2022年9月18日日曜日

ドイツがイスラエル製アロー3ミサイル迎撃システムを導入へ。欧州共同ミサイル防衛へ発展の可能性も。ロシアのウクライナ侵攻でドイツも大幅国防強化へ動いている。

 

U.S. MISSILE DEFENSE AGENCY


 

ドイツはイスラエル製弾道ミサイル防衛システム「アロー3」の最初の導入国になりそうだ

 

 

 

シアがウクライナを侵攻したことで、ドイツは軍備の大規模な見直しとして、イスラエル製ミサイル防衛システム「アロー3」を選択したとの報道が相次いでいる。成約すれば、西ヨーロッパにユニークな対弾道ミサイル能力が生まれ、アロー3の初の輸出販売ともなり、ドイツとイスラエルの軍事関係が強固になる。

 

今週初め、ベルリンを訪問したイスラエルのラピド首相 Yair Lapidは、ドイツがイスラエル航空宇宙産業(IAI)のアロー3を購入する交渉中であることを確認したが、購入数や価格に言及しなかった。報道では、約20億ドルの潜在的な価格が取り沙汰されている。

 

ラピド首相は、ドイツのオラフ・ショルツ首相との共同記者会見で、「イスラエルは...主に防空分野で、ドイツの新しい防衛力構築の一翼を担いたい」と発言した。同首相は、イスラエルは「ドイツの安全、ヨーロッパの安全、そして自由民主主義国の自衛能力に全面的にコミットしている」と付け加えた。

 

ショルツ首相は、ドイツは地上配備の防空体制の強化を検討しており、「そのためにイスラエルと協力することに非常に熱心だ」と述べた。ドイツ首相は、アロー3について、「非常に効果的な製品 」と評価した。

 

これと別に、匿名ドイツ政府筋はロイターに、「アロー3を購入する計画はあるが、何も署名されていない」と述べた。ラピド首相は、ドイツ向け売却があったとしても、「将来的に可能な取引」だとも述べている。ブルームバーグも、ベルリンがイスラエル製装備品を「購入への予備決定」を行ったと報じている。

 

実際、2019年当時、イスラエル政府関係者は、特定の国名は出さなかったものの、アロー3輸出の可能性を口にしていた。イスラエル・ミサイル防衛機構の関係者は記者団に対し、「アロー3システムの海外輸出の可能性に関心がある」と述べた。しかし、その後、欧州の安全保障環境が大きく変化したことは明らかだ。

 

IAIはボーイングとともに、2008年から米国政府から多額の資金援助とその他の支援を受け、アロー3開発を続けてきた。アラスカでの実射試験など、開発・試験も継続的に行われている。アロー3は2017年1月にイスラエルが運用開始し、3カ月後にシリアの地対空ミサイルを撃墜した。

 

The War Zoneではこれまでアロー3システムを検証しており、その性能についてここで詳しく紹介した。要約すると、同システムはイスラエルの弾道ミサイル防衛の防空シールドの最上位層として開発されたものである。そのため、迎撃ミサイルのコンポーネントは、大気圏外用のキネティックキル・ビークルを搭載し、ターゲットに物理的に激突させ、飛翔段階で破壊する設計だ。

 

アロー3の主な標的は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含むあらゆる種類の弾道ミサイルで、非常に高い高度と極めて高い速度で飛翔するものだ。特に核弾頭や生物・化学兵器を搭載の可能性のある弾道ミサイルに対しては、大気圏外での攻撃で安全性が高まる。

 

2016年、ハツォルイスラエル空軍基地で行われたジュニパーコブラ演習中のイスラエルの防空システム「アイアンドーム」(左)、地対空ミサイルランチャー「MIM-104パトリオット」(中央)、対弾道ミサイルランチャー「アロー3」(右)。GIL COHEN-MAGEN/AFP via Getty Images

 

イスラエル軍でのアロー3の主な役割は、イランが発射する核弾道ミサイルの脅威への防御を提供することにある。システムには、目標捕捉用のEltaのLバンドAESA(アクティブ電子走査アレイ)レーダー「Green Pine」シリーズも含まれる。同レーダーがドイツの「アロー3」に搭載されるか不明だが、このシステムは、米国のAN/TPY-2ミサイル防衛レーダーや、宇宙ベースの早期警戒衛星など、他のセンサーシステムとも組み合わせ、より広いミサイル防衛ネットワークの一部として使用できる。

