どうやらISIL(ISIS)への戦いは連合軍側が今や主導権を握り、各方面で着実にIS側を追い詰めているようです。副長官の言うサイバー爆弾の中身は不明ですが、一時e爆弾と言われていた装備ではないでしょうか。相手側の通信、コンピュータ性能を麻痺させる電磁パルス発生装置なのか、それとも全く未知の装備なのか、時間がたてばその概要があきらかになるでしょうね。
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‘It Sucks To Be ISIL:’ US Deploys ‘Cyber Bombs,’ Says DepSecDef
BUCKLEY AFB: 国防副長官ボブ・ワークが本日報道陣にISILは「全方位から」相当の圧迫を米国から受けていると語り、テロ集団はこの半年で連合軍側との交戦にことごとく敗北していると明かした。明らかにサイバー空間も含まれているようだ。
- 「この時期にISIL側にいるのは最悪だ」と副長官は宇宙シンポジウムに向かう専用機内で報道陣に語った。「連中は相当プレッシャーにさらされている。この10か月で連中が占拠する地点を攻撃すると都度敗退させている。守勢に回っているんだ」
- 国家として動員可能な手段をすべて投入しており、ワークが「サイバー爆弾」と呼ぶ装備が初めて投入されているという。ワークはアシュ・カーター国防長官の手腕を高く評価しており、「きわめて革新的にわが方の能力をISILに使っている。例えばサイバー爆弾を投下している。これは前例がない。長官は初めてサイバー軍にISIL攻撃を命じた。航空作戦同様にサイバー作戦が必要だ。宇宙装備も全部使いたい」
- カーター長官は4月5日の国際戦略研究所での講演でサイバー兵器投入をほのめかしていた。「戦略司令部およびサイバー軍にも宇宙空間とサイバー空間それぞれで強みを生かしてISIL打倒への貢献を求めている」
- 同僚記者のマイク・グラス(Space News)が宇宙装備をどう利用しているのかワークに説明を求めたが副長官はこれに応じなかった。
- 記者は「サイバー爆弾」の情報を知りたく、長官に尋ねている。今後情報が明らかになればお伝えできるだろう。■
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