Zumwalt Destroyer Leaves Bath Iron Works for Builder’s Trials
By: Sam LaGrone
March 21, 2016 12:36 PM
Destroyer Zumwalt (DDG-1000) is underway on Dec. 7, 2015. US Navy Photo
誘導ミサイル駆逐艦ズムワルト (DDG-1000) は3月21日に建造元による最終海上公試に出港し、来月の米海軍向け引き渡しに備える。海軍報道官がUSNI Newsに伝えてきた。
- 同艦はジェネラルダイナミクスのバスアイアンワークス(BIW)造船所(メイン州)を離れ、ケネベック川を下り大西洋に向かった。
- 「DDG-1000は本日メインを出発し、建造元海上公試で中核システムや技術内容の実証を行う。主なものに高性能誘導モーター (AIM)、統合推進方式 (IPS)、操艦補助システム等がある」と報道官発出の声明文は説明。
- 「各システムの試験以外に海軍と業者が合同で行う引き渡し時公試前の各種確認作業、乗員の習熟、正式認証に向けた乗員訓練があり、本年10月15日の就役に向け重要な一歩となる」同艦は昨年12月に初出航し短期間の海上公試を行っている。
- 海軍には4月に引き渡され、カリフォーニアへの回航に先立ち船体機械電気各システム (HM&E) を完成させる。西海岸で戦闘装備とセンサー類を搭載する。
- ズムワルト級ではガスタービンエンジンとディーゼル発電機で複雑な艦内配電を行うのが特徴で予定より長時間かけて建造試験が行われ、引き渡しも遅れた。
- BIWは同級3隻を総額220億ドルで建造する。またアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の追加建造もあり、海軍はズムワルトの戦闘装備艤装をサンディエゴで実施することで造船所の作業スペースを確保するとUSNI Newsは見ている。■
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。