2025年6月16日月曜日

イスラエル、テヘランのイランのエナジー施設への攻撃を実行(更新)(TWZ)

 


イスラエル、テヘランのイランのエナジー施設を攻撃へ(更新)(TWZ)


ネタニヤフ首相は、テヘランの政権関連施設全部がイスラエル空軍(IAF)の攻撃対象リストに載っていると表明した


スラエルは「ライジング・ライオン」作戦の新段階に6月14日入った。作戦はイランの核能力と長距離兵器能力の破壊を目的としているが、現在はイランのエナジーインフラへ攻撃対象を拡大している。この攻撃は、イスラエル当局がイランが弾道ミサイルでイスラエルの都市部を攻撃した場合にそうすると警告し実施された。ミサイル攻撃後、ネタニヤフ首相はイスラエル戦闘機がテヘランに直接アクセス可能であり、IAFのリストにある政権目標を攻撃できると警告した。


イランのエナジーインフラへの攻撃

 イスラエル国防軍(IDF)の高官は本誌に対し、イスラエル空軍がイラン南部のブシェール地域にあるサウス・パルスガス田を攻撃したと述べた。これは、イランの公式通信社ファルス通信が、同施設のフェーズ14がイスラエルのドローンによって攻撃されたと報じた主張を裏付けるものだ。

 「このフェーズ攻撃の結果、一部が火災を起こし、消防車が現在消火活動を行っています」とファルス通信は報じた。「シオニスト政権の攻撃により、南パルス第14フェーズの精製施設とファジル・ジャムが炎上しましたが、迅速な対応で火は鎮火されました」。ソーシャルメディアに投稿された動画では、施設が炎に包まれている様子が確認された。

さらに、イスラエルがブシェール州南部のペルシャ湾沿岸にあるファジル・ジャム天然ガス精製施設とカンガンLNG港を攻撃したとの未確認報告もある。

 イスラエルがイラン電力網に電力を供給するブシェール原子力発電所を標的とした兆候はない。適切な設備があれば、同施設は爆弾用のプルトニウムを生産する可能性もある。以前報じたように、イスラエルはナタンズ地域のウラン濃縮施設を攻撃したが、その危険性は、稼働中の原子炉を標的とする場合と比べればはるかに低いと、エルサレム・ポストは指摘している。

 「稼働中の原子炉への攻撃は、破損の程度によっては数百キロメートル離れた民間人人口を脅かす放射性物質の漏洩を引き起こす可能性がある」と、同紙は説明していた。

 一部の噂では空爆が放射能漏れを引き起こした可能性が指摘されているが、国連の原子力監視機関のトップは金曜日に、ナタンズウラン濃縮施設周辺の放射線レベルは空爆後も変化がないと述べた。

 イランのエナジーインフラへの攻撃は、イスラエル当局がイランがイスラエルの都市部への攻撃を継続する場合、同様の措置を講じる旨警告した後に行われたもので、ウォールストリート・ジャーナルによると、イランはこれまでにイスラエルに対し200発以上のミサイルと200機以上のドローンを発射した。

 これらの攻撃は「オペレーション・ライジング・ライオン」への報復として行われ、テルアビブをはじめ各地の建物に被害を与えた。


イラン防空網は機能せず

 イスラエル空軍は、テヘラン市内および周辺地域の防空目標を夜間に攻撃し、イラン上空での作戦自由度を向上させたとしている。

 「活発な一日を経て、地対空目標を含む数百の目標を攻撃した後、作戦上および国家的に重要な一連の精密攻撃を実施し、イラン上空での航空優位性と作戦自由度を向上させました」とイスラエル空軍司令官のトム・バー少将は、攻撃後の状況評価で述べました。「戦争開始以来初めて、イスラエル領土から1,500キロメートル以上離れたテヘラン周辺で、IAFは防衛陣地を攻撃しました」。

 IAFは、地対空ミサイル(SAM)システムの一つに対する攻撃の映像と、敵の防空網(SEAD/DEAD)作戦によりイラン西部で空の通路を開いた様子を示すイラストを公開した。IAFによると、これらの攻撃で「レーダーと地対空ミサイル発射台数十カ所」が破壊された。

 フォックスニュースの首席特派員トレイ・イングストによると、イスラエル当局はイランが将来の攻撃に使える長距離弾道ミサイルを少なくとも2,000基保有していると推測している。


モサドがイラン国内で破壊活動を展開

 「イスラエル諜報機関は、イランが今後2年間で8,000基の弾道ミサイルを保有するとの予測を立てていた」とイングストはXで述べた。「これが作戦実施の決定要因の一つだった」。

 以前の報道で指摘したように、イスラエルのモサドは「ライジング・ライオン」作戦の開始時にイラン国内で大胆な地上作戦を実施したと報じられている。その要員は、重要な軍事目標——特に防空施設——に対し一方通行の攻撃用ドローンと滞空型対戦車弾薬を発射した。テヘラン近郊の防空施設も含まれ、地対空ミサイル発射台を破壊し、大規模な攻撃の道を開いた。

 その作戦について、イラン当局は、ドローンの一部を発射するために使用されたと主張するトラックを公開した。イラン内務省は、許可なしでのピックアップトラックや大型トラックの入国が禁止されると述べた。


イランが大規模反撃に失敗した過信と誤算

 イスラエルのイラン攻撃後、一方通行攻撃ドローンの残骸とみられるものが発見されたと報じられている。

 「ライジング・ライオン」作戦の発動後、イランの最高指導者は1,000発のミサイル攻撃で反撃する計画だったが、攻撃前のイランの油断と攻撃後の迷いが、実行を不可能にしたと報じられている。

 イスラム革命防衛隊(IRGC)はニューヨーク・タイムズに対し、当初の計画は「ミサイルの雨を撃ち込み、防空網を圧倒し、最大の損害を与える」ことだったと述べました。「しかし、イスラエルのミサイル基地への攻撃により、ミサイルを貯蔵庫から迅速に移動させ、発射台に配置することが不可能になった」と彼らは付け加えた。

