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US-2のインドネシア商談はどこまで進んでいるのか


インドネシアに限らずなかなか成約が見えてきませんが、焦る必要はないのでここは悔いのない交渉をおこなってもらいたいものです。しかし商取引の駆け引きが本質的に理解できない政府にどこまで交渉させておくのでしょうか。ましてや対象は日本が育んできた高度技術の塊ですからね。安売りにはしてもらいたくないものです。

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海上自衛隊 [CC BY 4.0], via Wikimedia Commons

 

MAST Asia 2017: ShinMaywa outlines options for industrial collaboration in Indonesia 

新明和工業がインドネシアUS-2商談で産業協力の可能性を示す

Ridzwan Rahmat, Tokyo - IHS Jane's Defence Weekly
13 June 2017

  1. 新明和工業はインドネシアがUS-2を採用すれば一部作業を現地産業界に分担させる用意があると述べる一方、イ現地での機体最終組立ての可能性は否定した。
  2. 幕張で開催された防衛技術展示会MAST Asia 2017会場でJane’s取材に答えた同社関係者がインドネシアの防衛装備調達方針に従い現地技術移転に応じる述べている。 
  3. ただし同関係者は最終的には日本政府の決定次第とし、成約をねらう同政府の動向に言及した。インドネシア国軍はUS-2をまず三機導入する検討中といわれる。
  4. 現地組立の選択肢があるが、主要部品をインドネシアへ搬送しての組立ては技術的・経済的に困難と同社関係者は指摘し、実施しても導入国の負担が増えるだけという。
  5. 可能性が高いのは完成機を搬送し、最終作業を現地で行うことと同関係者は指摘し、インドネシア国営航空機メーカーPTディルガンタラ・インドネシアを共同事業相手先候補にあげた。
  6. ただし同関係者は本案件は両国政府が引き続き協議中であり、US-2輸出がいつ実現するかは不明としている。■

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