アグレッサーを民間企業が飛ばすというのがいいですね。クフィールはロシア製戦闘機をシミュレートするのでしょう。アルゼンチンが機体を受領しなかったのは支払い能力の問題だったのでしょうか。
クフィール(写真後方)を運用するATAC他民間請負企業にIAIがアルゼンチン向けに製造した12機-14機の販売を働きかけている。Source: Textron
Paris Air Show 2017: IAI looks to offload unsold Argentinean Kfirs to US 'Red Air' training companies
パリ航空ショー2017:IAIが売れ残りアルゼンチン向けクフィールを米国「レッドエア」民間訓練企業向け売却を狙う
20 June 2017
- イスラエル航空宇宙工業(IAI)がクフィール戦闘機の米国向け販売を狙っている。アルゼンチン向けだった機体を「レッドエア」訓練機材として民間請負企業に売りたいとIAI幹部が6月20日にパリ航空ショー会場でJane'sに語った。
- IAIのLAHAV事業部長ベンジャミン・コーヘンによると同社は民間企業二社とクフィール12機から14機の販売交渉中だという。機材はアルゼンチン向けに製造されたが成約していなかった。
- 「販売先として『アグレッサー』訓練機を飛ばしている会社がいいと見ている。ATACは同型機を運用中で、ドラケンインターナショナルも候補だ」とし、ディスカヴァリーエアには接触していないが、候補になると述べた。
- アルゼンチン向けのクフィール売却は2014年に発表され、Jane's取材陣がテルアヴィヴ生産施設を訪問した際にアルゼンチン国旗があるのを見てCEOのジョセフ・ワイスの公表につながったもの。その時点でIAIはアルゼンチンが顧客であるかに言及を避けたが、コーヘンは声明文で同国向け商談が最終段階にあることを認めた。
- クフィールはコロンビア、エクアドル、スリランカで供用中でIAIは同機の改修型を各国向けに2013年発表した。ブロック60仕様の機材では「ゼロタイム」機体構造、システム、センサー、兵装でいずれも性能が向上しており、単座複座双方がある。■
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