スキップしてメイン コンテンツに移動

★世界五大海軍国のリストで日本は五位



日本の海軍力の位置づけは国民の間でも理解されていないのではないでしょうか。その意味では「目立たない」内に世界有数の戦力を整備している事実はもっと知ってもらいたいところですね。さらにロシア、英国がかなり悲惨な状況なのでひょっとすると日本がランクアップして世界第三位になる可能性もあると思いませんか。

Which Countries Operate the 5 Most Powerful Navies in the World

KYLE MIZOKAMI
1:41 AM

古今東西問わず海岸線を有する国が海軍部隊を整備している。規模こそ違え、世界各地で任務の基本も軍事力を隣国やその先に投射することで共通している。

海軍部隊の平時任務も数千年不変だ。領土を守り、通商路を維持し、国威を発揮し敵の侵略を思いとどまらせる。有事には海軍力を投射して敵が同じことをできなくする。このため敵海軍を攻撃し、揚陸作戦を実施し、戦略地点を海上、陸上で占拠する。

世界各国の海軍部隊では新しい任務や課題も生まれている。戦略核抑止力、弾道ミサイルの対抗手段、宇宙空間、人道援助災害救難が加わっている。このことを念頭に現時点での世界五大海軍を順に見ていこう。

米国
  1. 米海軍がリストの最初に来ることに驚く向きはないだろう。米海軍の艦艇数は世界最大だ。またミッションの多様性、行動海域の広さでも匹敵する国はない。

  1. 米海軍に比する活動範囲は他のどの海軍も展開していない。太平洋、大西洋、インド洋、地中海、ペルシア湾、アフリカの角のすべてだ。米海軍はまた日本、ヨーロッパ、ペルシア湾に艦船を配置している。
  2. 米海軍の戦闘艦艇は288隻で、常時その三分の一が各地に展開中だ。航空母艦10隻、巡洋艦22隻、駆逐艦62隻、フリゲート艦17隻、潜水艦72隻である。さらに航空機の3,700機は世界第二位の規模だ。人員は現役323千名に予備役109千名で人員数でも世界最大だ。
  3. 米海軍の特徴はなんといっても空母10隻で、世界各国の空母の合計を上回る。隻数だけでなく大きさもずば抜けている。ニミッツ級空母一隻が運用する航空機は72機と米国外で最大の空母の搭載機数の二倍になっている。他国の空母航空隊が戦闘機中心になのに対し米海軍空母航空隊はバランスの取れた編成になっており、航空優勢確保、攻撃、偵察、対潜戦、人道援助災害救難の各種ミッションをこなす。
  4. 揚陸作戦艦船31隻は世界最大の規模を誇り、陸上部隊を運び、敵地に上陸させる。このうちタラワ級ワスプ級の強襲揚陸艦はヘリコプターを搭載し兵員を送り出すミニ空母構造となっており、AV-8Bハリヤー攻撃機を搭載しているがまもなくF-35Bを戦闘爆撃機として運用する。
  5. 原子力攻撃潜水艦54隻はロサンジェルス級、シーウルフ級、ヴァージニア級の混成で、さらに戦略抑止力部隊をオハイオ級弾道ミサイル潜水艦14隻で構成し、合計336発のトライデントミサイルを搭載している。オハイオ級の四隻で核ミサイルを撤去し、かわりにトマホーク陸上攻撃ミサイル154発を搭載している。
  6. さらに弾道ミサイル防衛任務があり、宇宙活動や人道援助災害救難も行う。2013年10月時点で29隻の巡洋艦・駆逐艦が弾道ミサイル迎撃能力を有し、一部はヨーロッパと日本へ前方配備中。また米軍活動を支援するため宇宙監視を続けており、敵性国家の衛星を追跡している。空母は病院船USNSマーシー、USNSコンフォートとあわせ災害救援任務をインドネシア、ハイチ、日本、フィリピンで展開している。