 テヘラン指導部はイスラエルの攻撃を予期していたものの、イランの核開発を抑制する協議の結論が出る前には起こらないと考えていた。

 「当局者は、イスラエルの攻撃当夜、高級軍事指揮官たちは安全な避難所ではなく自宅で致命的な判断を下したと述べた」と、同メディアは伝えた。「革命防衛隊の航空宇宙部隊司令官のアミール・アリ・ハジザデ将軍と幹部たちは、一か所に集まることを禁じる命令を無視し、テヘランの軍事基地で緊急戦時会議を開き、イスラエルの攻撃で基地が攻撃され死亡した」。

 金曜日の夜までに、「政府は、その日早朝に開始されたイスラエルの軍事作戦による被害の規模をようやく把握し始めた。この作戦はイラン全土の少なくとも15カ所、イスファハン、タブリーズ、イラム、ロレスタン、ボロジェルド、コム、アラク、ウルミア、ガスレ・シリン、ケルマンシャー、ハマダン、シラーズなどを含む地域を攻撃した」と、4人のイラン当局者が同誌に語った。

 「イスラエルはイランの防衛能力の大部分を破壊し、レーダーと防空システムを破壊し、弾道ミサイル貯蔵庫へのアクセスを遮断し、軍事指揮系統の主要な人物を抹殺した」とタイムズは説明した。「さらに、ナタンズにある主要な核濃縮施設の地上部分が深刻な損傷を受けた」。


米軍の関与

 イランの報復ミサイルとドローン攻撃に対し、イスラエルを防衛するために米軍資産が使用されたことを、米当局者とイスラエル国防軍の高官が本誌に認めた。

 「米国がイスラエルを標的としたミサイル迎撃を支援していることを確認できる」と、米当局者は述べた。「米海軍のイージス艦と[終末高高度防衛システム]THAAD部隊、および一部の米軍機が、イランのミサイルと無人機を可能な限り迎撃するミサイル防衛作戦に参加した」と、イスラエル国防軍の高官は述べた。

 米当局者は木曜日に本誌に対し、米海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦「トーマス・ハドナー」が地中海を東進し、イスラエル方面へ向かっていると述べた。追加の報告では、必要に応じて同地域への前線展開のため、同型駆逐艦のもう1隻も再配置されると伝えられた。両艦は空とミサイルの防衛を目的として設計されている。

 米当局者とIDF当局者の発言は、米国資産と要員がイスラエルのイランに対する防衛を支援するために使用されているという以前のメディア報道を裏付けている。

 土曜日の朝、ウォールストリート・ジャーナルは、イランがイスラエルに対し200発の弾道ミサイルと200機のドローンを発射したと報じ、さらに「米軍は空、陸、海で活動し、イスラエルに向け発射されたイランのミサイルを撃墜している…」と伝えた。

 「報復攻撃が始まる前に、米軍の戦闘機、海軍の駆逐艦、地上配備の対空防衛システムが、攻撃を阻止するため配置されていた」とジャーナルは付け加えた。

 さらに、米陸軍のペイトリオット地対空ミサイルシステムと終末高高度領域防衛(THAAD)ミサイル防衛システムも、イランの弾道ミサイルを撃墜するのに協力したと、フォックス・ニュースが報じた。

 「国防総省は、米国が迎撃した弾頭の数を確定するため、戦場評価を待っている」と米当局者はジャーナルに述べた。「テルアビブ周辺で複数の夜間の着弾が報告され、3人の死亡と財産被害が発生した」

 これは、米国がイランに対するイスラエルの防衛のため資産と人員を投入した初めての事例ではない。

 2024年4月のイランによるイスラエル攻撃の際、米軍のF-15Eストライクイーグルもイランのドローンを撃墜するのを支援した。一方、アーレイ・バーク級駆逐艦は、過去1年ほどでイランの攻撃からイスラエルを防衛するために米軍が使用した資産の一つで、THAADやパトリオットも含まれる。米陸軍がTHAADシステムを実戦使用したのは昨年12月が初めてで、イラン支援のイエメンのフーシ派がイスラエルに向けて発射した中距離弾道ミサイルを阻止するためだった。


イラン指導部が国外逃亡か

 イスラエルの攻撃が続く中、イランの指導部が国外逃亡を図っているとの主張がネタニヤフ首相から出てきた。

 「イランの指導部が荷物をまとめ始めている兆候がある。彼らは何が起こるか知っている…もし我々が行動を起こさなければ、イランはテロ支援勢力に核兵器を提供していた」と彼は述べた。

 これについては確認できないが、フライトトラッカーは本日、テヘランからイランのボーイング747が離陸した不審な事例を報告している。これは、空域と防空網の制圧を目的とした空爆作戦を展開中であることを考慮すれば、非常にリスクの高い行動と映る。同機の行方は不明だが、この747は武器の輸送や他の危険な政府業務に従事することで知られている。


更新、東部時間午後5時05分:

イランはイスラエルに対して新たな弾道ミサイル攻撃を仕掛け、同国北部のハイファ周辺を標的とした。イスラエル国防軍(IDF)はミサイルの迎撃作業を進めているが、相当数のミサイルが地上に到達したとのことだ。


 ハイファの石油精製施設が攻撃を受けたとの報告があり、これはイランが標的リストを拡大し、イスラエルの石油・天然ガスインフラを標的とするとの脅威と一致する。

 イスラエルも、テヘラン周辺を含むイランに対して新たな攻撃を行った。報道によると、イランのミサイルが飛来している最中に、イスラエル軍は作戦を実行していた。

 イスラエルは、イランが支援するイエメンのフーシ派武装勢力に対しても新たな攻撃を行い、軍事参謀長ムハンマド・アル・ガマリが標的だったと報じられている。

 イスラエルメディアは、ドナルド・トランプ米大統領が、テヘランの核兵器取得を阻止するために必要であれば、イランのフォルド核濃縮施設を米軍で攻撃することを検討すると、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相に伝えたと報じている。フォルドは地下深くに埋設された目標であり、イスラエルが保有する通常兵器では攻撃が非常に困難となる。


最新情報:午後 6 時 30 分(東部時間

イスラエルは、F-35I が本日 2 時間にわたってテヘラン上空に滞在し、複数目標を攻撃したと発表した。イスラエル空軍はイラン東部の目標を含む、イラン全土の空域の支配権獲得に向けて明らかに動き出しており、戦術上の可能性が大幅に拡大する可能性がある。この状況が開始された際にも指摘したように、IAFが空を制圧すれば、イランが空の主権を取り戻すことは極めて困難になる。したがって、イスラエルが空から容易に破壊できるため、イランの核やミサイルプログラムの再構築はほぼ不可能となる。要するに、このアクセスは一時的なものではなく、意図的なものだ。

 WSJによると、イスラエルはイランの最高指導部、ハメネイを含む人物が攻撃対象から除外されていないと述べている。


更新:東部時間午後8時50分(日本時間15日午前9時50分)

イスラエルに新たな弾道ミサイルの弾幕が着弾しました。これらの弾幕には、より高速で大型のケーブル式TBMが混じっているようだ。これらのミサイルは、特に飽和攻撃になると迎撃が困難となる。


Israel Escalates To Attacking Iranian Energy Targets After Ballistic Missiles Hit Tel Aviv (Updated)

Netanyahu is now also stating that every regime target in Tehran is on the IAF's hit list.

