2016年5月31日火曜日

北朝鮮の核兵器ミサイル開発を支えるのは鉱山強制労働だ---歪んだ社会構造



北朝鮮の正式国名はDPRK 朝鮮人民民主共和国ですが、3つのウソD P R があるといわれますね。労働者の天国のはずが60年以上続く地獄だというのは人類史上類まれな虚偽ではないでしょうか。核兵器、ミサイルの開発を止めるには同国の社会構造そのものにメスを入れない限り無理だということですか。当然、同国の支配階級は既得権益を守りますからこれに手を入れるのは外部から出ないと無理、つまり同国を解体しない限り無理ということでしょうか。そうなると論理的に結論はあきらかですね。

North Korean Nuke Program Built With Earnings From Slave Labor

New report documents forced labor in state-run mines that provides Kim regime with foreign cash
May 30, 2016 4:59 am

北朝鮮は「強制労働・奴隷労働」で調達した資金を核兵器・ミサイル開発など重要事業に投入していると同国の労働事情を研究した報告書が指摘している。
  1. 報告書題名は「収容所企業」Gulag, Inc.で北朝鮮の人権を考える委員会Committee for Human Rights in North Korea (HRNK)がワシントンDCのナショナルプレスクラブで発表し、金正恩率いる当局が北朝鮮国民に最低限の経済見返りしか与えず搾取している実態を伝えている。
  2. 「生まれた瞬間から人生が決まっている社会は想像できないだろう。何を食べ、どの学校へ行き、どこに移動してどこで働くか、全部指示される。どれだけ夢や才能、実力があっても関係ない」と報告書は述べている。
  3. 「社会身分の最下層に生まれた場合は成分songbunと呼ばれる差別の下で残酷危険きわまりない国営鉱山の闇の中に暮らし、かつ短い一生を送ることになる。これが金三代にわたる統治のもと変わることのない北朝鮮の実態だ」
  4. 報告書をまとめたのは脱北者Kim Kwang-Jinで秘密非合法の国際財務活動に携わっていた人物で現在はHRNKの研究員だ。
  5. 強制労働が北朝鮮の鉱山開発を支え、石炭、銅他の採掘で「外貨稼ぎ」をしている。北朝鮮の輸出で鉱物は大きな比重を占めているが、一次産品価格が下落しても変わりはない。2013年には鉱物輸出が全輸出の半分を占めた。鉱物資源の買い手は中国が最大だ。
  6. 「2013年には中国が北朝鮮鉱物輸出の97%を買い上げている。石炭、鉄鉱石の対中国輸出は16.8億ドルで北朝鮮の全輸出の44%相当だった」鉱物資源はすべて国営企業が管理している。
  7. 北朝鮮社会は三つの階層で構成される。基本階級、複雑階級、敵対階級だ。下層の二階級は「北朝鮮で難易度が一番高く人気のない職業に強制的につくよう求められる。鉱山と農業が該当する」 最底辺が敵対階級で就業する職種は出生時の両親あるいは祖父母の職業で事前決定される。
  8. また政治収容所が鉱山とつながっていると報告書が紹介している。
  9. 「下級階層は分断され差別され権力の座に近づけず党、政府、軍に入れない。極めて不利な条件に置かれており、その労働は不当に利用されて同国の地下資源の開発、輸出に利用されている」「鉱物資源開発分野の暗い現実から不法な投獄、強制労働、人権侵害が見えてくる」
  10. 鉱山が生む歳入が「権力基盤を強固に」している。つまり強制労働が国家権益を支えている。
  11. 「北朝鮮が輸出する地下資源を採掘しているのが強制労働や人権無視だ」「鉱物資源が国家優先政策の裏付けとなり、金正恩やエリート層の豊かな暮らし、核兵器ミサイル開発、先軍政策、社会秩序の維持を支えている」
  12. 3月の国連安全保障理事会決議で北朝鮮の輸出は打撃を受け、石炭、鉄鉱石、金他の鉱物資源は例外除き輸出を禁じられている。この決議は1月に核実験を同国が強行したことで可決された。ただし対中国輸出は続いていると報告書は指摘する。
  13. 「安保理第2270号決議は前例のないほど実効性ある決議と見られているが、北朝鮮地下資源の対中国輸出を大きく減らす効果は生まれていない。『生活必需品』の名目で中国に資源が流れている」
  14. 「北朝鮮からの鉱物資源輸出を直ちに強く抑制する必要がある。単に制裁強化で核開発を遅らせるのではなく各地の鉱山で強制労働につく多数の北朝鮮国民の人権保護が求められる」
  15. 報告書をまとめたKwang-Jinとともに発表の席上に現れたのはデイビッド・アッシャー(前国務省)、ウィリアム・ニューコム(経済学者)、ロバータ・コーヘン(ブルッキングス研究所、人権人道問題専門家)だ。
  16. このうちアッシャーはブッシュ政権で国務省北朝鮮作業班の東アジア太平洋問題の諮問役を務めた経験から北朝鮮からの脅威を減らすためには同国内の強制労働を中止させる必要があると指摘した。
  17. 「奴隷あるいは農奴同様の扱いを受ける労働人口が北朝鮮の財政を支え、大量破壊兵器開発を支える中心になっているのは間違いない」
  18. 「北朝鮮が強制収容所で運営されている実態は世界経済全体や文明社会の安定を損なうものだ。同国が自らの国民を家畜同様に搾取していることが核兵器開発能力につながりミサイルとともに拡散する効果を生んでいる」■
Morgan Chalfant   Email Morgan | Full Bio | RSS
Morgan Chalfant is a reporter at the Washington Free Beacon. Prior to joining the Free Beacon, Morgan worked as a staff writer at Red Alert Politics. She also served as the year-long Collegiate Network fellow on the editorial page at USA TODAY from 2013-14. Morgan graduated from Boston College in 2013 with a B.A. in English and Mathematics. Her Twitter handle is @mchalfant16.


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