドイッチだった

大勢に食料が必要な時はまとめ買いが一番だ。 (Photo: Pete Souza, White House)

作戦の実況を見ようとシチュエーションルームに上級指導層が集まると、ホワイトハウスは画面を見ながら食べれるメニューとしてコストコのサンドイッチが最適と判断した。海軍SEALチームのロブ・オニールもオサマ・ビン・ラディンの遺体横でサンドイッチを食べたと伝えられる。

2. ツイッターが強襲作戦を最初にリークしていた


ソハイブ・アタールはアボターバード在住のIT専門家でヘリコプターのホバリング音を聞きつけ、ツィッターに書き記すことにした。まさかもっとも悪名高いテロリストの殺害を狙った強襲作戦を実況で伝えていたとはつゆ知らなかった。

3. オサマ・ビン・ラディンのポルノ収集はテロ集団のお約束通り

強襲作戦を詳しく伝えたニューヨーカー誌によればオサマ・ビン・ラディンが集めていたようなポルノはテロ集団強襲作戦でよく見つかるという。特殊作戦部隊の将校によれば「みんな持ってますよ。ソマリア、イラク、アフガニスタンどこでも同じです」と述べている。

4. 極秘ヘリコプターは最初はハンマーで破壊された

強襲作戦で墜落したヘリコプターの尾部 Screenshot: YouTube/CBS News

作戦中に墜落したヘリコプターでは予行演習時と現地の温度差も一因と言われる。温度差により揚力喪失が早まり、ローターが乱気流を生み墜落した。パイロットは巧妙に制御して機体を墜落させてから極秘部分の破壊を始めた。最終的にテルミット他焼夷弾で破壊する予定だったが、まず機内にあらかじめ搭載してあったハンマーが使われた。

5. ビン・ラディンの妻の一人は汚い言葉を終始口走っていた

ニューヨーカー記事にある証言によればオサマ・ビン・ラディンの妻がSEAL隊員を攻撃しようとしていたという。ビン・ラディンがこの妻の背後に隠れると別の妻アマル・アルファタが米軍兵士を狙う動きに出た。この女性は一撃で倒されたが絶命せず、残り生存者とともに中庭に集められたがアルファタは大声でヘリコプターを焼き撤収を始めるアメリカ人を侮辱していた。

6. 大統領はSEAL軍用犬に作戦終了後に面会したがシークレットサービスが予防措置を講じた

強襲作戦に参加した軍用犬カイロはシェパードの一種ベルジアン・マリノワ (Photo by Tech. Sgt. Jeff Walston)

バラク・オバマ大統領はフォートキャンベル(ケンタッキー)でSEAL隊員他関係者と会見したが、SEAL軍用犬だけはシークレットサービスの要請で隣室に閉じ込められていた。大統領は軍用犬にも会いたいと伝え会見したが犬には口輪を付けられていた。

7. だれも巻尺を持参せずSEAL隊員が遺体脇に寝そべりビン・ラディンの身長を測定した


殺害したのが本当にオサマ・ビン・ラディンなのか確認する決め手は身長だった。ビン・ラディンの身長は6フィート4インチから6フィート5インチだったが現場でだれも巻き尺をもっておらず、結局ひとりのSEAL隊員が遺体脇に横になった。その隊員が身長6フィートとも6フィート4インチと報道は一定ではないが遺体がビン・ラディンの身長に符号すると判断された。最終的にはDNA判定で遺体は本人のものと判定されている。■


コメント

このブログの人気の投稿

フィリピンのFA-50がF-22を「撃墜」した最近の米比演習での真実はこうだ......

