中東で北朝鮮に相当するのがイランと言う理解でいいのでしょうか。共通の敵を前に今までは考えられなかった組み合わせが実現しているようです。サウジアラビアは脅威に直面しなりふり構わずイスラエルと手を組むのでしょう。イデオロギーより現実の方が重要という例ですね。
Saudi Arabia is reportedly looking at buying Israel's anti-missile Iron Dome system
サウジアラビアがイスラエルからアイアンドーム対ミサイル装備導入を検討か
- サウジアラビアはイエメンのフーシ反乱勢力からミサイル攻撃数波を受けている
- アイアンドームは実績が最も優れたミサイル防衛装備の一つ
- サウジアラビアがイスラエル製装備を検討するのは両国にとってイラン対策を真剣な証拠だ
BERLIN – サウジアラビア政府がイスラエル製ミサイル防衛装備アイアンドームの調達でイエメンでイラン支援を受けるフーシ派の攻撃に対抗する案に前向きとスイス紙Basler Zeitungが報じている。
同紙によれば「リヤド在住のヨーロッパ武器販売業者」がサウジがイスラエル軍事装備数点の購入を検討中でアクティブ防護システム(APS)トロフィーも対象と述べている。同システムはラファエル高性能防衛システムとイスラエル航空宇宙工業のエルタグループが開発した。
Basler Zeitung紙はサウジ国防専門家がUAEのアブダビでイスラエル製軍事技術を検分したと伝えている。
サウジアラビア王国はイスラエルと国交がないが、スイス紙はサウジ-イスラエル間の情報関係協力が「さらに進んだ」と報じている。
中東問題の専門家によれば安全保障門で接近が進む両国が軍事面で協力関係を強化するのはイランの中東への影響への対処という共通目的があるためだという。
イランの代理を務めるフーシ勢力は弾道ミサイルを再氏首都、空港、さらに王の宮殿へ発射している。サウジアラビア、米国はともにイランがフーシにミサイル他軍事援助を提供し地域の安定を崩そうとしていると非難。
フーシによる12月のミサイル攻撃についてサウジ主導のイエメン展開連合軍報道官トルキ・アルマリキは「武装フーシによるこの侵略的かつ無謀な行動はイラン政府によるフーシ支援が引き続き行われている証拠だ。目的はサウジアラビア王国の安定をくずすことにある」
「イラン製弾道ミサイル兵器がテロリスト集団の手にわたっていることは地域のみならず国際間の安定にも脅威となり人口稠密都市を標的とするのは国際人道法にも違反する」(アルマリキ)
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