中国
  1. 人民解放軍海軍(PLAN)はこの25年で大きく変わった。中国経済の驚異的な成長で国防予算は1989年の10倍にまで拡大し、海軍も近代化が進んだ。かつての旧型駆逐艦と高速魚雷艇の編成の沿岸海軍から海洋海軍へと変身した。
  2. PLANは空母一隻、揚陸輸送艦三隻、駆逐艦25隻、フリゲート艦42隻、原子力攻撃潜水艦8隻、およそ50隻の通常型攻撃潜水艦を運用中。人員数は133千名でここに2個旅団各6、000名の海兵隊を含む。
  3. PLAN航空部隊(PLANAF)は固定翼機とヘリコプターを空母に派遣し、ヘリコプターはその他水上艦に展開しているほか沿岸部の基地で戦闘機、攻撃機、哨戒機を運用する。PLANAFの機材は合計650機でJ-15艦載戦闘機、J-10多任務戦闘機、Y-8洋上哨戒機、Z-9対潜哨戒機を保有する。
  4. 中国初の空母遼寧には注目が必要だ。2012年に就航したがもともとソ連海軍用に建造され、冷戦終結後、未完成のままだった船体はウクライナ国内の造船所にあった。PLAが名目上の企業を通じて購入し、中国までえい航し、ほぼ10年をかけ整備した。遼寧は空母運用に習熟するための練習艦の性格が強い。
  1. PLANは揚陸作戦能力の近代化を続けており、071型ドック型揚陸艦を就役させた。071型一隻で500名から800名の海兵隊員を搭載し、ホーバークラフト舟艇(米LCACと同様)やZ-8中型輸送ヘリで上陸させる。また全通型飛行甲板を有する強襲揚陸艦も建造計画中と伝えられ、完成すれば米ワスプ級と肩を並べる艦容になる。071型6隻と新型強襲揚陸艦6隻を整備するといわれる。
  2. 潜水艦60隻では各型が混ざり合っている。中核は商級原子力攻撃潜水艦三隻と元級9隻、宋級14隻ならびに改良型キロ級10隻(ロシアより購入)だ。弾道ミサイル潜水艦部隊では晋級が三隻就航しており、四番艦さらに五番艦が建造中だ。南シナ海を水中核抑止力部隊の聖域として使うのが中国の狙いと思われる。
  3. さらに拡大と経験を得ようとしている。少なくとも空母二隻建造の計画があり、最終的に空母は五隻になる可能性がある。空母以外に国際海賊対策としてアフリカの角まで艦船を派遣中で遠洋運用の経験を積んでいる。これまで派遣は17次に及んでおり、各艦持ち回り派遣で長距離での艦運用技能を磨いている。

ロシア
  1. リスト三番目がロシアだ。ソ連から艦艇多数を冷戦集結後に引き継いだロシア海軍の中核は老朽化する艦艇だが、艦の改良が徐々に効果を上げている。ロシア海軍は国威発揚の効果を各地で発揮している。
  2. ロシア海軍の艦艇数は79隻で、うち空母一隻、巡洋艦5隻、駆逐艦13隻さらに潜水艦52隻である。少数の攻撃潜水艦、巡航ミサイル潜水艦を除くと実質的に現有艦艇すべてが冷戦時代に建造された艦である。長年にわたる予算不足でロシア海軍は慢性的に即応体制が満足に維持できていない。大型艦では空母アドミラル・クズネツォフや太平洋艦隊旗艦ワリャーグがタグボートを同行して長距離航海に出ているのがたびたび目撃されている。老朽艦のうち何隻が実用に耐えるの不明であり、戦闘力を十分に有する艦数も不明だ。
  3. ロシアはソ連から揚陸作戦能力も引き継いでいる。中心のアリゲーター級ロプチャ級の揚陸艦20隻余りは1960年代から建造されており、今日では陳腐化している。そこでミストラル級強襲揚陸艦2隻をフランスから購入し不足を補おうとしたが、クリミヤ介入で実現が困難になった。

