2年間以上もハッキングされていると気づかないほど北朝鮮の手口は巧妙なのでしょうか。北朝鮮の標的が韓国だけとはとても思えず、我が国特にサイバー保安体制への支出を渋りがちな政府部門は警戒を強化し、点検をすべきではないでしょうか。いつも思うのですが、いいように攻撃だけ受けるのはいかがなものでしょうか。サイバー報復攻撃をそろそろ始動してもいいのではないでしょうか。
South Korea Charges That Pyongyang Hackers Stole F-15 Designs
U.S. F-15C Eagle jet fighter / AP
BY: Natalie Johnson
June 13, 2016 3:39 pm
北朝鮮が広範囲なサイバー攻撃を韓国企業に加え米戦闘機の技術情報を盗んだと韓国政府が13日発表した。
- 犯行は2014年から始まり、国防関連文書4万点が韓国企業二社から盗まれたとロイターが伝えている。ハッキング行為の発覚は今年2月だという。
- F-15戦闘機の設計図や無人スパイ機用の部品写真が大韓航空から盗まれた。同社は韓国空軍機の部品を製造し、F-15もそのひとつだとウォールストリートジャーナルは伝えている。
- 韓国国防筋によれば盗まれた書類に秘密文書はない。「今回の情報漏えいによる国家安全保障への影響は無視できる程度だ」
- 逆探知で判明したIPアドレスは平壌市内で、韓国で官民が使うソフトウェアを標的にしていた。
- これに対し北朝鮮当局はサイバー攻撃への関与を否定しているが、同国のハッキング能力は飛躍的に伸びている。
- 韓国の情報機関は北朝鮮がサイバー攻撃をエスカレートし韓国の安全保障関係者40名の電話を盗聴していたと3月に発表。これについても北朝鮮は「ねつ造」と一蹴している。.
- 米政府は2014年にソニーピクチャーズで発生した大規模情報流出を北朝鮮と関連付けた。この事件により同社は金正恩暗殺を描いたコメディ映画の上映を中止している。■
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。