  Wikimedia Commons フィリピン空軍のかわいい軽戦闘機FA-50が米空軍の獰猛なF-22を演習で仕留めたとの報道が出ていますが、真相は....The Nationa lnterest記事からのご紹介です。 フ ィリピン空軍(PAF)は、7月に行われた空戦演習で、FA-50軽攻撃機の1機が、アメリカの制空権チャンピオンF-22ラプターを想定外のキルに成功したと発表した。この発表は、FA-50のガンカメラが捉えた画像とともに発表されたもので、パイロットが赤外線誘導(ヒートシーキング)ミサイルでステルス機をロックオンした際、フィリピンの戦闘機の照準にラプターが映っていた。  「この事件は、軍事史に重大な展開をもたらした。フィリピンの主力戦闘機は、ルソン島上空でコープ・サンダー演習の一環として行われた模擬空戦で、第5世代戦闘機に勝利した」とPAFの声明には書かれている。  しかし、この快挙は確かにフィリピン空軍にとって祝福に値するが、画像をよく見ると、3800万ドルの練習機から攻撃機になった航空機が、なぜ3億5000万ドル以上のラプターに勝つことができたのか、多くの価値あるヒントが得られる。  そして、ここでネタバレがある: この種の演習ではよくあることだが、F-22は片翼を後ろ手に縛って飛んでいるように見える。  フィリピンとアメリカの戦闘機の模擬交戦は、7月2日から21日にかけてフィリピンで行われた一連の二国間戦闘機訓練と専門家交流であるコープ・サンダー23-2で行われた。米空軍は、F-16とF-22を中心とする15機の航空機と500人以上の航空兵を派遣し、地上攻撃型のFA-50、A-29、AS-211を運用する同数のフィリピン空軍要員とともに訓練に参加した。  しかし、約3週間にわたって何十機もの航空機が何十回もの出撃をしたにもかかわらず、この訓練で世界の注目を集めたのは、空軍のパイロットが無線で「フォックス2!右旋回でラプターを1機撃墜!」と伝え得てきたときだった。 戦闘訓練はフェアな戦いではない コープサンダー23-2のような戦闘演習は、それを報道するメディアによってしばしば誤解される(誤解は報道機関の偏った姿勢に起因することもある)。たとえば、航空機同士の交戦は、あたかも2機のジェット機が単に空中で無差別級ケージマッチを行ったかのように、脈絡な

主張:台湾の軍事力、防衛体制、情報収集能力にはこれだけの欠陥がある。近代化が遅れている台湾軍が共同運営能力を獲得するまで危険な状態が続く。

iStock illustration 台 湾の防衛力強化は、米国にとり急務だ。台湾軍の訓練教官として台湾に配備した人員を、現状の 30 人から 4 倍の 100 人から 200 人にする計画が伝えられている。 議会は 12 月に 2023 年国防権限法を可決し、台湾の兵器調達のために、 5 年間で 100 億ドルの融資と助成を予算化した。 さらに、下院中国特別委員会の委員長であるマイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)は最近、中国の侵略を抑止するため「台湾を徹底的に武装させる」と宣言している。マクマスター前国家安全保障顧問は、台湾への武器供与の加速を推進している。ワシントンでは、台湾の自衛を支援することが急務であることが明らかである。 台湾軍の近代化は大幅に遅れている こうした約束にもかかわらず、台湾は近代的な戦闘力への転換を図るため必要な軍事改革に難色を示したままである。外部からの支援が効果的であるためには、プロ意識、敗北主義、中国のナショナリズムという 3 つの無形でどこにでもある問題に取り組まなければならない。 サミュエル・ P ・ハンチントンは著書『兵士と国家』で、軍のプロフェッショナリズムの定義として、専門性、責任、企業性という 3 つを挙げている。責任感は、 " 暴力の管理はするが、暴力行為そのものはしない " という「特異な技能」と関連する。 台湾の軍事的プロフェッショナリズムを専門知識と技能で低評価になる。例えば、国防部は武器調達の前にシステム分析と運用要件を要求しているが、そのプロセスは決定後の場当たり的なチェックマークにすぎない。その結果、参謀本部は実務の本質を理解し、技術を習得することができない。 国防部には、政策と訓練カリキュラムの更新が切実に必要だ。蔡英文総統の国防大臣数名が、時代遅れの銃剣突撃訓練の復活を提唱した。この技術は 200 年前のフランスで生まれたもので、スタンドオフ精密弾の時代には、効果はごくわずかでしかないだろう。一方、台湾が新たに入手した武器の多くは武器庫や倉庫に保管されたままで、兵士の訓練用具がほとんどない。 かろうじて徴兵期間を 4 カ月から 1 年に延長することは、適切と思われるが、同省は、兵士に直立歩行訓練を義務付けるというわけのわからない計画を立てている。直立歩行は 18 世紀にプロ