今回はまだ電気ショック程度の警備用で遠隔操作ですが、AIとネットワーク技術を投入し重武装する段階に進む可能性もありますね。なんといっても中国では何でもありの世界ですからコピーだろうと使えればいいわけです。また「フランケンシュタイン」からはじまるロボットアレルギーもありませんから導入普及に何も障害はありません。あ、これは日本も同じですか。
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At Tech Fair, China Unveils Armed Robot
POSTED BY: BRYANT JORDAN APRIL 27, 2016
中国国防大学が制作した警備ロボットはテイザーまたは家畜突き棒を遠隔操作で使用する。監視警備用に投入可能。また警察への通報用にも使える。
シリコンヴァレー企業の地上パトロールロボット構想に中国がとびつき、二年後に次の段階へ進んだ。武装を施したのだ。
- K-5の名前でナイトスコープ社(カリフォーニア)が販売するロボットは円柱形の胴体に円錐状頭部がつきTVのドクターフーに登場したダレクに似ているが監視とデータ送信機能がついているだけだ。
- これに対し中国人民解放軍国防大学のアンボット Anbot はほぼ同じ胴体だがこちらの方がダレクに似ている。Popular Scienceがテイザーまたは伸縮式家畜突き棒を搭載すると報じており深せん市で開かれたハイテク展示会でデモがあったという。
- ナイトスコープ社もアンボットを見た。武装を除けば同社製品のコピーだと副社長ステイシー・ディーン・スティーブンスが憤慨している。
- 国防大学側によれば通常警備以外に暴動対策にも導入できる。いずれにせよデレク、いやアンボットは有人制御で武器を使用すると同大学は説明している。
- アンボットの写真動画が広まるとスターウォーズのR2D2からロボコップに登場したED-209に至る多様な映画テレビのロボット像と比較する動きが現れ、当然本家のダレクへの言及も目立った。ダレクは1963年に登場し宇宙全体で「駆除活動」を続けている。
- 全米で最も有名な内部告発者エドワード・スノウデンはモスクワからアンボットについて「これは破壊能力が高そうだ」とトゥイッターでコメントしている。■
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