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USSワスプが佐世保へ回航中、F-35B運用能力が注目される

ワスプは排水量41千トンといずもより大型艦ですが、全長はそんなにかわらないのですね。佐世保に来ればいずもの改装前に大いに参考になる点をつぶさに見られるのでしょうか。先代のワスプ級空母には日本は散々な目にあいましたが今度は一緒に抑止効果を狙うことになるとは歴史の皮肉というやつでしょうか。ボンノムリチャードはフランス人の名前なのでリシャ―ルと無理な表記をしていることが多いのですが、米人はリチャードと呼ぶはずですのでこう表記しました。

 

USS Wasp with stealthy F-35B makes stopover on way to Japan 

F-35運用可能なUSSワスプが日本へ回航中


US Navy 071004-N-1189B-012 U.S. Marine Corps MV-22 Ospreys, assigned to Marine Medium Tiltrotor Squadron (VMM) 263, Marine Aircraft Group 29, prepare for flight on the deck of the multipurpose amphibious assault ship USS Wasp (
By U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Zachary L. Borden [Public domain], via Wikimedia Commons
December 28, 2017
Updated December 28, 2017 2:03pm

襲揚陸艦USSワスプ(LHD-1)がパールハーバーに本日到着した。同艦は日本への回航の途中でF-35B艦載能力を有し、北朝鮮や中国が控える緊張の高い地区に配属される。
全長843フィート(257メートル)の同艦はUSSボンノムリチャードと交替し前方配備揚陸部隊旗艦として佐世保を母港とし西太平洋の守りにつく。
ステルスF-35Bは海兵隊仕様の共用打撃戦闘機で短距離発艦垂直着艦が可能だ。
「最先端の航空戦力が前方配備される意義は大きい」とワスプ艦長アンドリュー・スミス大佐がノーフォーク(ヴァージニア州)で昨年述べていた。「F-35Bと組み合わせ第七艦隊の精密打撃能力が増強される。ワスプはインドアジア太平洋地区の海上安全保障と安定に責任を果たす米国の努力の一助となる」
海軍によればワスプは「戦力増強した遠征打撃群」の中心となり、三隻で構成する揚陸即応部隊の戦力が増強されるという。
打撃群には揚陸輸送ドック型艦USSグリーンベイもあり、第31海兵遠征部隊の2,200名強が展開できる。
打撃群と海兵遠征部隊の組み合わせは「危機対応で最高の部隊となり西太平洋で対応できる。プレゼンスと抑止効果による安全の確保に加えてワスプESGはあらゆる種類の緊急事態に直ちに対応可能で人命救難災害援助活動もここに含む」と海軍は述べる。
今年1月に海兵隊第121戦闘攻撃飛行隊がF-35B飛行隊としてアリゾナ州ユマの海兵隊航空基地から岩国海兵隊航空基地へ移動していた。
F-35BライトニングIIはF/A-18ホーネット、AV-8Bハリヤー、EA-6Bプラウラーの後継機種として開発されている。海兵隊はF-35Bを「戦力増強手段」と見る。

「この機種にしかないステルス、先端レーダー・センサー技術、電子戦装備を搭載した最新鋭戦闘機であり、爆撃機であり全天候運用可能な支援機材のいずれにもなる」と言うのが海兵隊の見解だ。■

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