これは冶金学の専門家の方にご意見を聞かないといけませんが、事実なら画期的な素材になりそうです。当面の応用が小型無人機というのは大規模な部材には応用できる見込みが今のところないという意味でしょうね。本当に実現すれば画期的な装備が生まれるでしょう。
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Air Force Wants Shape-Shifting Aerial, Underwater Drones
米空軍がコーネル大学に資金を提供し、形状変化する超小型無人機の実現につながる新素材の開発が進んでいる。
- 無人機はシリコンと金属の複合素材製の主翼がつき、液体金属として変形可能となるとまるで「ターミネーター2」の世界だ。
- 研究の中心は空中と海中で活躍するロボフィッシュだ。
- 「研究にはツノメドリを思い描きました」とコーネル大大学院生Ilse Van MeerbeekがLiveScience.comで語っている。「空中を飛行して翼をたたんで水中にもぐりますが、変形能力がないと翼がこわれてしまいます」
(Image courtesy Cornell University)
- 「空軍が興味を示しているのは、変形主翼が小型機に応用できると考えているからです。可動部品を使わなくてすむのは利点です。部品点数が少なければ故障が減るからです」
- 変形素材の研究でコーネル大が2月の高度素材研究学術誌に論文を発表している。研究チームによれば複合材の製造方法はシリコン泡沫を溶融金属に浸してから真空中に置いて金属成分が空気を抜いた泡沫の孔に吸収されることで可能だという。
- 研究スタッフは LiveScienceでこの素材の部品二つを組み合わせてから加熱すれば、金属部分が溶融し、部品は一体化するが機械強度はごくわずかの低下しか発生しないという。■
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