Howard Altman

Updated Jun 14, 2025 9:02 PM EDT

https://www.twz.com/air/israel-escalates-to-attacking-iranian-energy-targets-after-ballistic-missiles-hit-tel-aviv

ハワード・アルトマン

シニア・スタッフライター

ハワードは『ザ・ウォー・ゾーン』のシニア・スタッフライターであり、以前は『ミリタリー・タイムズ』のシニア・マネージング・エディターを務めた。以前は『タンパ・ベイ・タイムズ』で軍事問題を担当するシニア・ライターとして活動。ハワードの作品はヤフー・ニュース、リアルクリア・ディフェンス、エアフォース・タイムズなど多数のメディアに掲載されている。




イスラエルのイラン核プログラム破壊作戦が新たな段階へ(TWZ)

イスラエルによるイラン空爆の規模と激しさが、危機が深刻化する中で次第に明らかになってきた

Israeli officials are warning that the strikes that began to be launched against Iran overnight are just the start phase of a wider operation.

IDF


スラエルは、イランの核プログラムの無力化を目的とした「ライジング・ライオン」作戦を継続中だ。イスラエル軍は、派遣された要員が操作するドローンやミサイル、空対地ミサイルをイラン国内で使用した模様だ。イランも約100機のドローンからなる報復攻撃を少なくとも1回実施した。

著者注:この投稿の更新を終了している。最新の情報を当サイトの新しい投稿でご確認ください。

「ライジング・ライオン」作戦が昨夜開始されて以来、イスラエルはイラン国内の核施設やミサイル基地を含む100を超える主要な標的を攻撃し、テヘランが「戦争宣言」と称する中で、高級軍事指揮官や科学者を殺害した。

 イスラエル国防軍(IDF)は、夜間に攻撃した主要な核関連目標の一つに関する追加情報を提供した。ナタンズ地区にあるウラン濃縮施設で、地表から130フィート以上埋設され、鋼鉄とコンクリートで覆われた要塞化された施設だ。イスラエル空軍(IAF)の戦闘機が攻撃した。

 IDFによると:「これはイラン最大のウラン濃縮施設で、長年核兵器開発能力の獲得を目指して運営され、軍事級ウラン濃縮に必要なインフラを保有しています。攻撃の一環で、施設の地下部分が損傷を受けました。この区域には、遠心分離機、電気室、追加の支援インフラを備えた多階層の濃縮施設が含まれています。さらに、施設の継続的な運営とイラン政権の核兵器取得に向けた継続的な努力を可能にする重要なインフラが標的とされました。私たちは、イラン政権が核兵器を取得することを阻止するため、引き続き行動を継続します。」

 IDFが発表した動画には、商業用トラックに偽装されたと見られるイランの地対地弾道ミサイルの破壊の様子が映っている:タブリーズでのイスラエルの空爆の後の様子を映した動画。イランの弾道ミサイル施設を標的としたと報じられている。二次爆発の規模は、弾道ミサイルの貯蔵または製造に関連する固体燃料の存在を示唆する可能性がある:タブリーズで撮影されたと報じられている以下の動画は、イスラエルのヘロン無人機が都市上空を飛行する様子を映している:

 標的とされた人物に関する詳細が次第に明らかになってきた。

 イスラエル国防軍(IDF)は、イスラム革命防衛隊(IRGC)航空宇宙部隊の複数の高級将校を排除したと発表した。報道によると、イスラエル空軍(IAF)の戦闘機は夜間にIRGC空軍の本部を地下施設を攻撃し、同部隊の司令官アミール・アリ・ハジザデフ含む高級将校を殺害した。その中にはドローン担当のタヘル・プールと防空担当のダウード・シャイヒアンも含まれていた。

 イラン国営メディアは、革命防衛隊の司令官であるホセイン・サラーミ将軍、陸軍参謀総長のマホメド・バゲリ少将、カターム・アル・アンビア統合部隊司令部の司令官であるゴルアマリ・ラシド少将、および6人の核科学者(2011年から2013年までイラン原子力機関の長を務めたフェレイドゥン・アッバシを含む)の死亡を確認した。さらにゴルアマリ・ラシド、および2011年から2013年までイラン原子力機関長を務めたフェレイドゥン・アッバシ含む6人の核科学者の死亡を確認した。

 一方、イスラエルは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が「イランのイスラエルの存続を脅かす脅威を後退させるプロセス」が「多くの日数を要する」と述べた主張を実行に移している模様だ。

 イスラエル空軍(IAF)は、イランに対する作戦が継続中であり、防御的な作戦への移行を含む措置を講じ、イランが「ライジング・ライオン作戦」への報復としてイスラエルに向けて発射したドローンを撃墜していると発表した。

 IAFは、F-16戦闘機がドローンを撃墜するため離陸する映像を公開した。報道によると、少なくとも100機のドローンがイスラエルに向け発射されたとされている。イスラエル国防軍(IDF)は「状況は制御下にある」と表明しているが、ドローンがすべて撃墜されたわけではない。

 IAFのツイートには、イランのドローンを迎撃するため離陸するF-16戦闘機2機の映像が掲載されている:

 イラン国内の地上映像は、イスラエルが攻撃作戦を継続していることを示している。IDFの作戦には、イランの防空システムを無力化・破壊する努力が含まれており、これによりIAFはイラン空域内および周辺でより自由に活動できるようになる。

 未確認の動画少なくとも1本が、IAFの航空機が「イランの空域で自由に活動している」様子を映しており、そのうち1機のF-16が707型「レエム」給油機から燃料を補給する場面も含まれているが、この主張の真偽は確認できない。