  1. ソ連同様にロシア海軍でも中心は潜水艦部隊である。ロシアはリスト上では原子力攻撃潜水艦15隻、通常型攻撃潜水艦16隻、巡航ミサイル潜水艦6隻、弾道ミサイル潜水艦9隻を運用している。ただし一部は長期修理中であり、ほとんど全数が冷戦時の旧型艦でもあり何隻が作戦可能なのか不明だ。弾道ミサイル潜水艦9隻がロシアで貴重な第二次核攻撃任務にあたっており、おそらく艦隊では最高度の作戦態勢を維持しているのだろう。
  2. ロシアは海軍部隊の大幅拡充の案を持つが、大部分は案のままになっている。空母も最低あと一隻、新型名称不明の誘導ミサイル駆逐艦数隻、ボーレイII級弾道ミサイル潜水艦数隻、ヤーセンII原子力攻撃潜水艦、改キロ級、ラーダ級通常型攻撃潜水艦の取得を想定している。潜水艦は建造中だが、空母や駆逐艦の予算確保ができず、構想のままだ。

英国
  1. リストには載るものの英海軍は歴史的な退潮段階にある。英海軍も英軍の例にもれず装備人員を削減されてきた。インヴィンシブル級空母二隻と艦隊航空部隊のシーハリヤーの退役で英海軍戦力は大幅に縮小されている。それでも核兵力と次世代空母の建造案があることで四位となった。
  2. 上位五カ国中で英海軍の規模は最小で、人員は33,400名が現役、予備役2,600名に過ぎない。艦艇は大型強襲揚陸艦3隻、フリゲートおよび駆逐艦19隻、原子力攻撃潜水艦7隻、原子力弾道ミサイル潜水艦4隻で構成。航空部隊は149機で大部分がヘリコプターだ。
  3. 水上部隊の中核はタイプ45誘導ミサイル駆逐艦ダーリング級の6隻で高性能サンプソンレーダーを搭載し、米海軍イージスシステムのSPY-1Dとほぼ同等の性能がある。48発のアスター対空ミサイルも搭載して弾道ミサイル含む広範な対応可が可能だ。
  4. 英海軍潜水艦部隊は十数隻に縮小している。原子力攻撃潜水艦7隻はHMSアステュート級に更改され、陸上攻撃用トマホークミサイルとスピアフィッシュ魚雷が導入されれば世界有数の潜水艦となる。ヴァンガード級弾道ミサイル潜水艦四隻が英国の核抑止力となっており、各艦(潜水時排水量15,900トン)はトライデントD弾道ミサイル16発を搭載する。
  1. 英海軍に間もなく大幅な戦力拡充の機会が訪れるのは、新型空母二隻HMSクイーン・エリザベス、HMSプリンスオブウェールズの建造だ。各満載排水量7万トンで英海軍の歴史上最大の艦となる。F-35Bを36機とヘリコプタ0数機を各艦で運用する。

日本
  1. リスト五番目は異例の存在だ。なぜなら正確に言うと海軍ではないからだ。海上自衛隊(MSDF)は軍事組織ではなく、隊員は公務員であり兵員ではない。目立たないうちに日本は世界有数の高度に発達し訓練を受けた人員で構成した海軍兵力を整備した。
  2. 海上自衛隊は艦船114隻、人員45,800名規模だ。中心は駆逐艦部隊でシーレーン防衛で日本の物資輸送を守ることは第二次大戦から変わっていない。駆逐艦合計46隻は英海軍、フランス海軍を合わせたより多く、近年は新任務に合拡充されている。2000年以降はイージス駆逐艦が北朝鮮弾道ミサイルに対する防御の役目を担っている。
  3. さらに「ヘリコプター駆逐艦」といわれる艦種を建造している。通常の駆逐艦の二倍の大きさがあり、外観(内部も)は空母に類似している。実はヘリコプター駆逐艦とはヘリコプターを発進させる空母そのものであり、将来はF-35Bの運用も可能かもしれない。
  1. 揚陸能力はまだ整備中だが拡大に向かっている。戦車揚陸艦三隻は9,000トンで300名を揚陸させるほかヘリコプターとホーバークラフトで車両も運ぶ。先のヘリコプター駆逐艦も新設の海兵隊機能を有する旅団から大隊単位で搬送し、アパッチヘリコプターで航空支援を行える。
  2. 潜水艦部隊は世界トップクラスだ。16隻ある中でそうりゅう級が最新で、空気非依存型推進方式を採用して通常型潜水艦としては異例に長く潜水できる。また日本の潜水艦部隊は新造艦が多いため平均艦齢が若く、平均18年から20年で退役しているが、隻数を22に増やしてPLANの戦力増強に対応するとの発表があった。

