Japan eyeing fresh order of AW101 helicopters
22 JUNE, 2016
BY: DOMINIC PERRY
LONDON
レオナルドヘリコプター(旧アグスタウェストランド)が海上自衛隊とアグスタウェストランドAW101の追加調達を交渉中だ。
- 日本は発注済み11機のうち7機をMCH-101の名称で掃海任務に投入している。また輸送型CH-101を三機発注し二機が稼働中だ。
- 重量15.6トンでターボメカRTM322エンジンを三基搭載する同機は日本では川崎重工業が現地生産している。
- 6月17日の報道発表でレオナルドの執行副社長で企業戦略、市場開拓、業務推進担当のジオヴァンニ・ソコダトは「成約一歩前まで」にきていると日本との商談について述べた。
- またステファノ・ボルトリ営業販売担当副社長は「追加購入は十数機規模になる」と述べている。
- 日本向けとは別にAW101は英国ヨーヴィルでイタリアとノルウェー向けに組み立てられている。二国の受注残はそれぞれ8機と14機だ。
- ボルトリによればその他国から受注に成功すれば生産継続につながる。
- ヨーヴィルにはもう一つの軍用ヘリAW159もあり、営業活動が待ったなしになっている。
- 同機は英軍ではワイルドキャットと呼ばれ、陸軍航空隊と英海軍が発注した60機の納入が2016年中に終わると受注残はわずか6機になる。韓国海軍の4機とフィリピン向け2機だ。
- ボルトリは受注と生産量の乖離は商談中の案件があるので警戒していないと一蹴。商談はアジアとヨーロッパにあるとし、ドイツがLunx 88の更新発注しそうだと指摘。■
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