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検討が始まったエアフォースツー、緊急時国家指導部司令機の後継機種




A C-32 aircraft taxis at Yokota Air Base, Japan, in 2011.

日本では757が一機も導入されず知名度が低いのですが使い勝手がいい機材なのでしょうね。トランプも選挙運動中に専用機としていました。しかしさすがに老朽化が目立ってきたのでしょう。今から導入するのなら787が一番いいのでは。容積を考えれば777-Xですかね。エアバス機を採用することはあり得ないでしょう。日本政府は777を発注しており、さらにMRJを運用するそうですから、MRJがC-32に相当するのでしょうね。(航続距離が全く違いますが。)

Pentagon Wants to Get Started on New Air Force Two and Doomsday Planes 

ペンタゴンが新型エアフォースツー、緊急時用対応機材の後継機検討に入った


  •  BY MARCUS WEISGERBER

老朽化してきたC-32とE-4Bの後継機は同様の機材か、少なくとも同様の装備を搭載する機材になる

  1. トランプ大統領の批判が新型エアフォースワン購入計画に向けられたがペンタゴンがエアフォースツーとして供用中のボーイング旅客機4機の後継機選定を静かに始めることは許容されそうだ。
  2. トランプ政権初の予算要求案では6百万ドルが事業推進室立ち上げならびに初期検討に計上されており、米空軍のC-32A後継機の検討に入る。C-32はボーイング757を改修した機材で通常は副大統領はじめ主要閣僚・議会関係者を乗せ飛行している。
  3. 同機は大統領が滑走路の関係でVC-25A(747改修機でエアフォースワンのコールサインを用いる)が使えない場所に飛ぶ際にも使われている。
  4. 「C-32A後継機は現行のC-32AをVC-25A並びに次期エアフォースワン代替機として使う前提で現状の性能ギャップを埋める優秀な機材とする必要があります」と空軍は予算要求案で述べている。「C-32A後継機は航続距離、乗客数、国家指導層向け通信能力の面に加え執務環境面でも現状より優れている必要があります」
  5. ペンタゴンは新エアフォースツーを次期エアフォースワンならびに別に進めるE-4B通称「世界最後の日に飛ぶ機体」(大統領、国防長官が核戦争時に使用する飛行司令部)とも親和性を高めたいとする。国防長官はE-4Bを外遊時に使うことが多い。
  6. 同時にトランプ政権予算案では7.8百万ドルでE-4Bと海軍のE-6マーキュリー(これも核戦争時の指揮命令機能を果たす機材)の機能統合の検討を開始し、「統一仕様機材」を目指す。新型機は残存可能空中作戦センターSurvivable Airborne Operations Center機と呼れる。
  7. E-4は1980年から、E-6は1990年代初めから飛んでいる。空軍はまだ機種を指定していないが、「民間機派生型」と呼んでおり、既存機種を原型にする。C-32と一番近いのがボーイング767で空軍は同機を元に新型空中給油機の導入を進めようとしている。757よりわずかに全長が大きい767はワイドボディ機で搭載機器、乗客数が増える。
  8. C-32は整備面でも負担になってきた。2014年には当時の国務長官ジョン・ケリーの太平洋歴訪の最後にハワイで故障した。二か月後にもウィーンで故障している。二回とも長官は民間機での帰国を迫られた。国務長官専用機は2014年に4回故障している。
  9. ボーイングはC-32を空軍に1998年に全4機納入している。757最終号機は2005年4月に上海航空に引き渡され生産終了している。現在同型を運用するエアラインは少なくなり、部品入手が毎年困難になっている。米空軍は2016年3月にボーイングに319百万ドル契約を交付してC-32全機のとC-40(737の軍用仕様)の大修理を2023年までに完了するよう発注している。
  10. 空軍の運用する各機にはきれいな上部白、下部青の塗装以外に衛星通信他ハイテク機器が搭載されている。機内は隔壁で分けられ、前方から乗員の作業部署、長椅子と執務机を備えた小部屋が真ん中に、スタッフの作業部が続き、最後部にスタッフ乗員向けの椅子席が続く。快適とはいえ、贅沢さはなく、新型民間エアライナーの完全フラットシートやプライベート空間とは大きく異なる。■

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