本稿はThe National Interestからの転載。本稿の筆者カイル・ミゾカミはサンフランシスコ在住でThe Diplomat、 Foreign Policy、 War is Boring、The Daily Beastへの寄稿の他、2009年からブログJapan Security Watchを共同運営している。



コメント

匿名 さんのコメント…
幸いなことに海自がその実力を示す機会に立たされることもなく、
急成長する仮想敵が日本海を挟んで存在し、また国内に強力な同盟国海軍が駐留しているので
自分たちが世界でどれ位の海軍力を保有しているのか実感する事が無いんですよねー…

ロシアの経済的苦境は続くでしょうし、英国も回復基調にあるとはいえEU離脱など問題に事欠きません
日本も苦境にあるのは同じですが、抑止力を維持するために引き続き軍備増強は避けられないと思います
5年後、10年後、アジアは米中日(+東南アジア諸国)の戦力がさらに集中した恐ろしくホットな地域になってそうですね(;・∀・)

このブログの人気の投稿

★★★米空軍次期戦闘機はもう戦闘機の形状となることはない---第六戦闘機の用語は駆逐

米空軍は次期戦闘機材の姿を未来から考えていますね。目的は航空優勢の確立であり、ドッグファイトは目的ではないと分析し、宇宙やサイバーも含めた多様なシステム構造の一貫として次期機材を捉えております。また、アジア太平洋での作戦をにらみ足の長い機体となると現在の戦闘機と相当形状が異なってくるとし、現状の姿の延長線上に次期機材を想定する勢力の生み出す結果と全く異なる結果を生み出そうとしています。改めて空軍の構成、運用がシステムで成り立っていることを痛感させられる内容です。 Air Force Prepares to Hash Out Future Fighter RequirementsBy: Valerie Insinna, August 28, 2016 (Photo Credit: Northrop Grumman)http://www.defensenews.com/articles/air-force-future-fighter-jet-penetrating-counter-air-next-generation-air-dominance
WASHINGTON — 一年をかけて将来の制空任務に必要な戦術や技術を検討した米空軍が次期戦闘機を実現する第一歩を踏もうとしている。2017年予定の代替策検討(AOA)に先立ち、空軍は予備作業を開始している。AOAはF-35に続く機体の要求条件、調達戦略に焦点をあてる。空軍は次期戦闘機をNGAD次世代航空優勢とかPCA侵攻制空用機材と呼んでいる。
だがアレクサス・グリンケウィッチ准将はAir Superiority 2030による戦力連携チーム(ECCT)を率い、NGADは従来の戦闘ジェット機と大きな違いが2つあると強調する。ひとつめが調達期間を比較的短くすることだ。
「2020年代末までに何らかの形が必要です」と准将はDefense News取材で発言している。「現実的な日程として2028年頃に中心的な技術分野で大幅な投資があれば侵攻制空性能で初期作戦能力が実現します
第二の相違点に関係するのがこのたびまとめられたAir Superiority 2030研究で将来の米空軍の航空優勢で決め手になるのは単一機種としての第六世代戦闘機のような機体ではなく、統合ネットワーク化された一連のシステムの集合だとする。この組み合わせの中に侵攻能…

