Alaska Air Force Base To Get F-35s in 2020
WASHINGTON — アラスカ州のイールソンEielson空軍基地が太平洋方面でF-35共用打撃戦闘機を運用する初の拠点になると米空軍が本日明らかにした。
- 同基地にF-35Aの飛行隊2つが配備され、すでに展開済みのF-16飛行隊に加わると空軍は4月4日に発表。JSF受入れに向けた基地改良工事は2017年に始まり、機体配備は2020年からとなる。
- イールソンは米本土外の太平洋方面で初めてのF-35作戦基地となる。空軍は外国基地含め拠点候補を複数検討してきたが、最終的にイールソンに落ち着いた。
- 決定に大きく響いたのは同基地が共用太平洋アラスカ演習施設 Joint Pacific Alaska Range Complex (JPARC) (空域面積168,400平方キロ)に近いことだ。
- エルメンドーフ-リチャードソン共用基地 Joint Base Elmendorf-Richardson にはF-22が配備されており、F-35の飛行隊二個の追加で空軍の太平洋方面での第五世代戦闘機の陣容は倍増すると空軍参謀総長マーク・ウェルシュ大将も指摘している。
- 「第五世代機部隊を海軍・海兵隊の機材、同盟各国のF-35部隊に統合すれば前例のない残存力とともに威力を備えた戦力が厳しい条件の中でも戦闘空域の常用把握をしつつ実現する。太平洋方面の空軍力に画期的な時代がやってくる」とウェルシュは声明で述べている。■
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