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A-10が高速道路で離着陸運用を訓練! エストニアで、1984年以来の実施




 Four A-10 tankbusters have landed on a highway (in Estonia): it’s the first time since 1984!

Jun 20 2016


A-10サンダーボルトIIがセイバーストライク演習Saber Strike 2016で冷戦時代同様に高速道路へ着陸した。

ミシガン州空軍部隊第127飛行隊の所属機4機が32年ぶりに高速道路への着陸訓練を行ったのは6月20日でエストニア国内でのこと。


セイバーストライク演習は在欧米陸軍が中心となり各国と共同運用能力を引き上げるのが狙いで計14か国が国際緊急作戦を想定して行っている。
A-10 land Estonia 2

第二次大戦終結後、冷戦を経て一部国で高速道路を航空機用に転用する構想が生まれ、滑走路を使わない運用を可能とした。各空軍基地の位置は判明ずみで戦闘初期に破壊を免れない。

1920年代から1930年代にかけ企画されたドイツのアウトバーンには滑走路に転用可能な部分があり、今日でも戦術ジェット機や軍用輸送機の運用が可能だ。A-29号線のアイホムAhlhorn-グローセンクネテンGroβenkneten間が例で冷戦時にNATOがソ連戦が勃発した場合に軍用機運用を想定して建設している。

当時のワルシャワ条約加盟国にも同様の高速道路滑走路があった。このうちポーランドには21か所あり、路肩を広げて駐機場に使う構想だった。

現在も一部が健在でシュチェチンStettin近郊にはドイツが設計したハイウェイがカリニングラードに伸びている。この部分はアドルフ・ヒトラーが1930年代に建設したものでまだ利用可能だが旧帝国高速道路網Reichsautobahnの他の部分はもはや使用に耐えない状態になっている。

高速道路への着陸は冷戦時に欧州の中央部、東部、北部では標準訓練の一部だったが、ワルシャワ条約の消滅で高速道路離着陸は見られなくなっていた。

しかしロシアの脅威が再び高まる中で、滑走路を使わない運用がフィンランド、スウェーデンが再開の傾向にあり、米A-10も今回訓練をした。同機はロシアに近い各国へ頻繁に展開している。■
Image credit: U.S. Air Force

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