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★発掘、ソ連のフランス攻略作戦案、核兵器多用で7日間で完了見込む




The National Interest


Russia's Cold War Plan to Crush France (In 7 Days)

Think nukes. Lots of nukes.

July 19, 2016

六週間でフランスを制圧したナチ・ドイツは軍事史上もっとも華々しい勝利のひとつとされた。
  1. ソ連が西側に1960年代初頭に開戦していたら、ソ連は電撃戦で一週間でフランスを制圧する計画だった。旧チェコスロヴァキアの軍事文書保管庫で発見されたワルシャワ条約軍1964年作戦案で判明した。
  2. 軍事力の裏付けがあったのかそれとも誇大妄想狂だったのか。神の存在を信じない制度の上に成り立つソ連の作戦案は奇跡を想定したものにほかならない。ソ連と東欧軍部隊はチェコスロヴァキアから攻勢を始めドイツ南部を通過し、ライン川を横断し、南部フランスへ進行する案だった。所要7日で完了する想定だった。
  3. ソ連案は野心的だ。チェコ第一軍第四軍で独仏国境を攻撃し、ソ連第八軍がその北方へ前進し、ハンガリー軍が南方を固める構想だった。落下傘部隊でネッカー川ライン川の主要通行地点を占拠し、ワルシャワ条約軍の戦車部隊・機械化歩兵部隊がチェコスロヴァキアからリヨン北東のブサンソンまで開戦後8日で700マイルを一気に突破する。さらにソ連軍はパリ北方へ前進し、英仏海峡の港湾を制圧するか、マルセイユなど地中海の港湾を占領する。
  4. チェコスロヴァキアからブサンソンまで赤軍は一日60マイル移動する必要がある。それまでの史上最速の移動はロンメルのアフリカ軍団の1942年6月事例で当時のドイツ機械化部隊は350マイルを10日で移動、つまり、一日35マイルだった。1940年の電撃戦でも同じロンメルの第七戦車師団は85マイルを移動するのに5日を要している。
  5. 障害は多かったはずだ。西側にはソ連軍は圧倒的な軍事力のイメージがあるが、モスクワはNATO軍への数的優位性は部分的にしか期待していなかった。ソ連軍、チェコ軍は数々の河川、丘陵、市街地が戦場として横断する必要があった。ワルシャワ条約軍は航空優勢を確立できず、1940年のドイツのような航空支援は実現しなかっただろう。
  6. ただしソ連にはロンメルの時代には存在しなかった兵器をあてにできた。赤軍の電撃作戦は核兵器を開戦初頭から投入することで突破口を創る構想だった。作戦案によれば「131発のミサイル、核爆弾が必要で、ミサイル96発、爆弾35個の内訳だ。まずミサイル29発、爆弾1個を投入する」とあった。
  7. この案は実行可能だったのだろうか。すべて予定通り機能すれば可能だっただろう。つまり米第七軍、ドイツ第二軍団、フランス第一軍がソ連の前進を食い止められければ、あるいは双方の核爆弾による地形変化や放射能でも前進が止まらなかった場合だ。.
  8. フランスが原子爆弾を初めて爆発させたのが1960年で、1964年にはフランス空軍は核爆弾を装備していた。ソ連報復を恐れてモスクワの原爆攻撃は思いとどまっただろう。だが、またもや国土を占領されるのかとの思いから「赤化より死ぬほうがまし」との短絡的反応になっていたかもしれない。
  9. どちらにせよ西欧は核攻撃で崩壊していたはずだ。

Michael Peck is a contributing writer for the National Interest. He can be found on Twitter and Facebook.


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