 IDFは、JDAM(Joint Direct Attack Munition)精密誘導爆弾と、地上発射型精密誘導砲弾を改良したRampageミサイルを含む多様な武器を装備した攻撃機の写真と動画を公開している。

 また、イスラエルの攻撃がイランの空軍力へ焦点を移している兆候もあり、イランからの報告では、ハマダン州のノジェ空軍基地と東アゼルバイジャン州のタブリーズ空軍基地を含む、少なくとも2つのイラン空軍(IRIAF)基地が攻撃を受けたとの情報がある。後者の基地を攻撃したとされる動画には、上空に煙の柱が立ち上る様子が映っている。

 IAF の空爆作戦の激しさを反映し、F-15 が作戦中に投棄したドロップタンクが複数回目撃されている。

 世界各国も、依然として流動的な状況に対応している。本日、ドナルド・トランプ米大統領は、この攻撃を「素晴らしい」と評価し、テヘランが核開発計画を撤回しない限り、さらに残忍な攻撃を行うと警告しました。これは、イスラエルによるイランへの攻撃は一方的なものであるという、ワシントンのこれまでの公式見解と矛盾している。

 「すでに多くの死者と大きな破壊が発生しているが、この虐殺を終わらせる時間はまだある。次の攻撃はさらに残忍なものになるだろう」とトランプ大統領はソーシャルメディアに投稿した。

 別の投稿では、トランプ大統領は、イランに合意を確保するための 60日間の期限が切れた翌日にイスラエルが攻撃を行ったことを示唆し、イランには「2度目のチャンス」があると曖昧にほのめかした。


更新、東部時間午前10時30分:

以下の動画は、イスラエルの主要国際空港であるベン・グリオン国際空港(ロド市近郊)の避難の様子を映したものと主張している。同空港は本日午前、イランの報復攻撃の可能性を懸念し、当面の間閉鎖された。本日公開のフライトデータによると、民間航空機はイラン、イラク、ヨルダンの空域から退避している。

A gap is seen in the airspace over Iran on the Flightradar24 app in this illustration photo taken in Warsaw, Poland on 13 June, 2025. (Photo by Jaap Arriens/NurPhoto via Getty Images)

2025年6月13日に撮影されたこのイラスト写真では、フライトレーダー24のアプリにイラン上空の空域に空白が確認されている。写真:Jaap Arriens/NurPhoto Jaap Arriens


別の動画も浮上し、イスラエルの商業用航空機がキプロスのラルナカ国際空港に駐機している様子が映っている。

 以下の動画は確認できませんが、イスラエル空軍(IAF)のC-130J輸送機2機がシリア南東部、イラク国境付近を非常に低空で飛行したとの主張がある。もしそうであれば、これらの輸送機は「ライジング・ライオン作戦」の最初の攻撃後、イランからイスラエルの特殊部隊を輸送した可能性がある。イスラエル報道によると、イスラエル安全保障筋は、攻撃にドローンとミサイルが使用され、イラン深部から派遣された要員によって発射されたと指摘している。

 イスラエル海軍はIAFと共に、イランから飛来するドローンの迎撃に活発に活動している。IDFが発表した映像は、イスラエル海軍のサール6級コルベットが紅海上でドローンを撃墜した様子を映していると言われている。サール6は、バラク-8地対空ミサイルとタミールミサイルを搭載したラファエルC-ドームシステムを装備しており、このような対空防衛任務に最適化されている。

 IRIAFはイスラエルの標的として重点的に攻撃を受けたようだが、少なくとも一部のイラン軍機が「ライジング・ライオン」発動後も離陸に成功した可能性を示す兆候がある。以下の動画では、イラン西部アフワズ上空を飛行するF-5Eまたは関連機種のサエゲ戦闘機が確認できる。背景に上昇する煙の柱は、イスラエルの空爆直後に緊急発進した可能性を示している。基地が攻撃を受けたため、脱出中だった可能性もある。

 イランの最も重要な地域代理組織であるヒズボラの、現在の紛争への対応は、少なくとも興味深いものと言える。ヒズボラの戦闘能力は、昨年秋にイスラエルの空爆で指導部が殺害されたことで、深刻な打撃を受けた。本日現在、イラン支援の民兵組織は、イラン・イスラエル紛争への関与を示す兆候を示していない。ヒズボラはイスラエルの攻撃を非難しつつも、空爆で報復しない方針を表明している。


更新、東部時間午前11時:

イスラエルの「ライジング・ライオン作戦」の初期段階に関する評価の詳細が明らかになってきた。

 匿名のイスラエル安全保障当局者はフォックスニュースに対し、IRGC空軍指導部を排除した空爆の成功は、その指導部を会議に集め、その場に留まらせるための策略に依存していたと述べた。

 「彼らについて理解するための具体的な活動を実行し、その情報を活用して彼らを特定の行動に誘導しました」と同安全保障当局者は述べました。「彼らが集まることはわかっていましたが、より重要なのは、彼らをその場に留める方法を知っていたことです」。

 また、イスラエルが最初の空爆実行の成功に驚いた兆候もある。これらの空爆は、特に短い期間で実施されたようだ。

 同じ当局者によると、15 分足らずでイラン全土の 20 以上の施設が攻撃の対象となった。その中には、IRGC空軍の指導部など、特定の個人を標的としたアパートや事務所も含まれていた。これらの空爆は、イランの核施設や防空施設を攻撃した空爆に追加されたものである。

 また、イスラエルの作戦における米国の関与も明確になってきた。

マルコ・ルビオ米国務長官は、ワシントンがイスラエルに「精緻な」情報を提供し、空爆の成功に貢献したことを確認した。ルビオ長官は、米国はイスラエルの攻撃で軍事的な役割は果たしていないことを繰り返し述べていた。しかし、米軍は、必要に応じて、特にイランから発射される弾道ミサイルやドローンに対して、イスラエルを防衛する準備は整っている、と述べている。これは、前回も実際に行ったことだ。


最新情報、東部時間午後 12 時:

衛星画像が公開され、イスラエルの空爆による被害の程度が明らかになってきた。

 以下の画像は、イスラエル空軍(IAF)の戦闘機が標的としたとされるナタンズ地域のウラン濃縮施設への攻撃後の様子を示している。初期の分析によると、空爆はパイロット燃料濃縮プラントを破壊し、施設に電力供給する変電所を含む少なくとも2棟の建物を損傷させたようだ。

