2016年4月19日火曜日

巡航ミサイルから指向性エネルギーで敵電子装備を破壊するCHAMP登場




Air Force Wants Cruise Missiles Capable of Beaming Directed Energy

POSTED BY: RICHARD SISK APRIL 13, 2016
(Photo courtesy Air Force Research Laboratory Directed Energy Directorate)
(Photo courtesy Air Force Research Laboratory Directed Energy Directorate)

米空軍は低空飛行中の巡航ミサイルから指向性エネルギービームを発射し敵防空網を突破する構想を検討中だ。対電子装備高性能ミサイルプロジェクトCounter-Electronics Advanced Missile Project, CHAMPの名称がついている。
  1. これまでも対電子装備兵器には海軍のEA-18Gグラウラーのように敵レーダーを妨害するものがあったが、CHAMPは敵レーダーを破壊する。空軍は12日にペンタゴン中庭で指向性エネルギー兵器構想の展示会を開き、その席上でこの構想を紹介している。
  2. カークランド空軍基地内(ニューメキシコ州)にある空軍研究所がボーイングAGM-86空中発射式巡航ミサイルを改造し高出力の高周波パルスの指向性エネルギービームをアンテナから発射し「敵の軍事電子装置や通信装置を使えなくする」ようにした。
  3. 「今のところはB-52でしか運用できません」とAGM-86を搭載するのが同爆撃機だけであるとニコラス・クォーターモント少佐(空軍研究所)が指摘するが、空軍はCHAMPを F/A-18やF-35共用打撃戦闘機でも運用できるように作業中だ。
  4. ボーイングはCHAMPの初期成功結果を2012年に公表ずみで、空軍は複数発射で複数目標に対抗できる制御可能な改良型を今年後半にテストする。
  5. ボーイングは2012年のテスト成功後に「CHAMPミサイルは事前プログラム通りの飛翔をし、高出力エネルギーのバーストを複数回放出し、効果的に目標のデータを破壊し、電子装置を使えなくしている」「CHAMPは一回のミッションで複数目標へ高周波数の攻撃を加えることができる」としている。
  6. また空軍はCHAMPの利点として「正確に目標を狙い、不必要な被害や生命への危険を回避できること」をあげている。■

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