ISISとの闘いは今後も続き、手詰まりとなったISISがブリュッセルのような脆弱地点を狙ったテロ活動を展開するのは必至と思われます。これはイデオロギーの戦争なので仮に難民流入を阻止しても食い止めることはできないと思われます。日本が標的になった場合はもっと悲惨な結果が生まれるでしょうね。(ヒント 大量交通機関)とりあえずは指揮命令系統を司る幹部を一人ひとり排除するしかないのでしょうか。今回の作戦結果の浦には地道なISR活動があることを忘れてはいいけません。
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Momentum Shifts To US In Struggle Against Daesh: Carter
PENTAGON: 米国は同盟各国とともにダーエシュ戦で形勢を逆転し、モスルを巡る戦いに注力している。戦闘の行方は混とんとし長期戦になるかもしれないが、虚無思想にひたり殺人と強姦を繰り返す背教者集団ISILに反抗する側に勢いがついており、様相はこれまでと逆転している。
- というのが本日の記者会見で国防長官アシュ・カーターと統合参謀本部議長ジョー・ダンフォード大将の発言内容の骨子だ。
- では戦闘終結の見通しがついたのか。ちがう、とダンフォード大将は明確に否定した。
- 「敵の指揮統制機能を低下させし始めており、一定の効果は上がってきたが、まだまだやるべき仕事が多い。勢いはこちら側にある。今後数か月の展開で楽天的になれる理由は多いがまだISILの弱体化までいっておらず、戦闘が集結するとは断言できない」
- カーター長官からはもう少し詳しい状況変化の説明があった。
- 「ISIL幹部を組織的に抹殺している。米軍は今週だけでも数名の中核的なISILテロリストを殺害した。一人はハジ・イマム財務大臣で対外作戦にも関与していた幹部だ。今月に入り我々が捕捉に成功した最高幹部としては二番目で、ISILが戦争大臣と呼ぶ人物がしばらく前に死亡している」
- ただし会見場で記者がカーター発言を聞くとのはアルカイダ同様にダーエシュを無力にするべく幹部を殺害しているのだろうかと考えてしまった。AP記者がまさしくその点を尋ねている。
- カーター長官は単刀直入に答えた。「指導層は替えがきく。だが敵の指導層は相当長く在任している年長者で経験があるので、この層の排除は重要目標であり、成功すれば大きな成果があがる」とし、「しかし後任が来るので引き続きその所在をつきとめ組織の力を減らしていく。そのためこれは必要な仕事だといっておく。十分ではなくても重要だ」■
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