North Korea puts midrange missile on standby, report says
Associated Press
Published: April 26, 2016
脱北者が金正恩の写真に着色水入り風船を投げつけている。ソウルでの抗議集会にて、4月26日撮影。LEE JIN-MAN/AP
SEOUL, South Korea — 北朝鮮が新型中距離ミサイルを即発射できる体制に置いているとの報道が26日出た。
- 報道は北朝鮮が潜水艦から弾道ミサイル発射に成功したと発表して二日後にあたり、米韓合同演習はまだ継続中だ。
- 韓国の聯合通信によれば北朝鮮が中距離ムスダンミサイルの発射体制に入っている証拠を軍がつかんだと氏名不詳の韓国政府関係者が述べている。
- これに対し韓国国防省は情報は把握していないと述べた。韓国政府関係者が北朝鮮の軍事装備の話題を回避することはよくある。軍事極秘情報がからんでいるためだ。
- 聯合通信によればムスダンミサイル二発が待機状態にあり、北朝鮮は北東部に配置し、今月初めに一発を発射したという。
- 韓米両国の関係者からは4月15日建国の父故金日成の誕生日に北朝鮮がミサイル一発を発射したが、この際のミサイルがムスダンだったか公式に確認されていない。米関係者によれば発射は失敗に終わったという。
- ムスダンの射程距離は3,500キロと米軍のアジア内各基地を標的にできる。
- 北朝鮮は米韓の毎年恒例の春季演習の際にこれまでも軍事テストを繰り返してきている。北朝鮮は米韓演習を侵攻作戦のリハーサルと受け止めている。今回の演習は今週末終了する。
- 韓国大統領は北朝鮮が第五回目の核実験を準備中と発言しており、核実験場で活動が盛んになっているとの報道も出ている。
- 五月早々に労働党大会があり、核実験はその前に実施されると見るアナリストは多い。これにより金正恩が権力基盤を強固にし、国内を威圧することができるためだ。■
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