以下米空軍第944戦闘機隊のホームページ記事からの紹介です。航空自衛隊ということばも米空軍では親しみを持って発音されている様子がうかがえます。
Members from the 944th Operations Group Detachment 2 “Ninjas” and Japan Air Self-Defense Force, pose for a photo May 18 after the graduating JASDF F-35 pilot’s final flight here at Luke Air Force Base, Ariz. (U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Louis Vega Jr.)
JASDF pilots graduate Luke’s F-35 program
LUKE AIR FORCE BASE, Ariz. -- 5月20日、当基地で航空自衛隊パイロット二名が養成課程を修了し日本初のF-35パイロットとなった。
- 航空自衛隊、944戦闘機隊、ロッキード・マーティンが協力して今回の結果達成が実現した。
- 「チームとしてゼロからここまで細かく作り上げた。今回のパイロット2名が当地で学んだことを持ち帰り、日本での導入を効果的に進めるよう祈念する」と944FW司令官カート・ガレゴス大佐が祝辞を述べた。
- パイロット二名は日本初のF-35A部隊に配属され防衛能力の増強の一助となる。
- 養成課程は約7か月で詳しい座学の他、シミュレーター訓練でF-35の細部に詳しくなってから実機操縦に入り空対空戦、対地攻撃も経験した。
- 修了式は簡素に944作戦群第二分遣隊が執り行った。
- 「航空自衛隊初のF-35パイロットが課程修了したのは日本のF-35運用で大きな一歩だ。当第二分遣隊「ニンジャズ」にも同様に意義深い」と944FW Det.2指揮官ショーン・ホラハン中佐が述べている。「養成課程の立ち上げにはすべての面で集中し、座学、機体整備、飛行運用まですべてを網羅した。その結果、本日航空自衛隊パイロット2名が課程を修了し、人口126百万人の同国初の第五世代戦闘機操縦パイロットになった。誇りをもって両名を友と呼びたい」
- 課程修了は予定より二週間早まった。優秀な整備により教官パイロットが訓練を順調に進められたためだ。
- 944FWは今後三組の航空自衛隊F-35パイロットを養成する。海外軍事販売事業FMSではF-35整備員の養成もロッキード・マーティン協力により実施する。
- 「世界規模の戦略的意義を兼ね備えた事業に参画出来て名誉に思う。来年にも引き続き航空自衛隊パイロット養成をし、その後韓国の友人を迎える」(ホラハン中佐)
- ルーク基地には6個飛行隊144機のF-35が配備される予定でFMSによるパイロット養成を日本以外にイスラエル、韓国さらに共同開発国のオーストラリア、イタリア、ノルウェー、トルコ、オランダ、デンマーク、カナダ向けに行う。■
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