★★★破損機材二機からF-15を再生したイスラエル空軍の実力に脱帽

すごい。やはり国家の存続がかかった緊張状態を毎日続けて70年になる国は違いますね。イスラエルを敵に回したくないものです。 Meet the Israel Air Force unit that frankensteined a totaled F-15F-15二機の使用可能部分をつなぎ合わせて一機再生してしまったイスラエル空軍 By: Barbara Opall-Rome, May 15, 2017 (Photo Credit: Photo by Heidi Levine) http://www.defensenews.com/articles/meet-the-israel-air-force-unit-that-frankensteined-a-totaled-f-15
TEL NOF AIR BASE, Israel – ボーイングやロッキード・マーティンなど米企業がさじをなげたことをイスラエル空軍第22補給処が普通にやりとげてしまった。 2011年の事故でボーイングが喪失扱いと断念したF-15Bアローヘッドが飛行再開している。来月で事故から6年になる。事故は離陸直後にペリカンを空気取り入れ口に吸ったことで大火災が発生した。乗員2名は緊急着陸に成功したが、機体後部は完全に焼け落ち修理不可能と判定された。 その後三年余り、機齢35年の同機の処遇で議論が続いていた。機体の前方部は無傷なのでコックピットとエイビオニクスは予備部品にすればよいという声が出た。そこに第22補給処が前方部分と20年間も「機体の墓場」に放置されたままの単座型F-15の後部と接合する提案をしてきた。 「その案が出たのでボーイングに実施可能か照会したが、答えは返ってきませんでした」と第22補給処の指揮官マキシム・オルガド中佐がDefense Newsに語っている。「再度同社に聞くと、冗談と思って真剣にしなかったと判明したのです」 第22補給処は事故機の前方部分と20年間も「機体の墓場」で放置されていた別の機体の後部を接合した。 Credit: Photo by Heidi Levine ボーイングは声明文で第22補給処との協力関係は40年続いており、イスラエル空軍F-15の即応体制維持の一助となっている「同部隊のプロ意識や能力の高さには敬意を払っており、教えられることもあり相互に恩恵が生まれている」と述べた。 第…

★★★イージスアショア導入でミサイル防衛体制強化を目指す日本

LEAH GARTON—MISSILE DEFENSE AGENCY

防衛大綱にまで記述している以上イージスアショアの導入は固いところです。が、文中に指摘あるように対外有償軍事援助=販売として許認可を持つのは米政府ですので、今後の米中関係など他の影響も考慮すべきでしょう。ただし、中国の反対意見は無視するとしても、中国が沖縄と同様に国内反対派に火をつけることのほうが怖い気がしますが。
Japan May Acquire Aegis Ashore To Defend Itself From North Korean Missiles日本がイージスアショア導入を検討中。北朝鮮ミサイル防衛を目指す。The system is especially well suited for Japan's strategic needs, but China would not be pleased with seeing it setup on Japanese shores.日本の戦略的ニーズにぴったりだが、導入されれば中国がたまっていないだろう。BY TYLER ROGOWAYMAY 5, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/10012/japan-may-acquire-aegis-ashore-to-defend-itself-from-north-korean-missiles
日本がイージスアショアミサイル防衛装備の導入で北朝鮮弾道ミサイル脅威に効果的対応が可能になるか検討を急いでいる。 THAAD導入も検討したがイージスアショアの有効距離が大きいことで日本の地理条件に合い戦略上の狙いにも合致すると判断した。またイージスアショアが日本のミサイル防衛能力装備の水上艦と相互運用性がありセンサー、発射装置、迎撃体、運用方法を共通化できることも好条件だ。 価格も問題だ。ジャパンタイムズは「THAAD一個部隊は1,250億円で全土防衛に6隊が必要だ。イージスアショアは800億円程度で二個編成で同じ面積をカバーできる」と伝えている。イージスアショアはPAC-3ペイトリオット部隊と陸上配備ミサイル防衛の二重構成とし、短距離、中距離弾道ミサイルが大気圏再突入後に迎撃する。 イージスアショアはルーマニアのデヴェセルに導入済みだ。AP 日本の地理条件…