 ただし、地下の濃縮施設やナタンズ南部に建設中の新施設には目立った損傷はない。

 一部の噂では空爆が放射能漏れを引き起こした可能性が指摘されているが、国連原子力監視機関のトップは本日、ナタンズのウラン濃縮施設周辺で放射線レベルは空爆後も変化していないと述べた。

 他のイスラエルの空爆は、アナリストによると長期間使用されていなかったミサイル関連設備を標的としたものの、成功しなかったようだ。イスラエル国防軍(IDF)の動画から取得したスクリーンショットには、輸送・発射台(TEL)が映っています。


更新:東部時間午後2時:

イランがイスラエルに対する新たな報復攻撃の一環として弾道ミサイルの発射を準備しているとの報告がある。IDFはまた、イエメンから接近する脅威を検知したと発表した。

 イスラエルのチャンネル12は、報復攻撃がイスラエルの主要都市を標的とした場合、イランの石油・天然ガスインフラが攻撃対象となる可能性があると報じている。

 イスラエルのイランに対する継続的な攻撃の後にイラクで発見されたとされる破片の写真から、スパロー標的ミサイルを基にした空対地弾道ミサイルの使用が示唆されている。イスラエルの防衛企業ラファエルは、この特徴に一致するミサイル「ロックス」を販売しており、昨年イスラエルがイランを攻撃した際にも、ロックスまたは関連設計の使用を示す証拠が浮上していた。

 イランで標的とされたと知られる地域やその周辺地域の追加の衛星画像が次々と公開されている。イランのイスファハンにある核技術センターやアラクにあるIR-40重水反応炉複合施設に損傷の証拠は、現時点では確認されていない。

 イスラエルがフォードウのイランの主要な濃縮施設を含む追加の標的を攻撃しているとの報告も続いている。

 Axiosは、トランプ政権が、イスラエルのイラン攻撃への反対について、イランと一般市民を故意に誤導したと報じている。これは、2人の匿名イスラエル当局者の発言を引用したものだ。同時に、トランプは本日も、テヘラン政権との核開発に関する合意を目指す意向を公に表明している。


更新:午後2時26分(東部時間)

テルアビブに弾道ミサイル数本が着弾した。劇的な映像で、迎撃ミサイルが最終段階で飛来する弾頭を撃墜するため、最後の手段として上昇する様子が映っているが、一部は明らかに突破した:イスラエルのチャンネル12によると、イスラエルはイランに対し、人口密集地の民間目標を攻撃した場合、同国の石油ターミナルを標的とする警告を発した。

 別の映像では、イランが「デイビッズスリング/ストゥーナー」防空サイトを狙ったとみられる。ミサイルの着弾点が、迎撃ミサイルが上昇する直前の付近に確認できる:

 イランの計画は、弾道ミサイルで主要な防空サイトを標的とし、イスラエルの防衛能力を低下させ、その後の攻撃を容易にするものだったと推測される。

 イスラエル空軍(IAF)の戦闘機損失に関する2つの別々の噂/主張が流れている——F-16とF-35だ。どちらも可能性があり、この規模とリスクの作戦では一部の損失は予想される。しかし、現時点ではこれが実際に発生した証拠はない。


テルアビブでの被害状況:イスラエルは、現在までに約150発の弾道ミサイルが発射され、イスラエル中部で10発が着弾したと報告している。攻撃は継続中だとイスラエルは述べている。



更新:東部時間午後3時16分

テルアビブの防空施設付近での弾道ミサイル着弾を捉えたさらに劇的な映像:

ハメネイがXでイスラエルを非難:

イスラエルはイランのミサイル攻撃に対しさらに反撃し、イランがこれを行った場合「重い代償を払う」と警告:

ミサイルの1発が国防省の近くに着弾しました。建物自体を標的としたのか、防空部隊を標的としたのかは不明だ.



Israel’s Operation To Destroy Iran’s Nuclear Program Enters New Phase (Updated)

A better sense of the scale and intensity of Israeli strikes on Iran is beginning to emerge as the crisis continues to evolve.

Thomas Newdick

Updated Jun 13, 2025 2:49 PM EDT

トーマス・ニューディック

スタッフライター

トーマスは、軍事航空宇宙分野と紛争に関する報道で20年以上の経験を持つ防衛分野のライター兼編集者です。数多くの書籍を執筆し、編集を手がけ、世界有数の航空専門誌に多数寄稿しています。2020年にThe War Zoneに参加する前は、AirForces Monthlyの編集長を務めていました。




2025年6月15日日曜日

ウクライナ指揮官が語る前線での過酷なドローン戦争の実態(The War Zone)

 


無人システム大隊の指揮官が進化する戦術の最新状況を明かした

Inside frontline drone operations in ukraine  

(ウクライナ国家警備隊第12特殊部隊旅団アゾフ)


年10月、ウクライナ国家警備隊のアゾフ第1軍団は、ドローンの機数と操縦要員で増強が必要と判断し、ウクライナ国家警備隊第12特殊部隊旅団アゾフ無人システム大隊を設立した。現在、同大隊は数百人の兵士と、ファーストパーソンビュー(FPV)型から重装甲「爆撃機」型までを含む数万機のドローンを保有している。彼らは、ドンバス地方のドネツク州にある現在破壊された都市トレツクとその周辺で戦闘を続けていり。本誌のほぼ2時間に及ぶ独占インタビューで、この大隊の指揮官でコールサイン「ヤス」は、戦闘におけるドローンの使用方法の進化に関する新たな詳細を明かした。

 ヤスは幅広いテーマに言及した。彼は、機能している点と機能していない点、ロシアの新たな戦場戦術、ドラゴン型ドローンの問題点、新型固定翼ドローン「SETH」の活用方法、戦闘がロボット同士の戦争へと変貌している理由、そして殺傷能力を備えた無人地上車両(UGV)の運用に警戒する理由を説明した。質問と回答は、分かりやすさを重視して若干編集されている

ロシアは運用方法を変更したのでしょうか?もしそうなら、どのように?  

