この記事を紹介する理由があります。次の機会に掲載するE-4B後継機構想の記事を参照してください。地球温暖化の影響なのでしょうか、竜巻など異常気象の被害が世界各地で広がっているように思います。屋外に駐機していた機材が損傷を受けたようです。
Air Force Says Tornado Damaged 2 'Doomsday' 747s
竜巻で「終末の日」用747が2機損傷を受けたと米空軍が発表
- ネブラスカ州オバマを先週直撃した竜巻で「終末の日」用の747機材の二機が損傷を受けた。この機材は米国が軍事攻撃を受けた際の国家空中指令機となる機材だと米空軍が6月23日に発表。
- オファット空軍基地にE-4B四機が配備されているが、6月16日に同基地を竜巻が襲った。E-4Bは国防長官や国務長官の海外訪問用に使われるほか、重要な通信用機材にもなり、核ミサイルサイロ各所や原子力潜水艦部隊への連絡に緊急時に活用される。
- 当日はE-4B含め計10機が竜巻の損傷を受けたと空軍は発表しており、損傷を受けなかった残りの2機の747は国家空中作戦指揮作戦センターnational airborne operations centerとして供用可能だという。
- 同基地配備RC-135偵察機8機のうち7機で軽い損傷が見つかったという。うち6機は飛行可能状態に復帰している。
- 竜巻は早いスピードで同基地を襲ったと空軍広報官パット・ライダー大佐は説明している。「なるべく多くの機材をハンガーにいれたが、一部機材が損傷を受けた」
- ライダー大佐は常時待機中のE-4Bには損傷は無いと述べ、空軍は損傷したE-4Bを評価中とも伝えている。オファット基地では建屋一部と樹木でも被害が生まれている。■
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