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★レーザー兵器開発の最新動向:アパッチでヘリコプター搭載実験



The U.S. Military Just Attached a Laser Weapon to an Apache Gunship
ここまで小型化が進んできたのかということですが、肝心のヘリコプターレーザーポッドの効果は不明です。機内の発電機を使ったのか高性能蓄電池を使ったのかもわかりません。とはいえ、技術がここまで来ているということと将来の姿が見えてきたということでご紹介します。

The U.S. Military Just Attached a Laser Weapon to an Apache Gunship

アパッチガンシップにレーザー兵器搭載

Raytheon tests helicopter-borne laser pod

レイセオンがヘリコプター搭載レーザーポッドを実験

 June 26, 2017 Robert Beckhusen

  1. 米軍のレーザー兵器開発の中心は海上、陸上、固定翼機でレーザーで目標を焼くには相当の電力が必要となっているのが制約条件だ。
  2. だがヘリコプターでも作動できる。レイセオンが高エネルギ―レーザー兵器をAH-64アパッチヘリコプターガンシップに搭載し試験を行っている。
  3. レイセオンはレーザ―兵器システムとして初の「完全統合」型ができたと述べている。つまりレイセオンの複合スペクトラル目標捕捉システムのセンサーをヘリコプターから運用し「各種の飛行条件、高度、速度」で試したのだという。
  4. テストには米特殊作戦司令部(SOCOM)が加わり、ホワイトサンズミサイル試射場(ニューメキシコ)で行われた。目的は各種標的にレーザーでどこまで対応できるかの検分だった。同社とSOCOMはアパッチの機体振動、回転翼が生むダウンウオッシュで砂が混じる中でレーザーが機能するかをチェックした。
  5. レイセオンが公開した写真ではレーザーを収めた灰白色ポッドがアパッチ左側パイロンの下に見える。同装置は「一次二次目標すべてを達成」し「予想通りの作動をした」と同社は発表。
レーザーを搭載したAH-64アパッチ。ホワイトサンズミサイル試射場で。Raytheon photo

  1. 米陸軍のアパッチは1986年供用開始し、30mm機銃、70mmロケット砲、AGM-144ヘルファイヤ対戦車ミサイルと強力な武装を搭載する。
  2. ただしこの武装では過剰威力になる標的もある。敵司令部に電力供給する発電機だけを破壊したい場合、単価115千ドルのヘルファイヤミサイルよりレーザーが効率が良い。敵無線送信塔や軽車両の攻撃でも同様だ。
  3. 利点は単価にとどまらない。レーザー光線は光速かつ完璧に正確に数マイル先から発射できる。ただし、発射装置がヘリコプターの振動を克服できる前提だ。
  4. AH-64アパッチにレーザーを搭載し空中目標にも対処できる。2015年にボーイングから2キロワットレーザー兵器で無人機を焦がす構想が発表された。同社はアパッチに搭載する想定も出しているが、米空軍がイラン無人機をシリア上空でつぎつぎとF-15で排除している。
  5. とはいえ、実戦レベルのレーザーを搭載したアパッチはまだ先のことで、今回のホワイトサンズ事例は実験にすぎない。艦上搭載レーザーの効果をまず見ることになりそうだ。33キロワット出力のXN-1 LaWSが揚陸輸送艦USSポンスに搭載されている。これでも比較的小出力のレーザーで、艦船の発電機は相当の出力容量がありXN-1の二倍三倍程度の兵器を運用できる。
  6. 艦船と同様に航空機からレーザー発射した場合には大気によるレーザー劣化の問題があるが、ペンタゴンはレ―ザ―実用化に大規模な予算拠出をしている。
  7. 米空軍特殊作戦軍団は実験レーザー兵器をAC-130ガンシップに搭載する準備中だ。「AC-130機内に余裕があり高周波エネルギー兵器で地上の人間を殺害せずに妨害できる日が来ますよ」とAFSCOのブラドレー・ハイトホールド中将は述べている。■

コメント

  1. レーザーといってもモノによって出力が桁違いに違うし、消費電力もピンキリで一緒くたに考えてはいけない

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F-15J用に新型国産空対空ミサイルの導入に向かう防衛省

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