歴代の機材を見るとF11とA-4の長期使用も目立ちますね。いずれも小ぶりの機体で操縦性が高かったのでしょうね。F11はF-104のかわりに日本も導入していたかもしれない機体ですが。
Blue Angels trade-in old jets for Super Hornets
July 26, 2016
Editor
- 海軍航空システムズ本部が12.1百万ドル総額の契約をボーイングの防衛宇宙安全保障部門に交付し、機体をブルーエンジェルス仕様に改修する。
- ブルーエンジェルスは年間全米34箇所で70回以上の航空展示を行う。チームは超音速ジェット戦闘機を6機で構成し、4機と2機に分け、ダイヤモンド形の編隊飛行を4機で2機は観衆を喜ばせる特別飛行を行う。
- ブルーエンジェルスはF/A-18各型を30年間稼働させており、1946年のチーム誕生以来ここまで長期間使用した機種は他にない。
- ただしF/A-18のA、C、B、D各型の生産は終わっており、老朽化が進んでいる。機体から部品等の落下が展示飛行中に発生しているという。
- スーパーホーネットは旧型より機体が25パーセント大型化し、飛行距離は40パーセント増えている。単座型がF/A-18E、複座型がF/A-18Fだ。
- ブルーエンジェルスが使用してきた機材はグラマンF6F-5ヘルキャット(1946年6月-8月)、グラマンF8F-1ベアキャット(1946年-1949年)、グラマンF9F-2パンサー(1949-1951年)、F9F-5パンサー(1951-1955年)、グラマンF9F-8クーガー(1955-1957年)、グラマンF11タイガー(1957-1969年)、マクダネル・ダグラスF-4JファントムII(1969-1974年)、ダグラスA-4Fスカイホーク(1974-1986年)、そしてマクダネル・ダグラス(現ボーイング)F/A-18A/B/C/D(1986年-)である。
- 今回の契約でボーイングがF/A-18E/Fをブルーエンジェルスの展示飛行用に改装する作業では、機関銃、ミサイル発射装備を撤去し、燃料ポンプを追加して反転飛行を持続できるようにし、オイルポンプを尾部に追加しスモークを出せるようにし、操縦桿にバネを追加して編隊飛行、反転飛行の機体反応を引き上げる。
- 作業はエル・セグンド(カリフォーニア)とセントルイスで行い、2017年9月に完了する。詳細な情報はボーイング・ディフェンス、スペース&セキュリティwww.boeing.com/defense および海軍航空システムズ本部http://www.navair.navy.mil、ブルーエンジェルスwww.blueangels.navy.mil で得られる。■
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