2016年6月17日金曜日

南シナ海で米艦艇を追尾してくる中国の不気味な動きに注意が必要


中国海軍の動きは注視する必要があり、シーマンシップの「常識」が通用しない同海軍というか解放軍の実態は世界が等しく認識すべきです。国際法を遵守しないと公言するのなら実力で対応する事態に進むでしょう。米海軍は淡々とした態度ですが、いったん予想外の事態が発生しないとも限りません。照準レーダーの照射という事件もありました。日米が一線を超えないのをいいことにますます非常識な行動をPLANが撮れば大変な異なると認識させないといけませんね。

China shadows U.S. warships amid rising tensions in Asia

Kirk Spitzer, USA Today9:23 p.m. EDT June 15, 2016

XXX SPITZER 003.JPG JPN(Photo: Kirk Spitzer, USA TODAY)
ABOARD THE USS JOHN C. STENNIS — マラバール国際海軍演習が今週始まったが、招かれざる客が見つかった。中国海軍の艦艇だ。
  1. これは驚くべきことではない。人民解放軍海軍PLANの艦艇がこの海域で米海軍艦艇を追尾するのは日常になっている。
  2. 米海軍によればUSSジョン・C・ステニス空母打撃群が三月に南シナ海に入るや中国艦艇が追尾を始めた。原子力空母ステニスは六か月のアジア太平洋パトロール任務の終わりに近づいている。同打撃群には水上艦四隻とロサンジェルス級攻撃潜水艦一隻が加わっている。
  3. 「PLAN艦船は南シナ海各地に定期的に出現しています。中国艦は一日24時間毎日常に目視距離で航行しています」とマーカス・ヒッチコック海軍少将(ステニス打撃群司令官)は述べている。
  4. 先週は二回にわたりPLAN艦艇が日本領海に侵入または接続海域を航行しており、東シナ海の尖閣諸島もその中に含まれていた。米国のもっとも親密な同盟国日本は早速非難の声を上げた。
  5. 米、インド、日本の海軍艦艇が一週間にわたる合同演習をフィリピン海で15日開始し、演習海域は日本南端部からもさほど遠くない。
  6. 米海軍は今回の「マラバール」演習を「複雑かつハイエンドの模擬戦闘演習」とし、三か国の海軍共同作戦の実力を引き上げるのが目的と明らかにしている。
  7. マラバール演習は1992年に米印共同演習として始まり、近年は日本も加わっている。日本近海での演習実施は二回目でインドは米国や米同盟国との関係を強化している。
  8. インドは中国と長年にわたる陸上国境線を巡る対立にある一方でPLANがインド洋での活動を強化していることにも憂慮している。
  9. インドのナレンドラ・モディ首相は米上下両院で強固な印米協力関係により「平和を確実医師、繁栄と安定をアジアからアフリカに及ぶ地域にインド洋から太平洋にまたがり実現できる」と演説した。
  10. ヒッチコック少将は南シナ海の国際公海上でPLAN艦艇は一番近づいた時でUSSステニスの三から四マイルに接近したと述べている。
  11. またステニス打撃群にPLAN情報収集艦が先週からフィリピン海でついて回っているとも発言。15日には同艦はステニスから7ないし10マイルの地点を航行していた。マラバール演習は国際公海上で実施中だ。
  12. ステニス艦長グレゴリー・ホフマン大佐によれば中国艦船はきわめて統制さえrた形で終始行動しており、ステニス打撃群は妨害を受けるず運用できていると述べた。
  13. そのまま続けばいいのですがね、とジェフリー・ホーナン(笹川平和財団米国で東アジア安全保障問題の専門家)が述べている。
  14. 「PLANの動き方は米海軍の標準とは異なり、法順守を前提とする各国の動きとも異なるものです。でもそれが中国の基準なのです」(ホーナン)
  15. 中国は南シナ海ほぼ全域を自国領海と主張し、大規模浚渫埋め立て工事で七か所に人工島を建設し一部で軍用滑走路や港湾施設を構築した。
  16. 年間5兆ドル相当の貿易が同海域を行き来しており、米側は中国が人工島から空路海路を管制することを恐れている。中国はそのようなことはしないといっている。
  17. アシュトン・カーター国防長官は去る四月に南シナ海を航行中のステニスに乗艦し、中国の領有権主張および人工島建設に批判的コメントを発表した。
  18. 台湾他四か国も南シナ海で領海を主張している。ハーグの国際仲裁裁判所がまもなくフィリピン提示による中国領有権主張の法律的結論を出すと見られ、中国はすでに同仲裁裁判所には本件を判断する法的根拠はないので裁定内容は無視すると公言している。
  19. ステニス乗員全員は中国艦船に追尾されていることは承知しており、航空機発着艦士官のジェイムズ・ブリグデン大尉は「中国艦船が『陣形』を組んで航行しているのを見るのはいつものことで、プレゼンスを感じています」と述べ、「当方としては逐一動揺せず毎日の任務をこなすだけです」と述べている。■

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