5 of the silliest means of propaganda used by North Korea
北朝鮮で見つけた馬鹿げたプロパガンダ材料5点
1950年6月25日、共産北朝鮮軍が韓国国境を越え侵攻してきた。戦火の惨状は筆舌に尽くしがたく結末も休戦のままだ。金日成は自国を世界から断絶し自身をカルト的に祭り上げた。国民は鉄拳制裁を恐れるあまり神のごとく尊敬しはじめた。
今日の金正恩は祖父の域には達していない。西側世界はこのWe Are The Mightyブログ含めこのおかしな独裁者と自身をカルトの域に祭り上げようとする有様をからかってきた。
今回は同国のプロパガンダ工作五例を見てみよう
5. 国営ニュース
米国発の政治ニュースと別だが朝鮮中央通信は信じられないフェイクニュースを平気で報道している。
「一角獣は存在し北朝鮮のものだ」とか「北朝鮮国内の飢餓は金がハンバーガーを発明して終焉した」などと報道すればジャーナリストの資質はどこかへ消えるだろう。
(Image via KCNA)
4. 独自の「歴史」と教科書
歴史は勝者が書くものだ。世界から隔絶されていれば誰も事実チェックを入れるものもなくどんなたわごとでも平気で書けるというものだ。
児童向け算数問題でも影響が現れている。例: 「祖国解放戦争で、勇敢なる朝鮮人民軍のおじさんたちは最初の交戦で米帝の野郎ども265名を殺しました。二回は70名多く殺しました。では二回目で殺した米兵は何名ですか。また、米帝の野郎どもは全部で何人殺されましたか」
3. 映画テレビ
国営ニュース報道だけが反米なのではない。映画産業全体が反西欧だったり日本の盗作一色に染まっている。1985年に北朝鮮は勧告映画監督を拉致しプルガサリの製作をさせた。これはゴジラの盗作で舞台は封建時代の朝鮮にしたものだった。興味あればYouTubeで同作品を鑑賞できる。一言でプルガサリは...ひどい。
子どもの洗脳も続いており、その真骨頂がばかげたアニメだ。ある作品では子どもにも米帝のオオカミ退治の手助けができるとし分度器とコンパスの使い方を教え、ミサイルをこちらに向けて発射できるとする。
2. ビデオゲーム
こどもたちも韓国同様にビデオゲームに夢中である。ただしタイトルは「ヤンキー狩り」である
「絶好大人気」のゲームだがプレイステーション初代のレベルでプレイヤーは狙撃手となり米兵を狙う。当地では今年のヒット作である。
好意的に考えれば北朝鮮ゲームでは米製ゲームのようにネット接続や追加料金さらに巧妙に盛り込まれた販売策など心配せずプレイに専念できるところがよい。(Image via Telegraph)
1. 芝居じみた写真
北朝鮮だって悪いことばかりじゃないといわんばかりの写真がある。
金正恩が国内視察先はいつも笑いに満ちていると国営メディアが伝える。たしかに本人と取り巻きは笑っているが、その他の人が本心から笑っているようには見えないのだが....
金正恩が一般国民からどう思われているかをこの写真以上に示すものはない。児童と看護師の表情に注目。 (Photo via AFP)
番外編 対米戦争に耐えられるとの自慢
1990年当時で世界第五位の軍事力を有するといわれたのがイラクだった。たしかに数の面、技量・経験でさらに資金面で圧倒しクウェートを侵攻した。だが米軍はイラク軍を4週間で撃破した。
北朝鮮も兵員数で圧倒すると自慢しているが、栄養不足で不健康、訓練設けず装備も貧弱なままだ。空軍機材、走行車両、砲も60年経過した旧式だ。北朝鮮軍から脱走兵が絶えないのは戦闘する意思がないことを意味している。
がんばってください。ずんぐりむっくりさん。(Image via Reddit)
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