はい、確実に変化があります。毎日変化しているとは言えませんが、おおむね1ヶ月ごとに敵の戦術が変更されています。例えば、敵が得意としていた「肉挽き」攻撃や、砲弾の的となるような攻撃が減少しています。代わりに、戦術が変化し、敵の特定や位置把握に費やす時間が増えています。現在、彼らは小規模なグループ戦術を採用し、私たちの陣地や防御ラインに浸透し、弱点を突いてきます。そして、時折彼らはこれを成功させていることを認めなければなりません。残念ながら、私たちはまだ領土のすべてをカバーする十分な偵察ドローンを空に展開できていません。しかし、私たちの偵察ドローンのパイロットは、敵を検知し、主要な任務を遂行するために最善を尽くしています。これは、私たちの無人システム大隊の任務として定義されています。すなわち、歩兵の命をできるだけ多く救い、歩兵が戦闘に突入しないようにすることです。残念ながら、この任務を常に成功させられるわけではありませんが、最善を尽くしています。私たちは、敵の陣地と歩兵の陣地の間におよそ1~2キロメートルの緩衝地帯を創設しようとしています。主に敵の物流や通信を攻撃しています。これにより、敵が目的を達成し、私たちの部隊と交戦するのを防いでいます。


最も誇らしく思う攻撃は何ですか?

作戦そのものよりも、その作戦を実行する人々に対して誇りを感じます。特に記憶に残っているケースは、約1年前、私たちの部隊の一人が無人システムを使用してTOS-2(熱線ロケット発射システム)を破壊したことです。それは本当に注目すべき出来事でした。

最近の事例はどうですか?

現在は作戦がルーティン化しており、私たちは「これをしなければならない」という原則に基づいて行動しています。任務を遂行することが最優先です。そのため、特に目立つものを特定するのは難しいです。例えば、今またTOSシステムを攻撃する機会があったとしても、それは単なるルーティン作業の一部です。例えば、戦車と交戦したこともあります。あらゆる種類の車両に対応してきましたが、現在の状況では、それらが見えにくくなってきています。隠蔽措置がますます強化され、通常はより遠距離に配置されているため、より多くのリソースを投入する必要があります。しかし残念ながら、敵も待ってくれないし、開発を止めていないため、効率は低下しています。  

 私たちは大規模なドローン攻撃にはほとんど参加していません。なぜなら、私たちの作戦範囲は比較的狭く、約25キロメートル(約15.5マイル)程度だからです。この範囲内では、大規模なドローン攻撃を行う意味はほとんどありません。そのため、他のドローンチームと通信を確立し、目標を攻撃する際は2~3機のドローンを飛ばす方が、1機だけで攻撃するよりも効果的だと考えています。しかし、10~20機の無人システムを投入する大規模な展開については、私たちはそのような大規模攻撃には参加しておらず、この種のドローン使用は私たちのレベルでは不適切だと考えています。

トーレツク周辺での戦闘の課題について話してください。

現在のところ、この地域での敵の活動レベルは上昇しており、敵は進撃を続けています。敵は私たちの後方支援能力を後退させています。過去1ヶ月半ほどの間、敵は無人システムを使用しています。それが私たちのレベルと同等か、それとも私たちよりも優れているかは断言できません。それは判断が難しいことですが、彼らは私たちの戦術をほぼ同じように採用し、私たちの後方支援能力を攻撃しており、これが私たちにとって重大な問題となっています。

ロシアがドローンの数を増やし、使用しているのを確認していますか?また、ドローンの数で私たちを上回っているのでしょうか?

私たちを数で上回っているかどうかは断言できません。戦術についてお話しできますが、彼らは戦場の最前線にドローンを展開し、その数は相当多かったため、その数を実感しました。しかし、現在の時点では彼らが展開するドローンの正確な数は不明ですが、彼らはドローンをより賢く展開し始めています。彼らは高価値目標や優先目標を選択しており、これが私が正確な数を話すことが難しい理由です。

戦闘で兵士を何人失いましたか?

戦争なんです。損失なしに戦うことは不可能であり、当然ながら私たちも損失を被りました。しかし、失った兵士の正確な数は明かせません。私個人としては、この問題の人間的な側面から、一人の兵士の損失も重大な損失です。


任務を遂行するドローン操縦者の状況を説明してください。

プロセスはかなり複雑です。まず、ドローンを受け取ります。それらをワークショップに送り、専門家に修理させます。これは現在、私たちにとって絶対不可欠な工程です。新製造のドローンは、専門家の手による調整が必須です。なぜなら、新製造のドローンは頻繁に効率が悪いからです。専門家の作業後、ドローンを直接パイロットのテスト位置に輸送します。輸送中の故障や環境条件などにより不具合が生じる可能性があるためです。ドローンが完全に機能することを確認する必要があります。

 パイロット自身の作業については常に音声チャット(合意されたセキュアな音声チャット)を監視しています。上級指揮官が離陸命令を出せば、既にドローンを準備しています。条件によってはドローンに広いスペースがある場合もあれば狭い場合もありますが、常に手に届く場所にUAVを用意しています。その後、パイロットがドローンを起動し、指揮系統に正常であることを報告します。パイロットはその後、シェルターに戻ります。これは、例えばドローンの故障や弾薬の爆発など、万一の事態に備えて追加の保護措置を取るためです。チーム全員がシェルターに避難した後、ようやく離陸が実行され、ミッションが始まります。

 基本的に、パイロットがドローンを操縦し、ナビゲーターが支援し、上官の命令を実行します。パイロットは機械的な作業にも責任を持ち、攻撃対象や飛行経路などを指示されます。経験を重ねるにつれ、パイロットはすべての側面について詳細に理解を深めていきます。しかし、新米パイロットの場合、訓練を終えたばかりの段階では最も重要な役割はナビゲーターが担います。なぜなら、彼らは地形や地形の特性を完璧に把握する必要があるからです。地形基準点を全て把握し、その中をナビゲートする必要があります。特に長距離飛行時にはこれが特に重要になります。

昨年末から、ロシアのシャヘドドローンに似たデルタ翼計画を採用した新しいSETHドローンを使用し始めました。この新しいドローンについて教えてください

 時々「ランセットのアナログ」と呼ばれたり、「ミニシャヘド」と呼ばれます。なぜロシアのシステムとの類推を使うのかは分かりません。適切ではないと思いますが、偵察用UAVと協力して、これらのドローンは強力な複合体を形成し、高価値目標への攻撃確率を100%まで確保できます。ただし、これはあくまで理論上の話です。実際、これらのシステムの戦闘配備事例は既に存在しますが、現時点ではその成功についてコメントする準備はできていません。ただし、これらのシステムは極めて高価で(1システムあたり約数十万ドル)ため、このようなシステムにふさわしい高価値目標を見つける必要があります。

