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東京オリンピックまでにペイトリオット部隊の性能改修を実施へ



Exclusive:

Japan to upgrade Patriot batteries for Olympics as North Korean missile

threat grows: sources

TOKYO | BY TIM KELLY AND NOBUHIRO KUBO
防衛省でペイトリオット高性能改修-3(PAC-3)装備の傍に立つ自衛隊員。
December 7, 2012. REUTERS/ISSEI KATO/FILE PHOTO
  1. 日本がペイトリオットPAC-3ミサイル防衛装備を2020年東京オリンピックまでに改修し、有効距離拡大に加えて精度を上げ北朝鮮弾道ミサイルの高性能化に対応させるとわかった。
  2. 性能向上策でPAC-3ミサイルの射程は30キロと現行の二倍近くに伸び、改修は来年開始と関係筋が明かしている。
  3. 「性能改修型PAC-3はムスダンに対応するため必要」と別の筋は語り、北朝鮮の中距離弾道ミサイルを名指しした。
  4. 北朝鮮は今年六月にムスダンを二発試射し、一本目は失敗したが二発目は400キロ飛翔し、高度1,000キロと弾頭を装着した場合3,000キロ先まで到達できる能力を示した。
  5. 北朝鮮は実用化に一歩近づき、毎秒数キロの速度で飛翔すれば防衛の最後の砦PAC-3部隊が対応ができなくなる。
  6. 旧型PAC-2を保有する韓国は2018年までにPAC-3に更改すると韓国国防部関係者が述べている。在韓米軍も首都ソウルを防衛範囲に入れている現有PAC-3を改修する
  7. なお日本防衛省の報道官はPAC-3性能向上について「何も決まっていない」と述べた。
  8. 東京オリンピック開催でPAC-3改修は厳しい予算でも優先実施しやすくなったと関係筋は語っている。
  9. 約1,000億円を平成29年度予算概算で要求すると関係筋は述べている。予算提案は内閣承認を経て正式に予算化され、追加費用は後年に都度承認される。
  10. 日本はより高性能な最終段階地域防衛装備、THAADミサイル迎撃システムの導入を検討している。米韓両国が同装備の導入を今年決めているが、中国をいらだたせる結果が生まれている。中国は安全保障のバランスを崩す装備だと評している。
  11. だがペイトリオット改修は弾道ミサイル防衛能力を直接引き上げる効果があり、THAAD他の導入より優れている。
  12. 日本にはイージス装備駆逐艦部隊もあり、米国とスタンダードミサイル 3(SM-3)を開発中で弾道ミサイル弾頭を宇宙空間で撃破するのをめざす。ただし同ミサイル投入はまだ決定されていない。
  13. PAC-3の開発元はロッキード・マーティンレイセオン日本最大の防衛企業三菱重工業(MHI)で日本向け改修作業は来年4月からライセンス方式で始まる
  14. MHIは初年度に12隊、次年度も12隊、三年目に4隊の改修作業を実施すると消息筋が明かしている。東京防衛にあたる隊を優先し、訓練隊は改修の対象外とする。
  15. 「防衛省は本件をまだ公表していません。当社はコメントする立場にありません」とMHI広報は述べている。
  16. レイセオンもコメントを出さない中でロッキード広報から同社が「日本側との長い成功の実績の一部としてPAC-3ミサイル装備のライセンス生産をおこなってきた」と述べている。■


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