 例えば、敵の防空資産が対象となる可能性があります。また、これらの無人システム展開の興味深い特徴の一つは、このドローンと組み合わせて使用される偵察ドローンが、システムの攻撃コンポーネントのレピーターとしても機能する点です。一般的に、このドローンには大きなポテンシャルがありますが、技術的にはまだ未熟です。さらに精緻化が必要です。

SETHドローンの動作について説明してください。

このドローンはターゲットを検出する機能はありません…すべてのコマンドはパイロットから送信されます。パイロットがドローンにターゲットを捕捉し、向かうよう指示し、自動検出や自動誘導システムは搭載されていません…GPS CRPA(Controlled Reception Pattern Antenna)は搭載されていますが、これは主にシステムの位置決めや攻撃コンポーネントの位置決め用に用いられ、誘導には使用されません。誘導システムについては、コントラスト目標捕捉システムを搭載しており、画像を確認し、捕捉すべき目標を指定すると、その後誘導システムが作動します。

SETHの射程範囲はどれくらいですか?

動作範囲は最大40キロメートル(約25マイル)です。40キロメートルを超える範囲はかなり疑問視される問題です。例えば、50キロメートル(約31マイル)の射程がある場合でも、そのような距離を確実に達成できるとは限りません。天候条件も確実に結果に影響するため、天候が良好でない場合、40キロメートルを飛行するだけでも問題になる可能性があります。天候条件が不良の場合、40キロメートルを飛行すること自体が問題になる可能性があります。ただし、公式仕様では動作範囲は40から50キロメートルとされています。  

どのような弾頭を搭載していますか?  

高爆発性弾頭と破片弾頭を搭載しています。一部では熱圧弾頭と呼ぶこともあります。弾頭重量は3キログラム(約6.6ポンド)です。この重量は十分ではありません。例えば、重装甲の敵車両を攻撃する場合、この攻撃が成功するかどうかは疑問です。そのため、先ほど述べたような目標を標的としています。

FPVドローンの射程を延長するために、いわゆる母船ドローンを信号リピーターとして使用していますか?

あなたが言及した母船ドローンについては、技術はまださらに改良が必要で、現在では非常に高価です。1機あたりの最高価格は約$200,000と聞いており、私たちにとって、1つの資産、1つの機能、安定した運用可能な資産にその金額を支払うことは受け入れられません。リピーターについては、範囲を拡張するためだけに使用されるという誤解があります。私たちは主に、ラジオ信号が届かない領域、ラジオ地平線の後ろやラジオ影にある領域をカバーするために使用しています。これらの戦術や技術の進化、より強力なキャリアの採用(巨大なペイロードを運搬でき、より高く上昇できるもの)により、より高品質な部品を使用できるようになり、高品質なリピーターと組み合わせることで、より長い距離をカバーできるようになる可能性があります。しかし、リピーターも万能の解決策ではありません。そのため、それらを使用する際にはまだいくつかの課題が残っています。

 母船ドローン技術については、現在実験中です。なぜなら、私たちにとって、未知の資産や製品、技術に投資するよりも、自社で開発する方がコスト効率が良いと判断しているからです。

テルミット投下型のいわゆるドラゴン・ドローンを使用していますか?

季節によってはそのようなドローンを配備しています。しかし、これらのドローンには特に特別な点はなく、効率性も疑問視されています。例えば、前線の100メートル(約328フィート)の区域内で5機のドローンを同時に使用しても、全く効果がない場合があります。ただし、もし火が付く場合、当然ながら1機でも効果を発揮する可能性があります。しかし、一般的には、心理的な効果が大半を占めると言えます。

戦闘面での効果がないのはなぜですか?

戦闘効率の低さは、投下される発火物のほとんどが目標の表面に到達する前に燃え尽きてしまうためです。例えば、2.5キログラム(約5.5ポンド)の搭載量の場合、投下された発火物の約50%しか地面に到達し、目標に到達しません。

あなたの管轄区域で、ロシアの目標の何%がドローンによって破壊され、砲撃、間接射撃、航空弾薬、その他の手段による破壊と比べていますか?

控えめな見積もりでは、再び言いますが、私たちはロシアよりもドローンを多く使用しています。なぜなら、他の種類の火器が不足しているからです。ドローンは最も安価な攻撃手段であり、私たちが持つ最も安価な火器です。また、非常に効率的です。例えば、$3,000の砲弾を1発発射すれば、それは相当な費用です。しかし、私たちはドローンに切り替えたため、私の部隊では、連隊が攻撃した目標の約80%が無人システムによって撃破されています。この割合は少し低いかもしれませんが、それでも、私たちの火力で撃破された目標の大部分はドローンによるものです。

無人地上車両(UGV)についてはどうですか? あなたの作戦においてどの程度普及していますか?

 陸上システムは補給目的で使用しており、特に医薬品(血液を含む)の補給に活用しています。空中のドローンもその目的で利用しています。しかし陸上システムに関しては、主に物流目的です。このシステムは現在開発中であり、技術は未熟で安定性も低い状態です。2024年秋から展開を開始し、現在はほぼ安定してきました。機能面では比較的機能しており、運用可能ですが、まだ多くの改善が必要な点があります。

 例として無線接続に問題があります。現在、ドローンとの接続は無線接続が唯一の安定した方法です。現時点では他の安定した接続ソリューションは提案されていません。最大で、地上ベースのロボットシステムを使用して、戦友の遺体を回収することができます。また、これらを自爆ドローンとして展開する試みも行いましたが、効率は高くありませんでした。通常、目標に到達しません。無線接続の問題があり、接続するにはリピーターを使用する必要があります。通常、リピーターはMavicドローンに搭載しています。また、陸上システムからのファーストパーソンビュー動画がないため、Mavicドローンやリピータードローンから陸上システムを観察し制御するしかありません。リピータードローンの充電と往復飛行の必要性が、作業を遅らせます。そのため、作業は2時間から一晩中かかることもあります。  

地上走行ドローンにマシンガンなどキネティックシステムを搭載していますか?

そのようなシステムを搭載したドローンは使用していません。味方誤射のリスクがある領域だからです…これらのシステムは予期せぬ動作をする可能性があり、そのため技術的な改良がさらに必要です。しかし、中国製部品で組み立てられたシステムに信頼できる戦闘ソリューションを期待することはできません。したがって、国家がこのようなシステムに対する基準や必須要件を導入するまで、安定した戦闘ソリューションについてお話しすることはできません。そして、その場合でも、そのようなシステムが私たちの部隊や兵士に危害を加えないという最終的な保証はないと考えています。  

戦闘がドローン同士で行われ、人間は隠れて操作するだけの未来を想定していますか?

実際にその方向へ進んでいます。徐々にその方向へ進んでいるのは、そうしたいからではなく、人的資源が不足しているためです。そして、安全なシェルター内にいる1人の操作員が複数の無人システムを操作できるような状況へ移行しています。私たちは、一人の兵士、一人の人間の命が、どんなに高価な装備よりもはるかに価値があるという原則へと徐々に移行しています。そして、その無人システムの使用原則への移行があまりにも速すぎるため、回避可能な損失を多く被っているかもしれません。しかし、それはもしかしたら良いことかもしれません。なぜなら、現在私たちは多くの過ちを犯していますが、その過ちは後継者が学ぶことができるからです。

どのようなミスですか?

私たちは現在、いわゆる技術的急進の段階にあり、無人システムをできるだけ早く導入しようとしており、無人システム部隊を歩兵部隊と同じレベルの強度で展開しています。人が疲れたり、疲労困憊すると、ミスを犯す可能性があります。残念ながら、時折、これらのミスが致命的な結果を招くことがあります。幸いなことに、これらのケースは頻繁には起こりませんが、それでも発生します。

友軍への同士討ちのことですか?

友軍誤射を、そのドローンを操作する乗組員に与えられる損害と定義するなら、実験的なシステムをテストする際、操作者の負傷につながる可能性があります。問題はドローン自体にも、使用される爆発物にも関連する可能性があります。■



Ukrainian Commander’s Exclusive Insights On Brutal Drone Warfare On The Frontline

The commander of Azov's Unmanned Systems Battalion shares the latest details about how tactics are evolving in the bloody Donbas region.

Howard Altman

Published Jun 4, 2025 4:17 PM EDT

https://www.twz.com/news-features/ukrainian-commanders-exclusive-insights-on-brutal-drone-warfare-on-the-frontline


ハワード・アルトマン  

シニア・スタッフライター  

ハワードは『The War Zone』のシニア・スタッフライターであり、以前は『Military Times』のシニア・マネージングエディターを務めていました。以前は『Tampa Bay Times』で軍事問題をカバーするシニアライターとして働いていました。ハワードの作品は、Yahoo News、RealClearDefense、Air Force Timesなど、さまざまなメディアに掲載されています。

イスラエルの「ライジング・ライオン作戦」2日目のまとめ(Aviation Week)―イスラエルはイラン上空で航空優勢を確保し、移動式ミサイルを追尾、撃破しようとしている 早い展開はイランの防空体制の崩壊を意味しているのでしょう



IAF strike


イスラエル空軍は、イランの弾道ミサイル発射能力を低下させる作戦を継続している。Credit: IDF


ランの核と軍事インフラを標的とするイスラエルの軍事作戦は2日目を迎え、イスラエル空軍(IAF)はテヘラン近郊の標的への攻撃の幅を広げた。

 IAFは6月14日、イランの地対空ミサイル・システムとミサイル・インフラに再び照準を合わせ、数十箇所の標的を攻撃したと発表した。 「われわれは戦略拠点と敵の情報源に損害を与えたし、今後も損害を与え続けるだろう」とIAFのトマー・バー司令官は語った。

 イスラエル国防軍(IDF)は、イラン西部からテヘランまで「航空優勢」を確保したと主張した。

 IAFはイラン上空を滞空し、イランの弾道ミサイル発射機を狩ることができるようだ。「イラン領空で活動しているIAF航空機は、数十のミサイルとミサイル発射基地を特定し、標的にしている」とIDFは述べた。

 「70機の戦闘機でテヘランの40以上の標的を攻撃した。「我々は自由な空爆を行った」。


Projectiles over Tehran

6月13日、テヘラン上空に投下された弾丸の痕跡。 クレジット:Majid Saeedi/Getty Images

 イスラエルは「ライジング・ライオン作戦」にボーイングF-15、ロッキード・マーチンF-16、F-35を投入した攻撃を開始した。イスラエルは、ナタンズとイスファハンにあるイランの核施設を攻撃し、地下のインフラも含めて損害を与えたと述べた。

 6月14日、イスラエル国防軍は、核開発計画に関与する上級科学者や専門家9名を殺害したと発表した。

 イスラエルはまた、イラン軍の上層部、特にイスラム革命防衛隊の重要な要素を排除した。

 バー司令官は、6月13日に始まった戦闘の初日に数百の標的を攻撃したと述べた。 2日目には、「作戦上および国家的に重要な一連の正確な空爆が行われ、イランにおける我々の航空優勢と活動の自由が向上した。 IAFがテヘラン地域を攻撃したのはこれが初めてで、数十の目標が攻撃された」。

 これに対しイランはイスラエルに弾道ミサイルと無人機の一斉発射で反撃した。無人機の多くは地対空ミサイル、戦闘機、艦船の防空・ミサイル防御によって迎撃された。イランは、イスラエルの堅固な防空・ミサイル防衛シールドをくぐり抜け、迎撃した標的の破片の落下もあわせて、イスラエルに損害を発生させた。■



Israel, Iran Trade Blows On Second Day Of 'Operation Rising Lion'

Robert Wall Steve Trimble June 14, 2025

https://aviationweek.com/defense/budget-policy-operations/israel-iran-trade-blows-second-day-operation-rising-lion


ロバート・ウォール

ロバート・ウォールは『Defense and Space』のエグゼクティブ・エディター。 ロンドンを拠点に、米国、欧州、アジア太平洋地域の軍事・宇宙ジャーナリストチームを指揮。



スティーブ・トリンブル

ワシントンDCを拠点に、Aviation Week Networkで軍事航空、ミサイル、宇宙を担当。