 

IAI

 

 

ドイツの立場からすれば、アロー3はロシアの弾道ミサイル攻撃への防御の傘を形成する。クレムリンは、新世代のICBMを含む戦略ミサイル兵器に多額の投資を続けている。冷戦時代のSS-18に代わるものとして、最大10基の独立標的型再突入ロケット(MIRV)を搭載する大型ICBMサルマットSarmatがある。また、最近ロシアのICBMに加わったものとして、移動式とサイロ式のRS-24ヤール Yarsがあり、これも複数弾頭を搭載する。また、短射程システムも大きな関心事であり、アロー3の能力で対応できる。

 

戦勝記念日パレードのメインリハーサルで、モスクワの赤の広場を転がるロシアのICBM「RS-24ヤース」(2022年5月7日撮影)。 Photo by Contributor/Getty Images

 

現在、地対空ミサイル「ペイトリオット・アドバンスト・ケイパビリティ3(PAC-3)」が中心のドイツの地上配備防空システムで、アロー3は大きな性能向上を意味するだけでなく、ミサイル防衛の役割も持ち、ヨーロッパNATOの共同防空で広く意義を持つと言えよう。

 

先月、ショルツ首相は、自国の防空能力を高めるだけでなく、ドイツは「最初から、必要であればヨーロッパの近隣諸国が参加できる形で、将来の防空を設計したい」と述べている。席上で、ショルツはポーランド、バルト諸国、オランダ、チェコ共和国、スロバキア、北欧諸国を含む同盟国に言及した。

 

2014年3月、トルコのガジ兵舎にあるドイツのPAC-3およびPAC-2防空システムは、シリアからの潜在的なミサイル脅威に対抗するために配備された。Bundeswehr/Carsten Vennemann

 

 

ショルツ首相が提唱する共同防空ビジョンのアイデアは、ドイツ空軍の元トップ、カール・ミュルナー中将Lt. Gen. Karl MüllnerがBreaking Defense取材で語っていた。ミュルナーは、ドイツにアロー3を購入する計画があると確認すると同時に、一般的に弾道ミサイル防衛は、より広いヨーロッパの防空構想の基礎になると述べていた。しかし、プロジェクトがどう展開されるかは明確ではない。ミュルナーは、欧州各国がどの程度まで参加したいのか、防空設備への投資、資金提供、意思決定への関与のいずれを決定しなければならないと示唆している。

 

ドイツの防衛ジャーナリスト・評論家のトーマス・ヴィーゴールドThomas Wiegoldは、ドイツのアロー3導入計画に近隣諸国がどう参加するかは、「興味深い問題」であると述べている。

 

汎欧州的な防空システムの一部としてアロー3を導入すれば、域内同盟国をカバーできるかもしれない。また、他の国との協力体制により、部分的に資金を提供することも可能だろう。ドイツ軍は、A330多用途タンカー輸送機(MRTT)やC-130Jハーキュリーズ輸送機を運用するその他欧州NATO諸国との共同プログラムに参加している。さらに将来的には、フランス、ドイツ、スペインが推進する次世代航空戦闘計画「欧州未来型戦闘航空システム(FCAS)」でもドイツは深く関与している。

 

こうしたプロジェクトも含め、2月のロシアのウクライナ侵攻が、ドイツの防衛費増額が一因となっている。ショルツ連立政権は、国防予算を増やさなければ当時のトランプ大統領から脅しをかけられるなど、ベルリンが国防費に真剣に取り組んでいないという批判が長年続いていたが、軍の近代化を支援するために約1000億ドルを割り当てた。

 

 

ドイツのオラフ・ショルツ首相がリトアニアにあるNATO強化前方展開戦闘群を訪問。写真:Michael Kappeler/picture alliance via Getty Images

 

ドイツがアロー3を購入すれば、ミサイル防衛装備の候補に挙がっていた終末高高度防衛システム(THAAD)のメーカー、ロッキード・マーティンには悪い知らせとなるかもしれない。しかし、THAADの能力はアロー3と異なり、短・中距離弾道ミサイルの終末防御に特化したシステムで、重層的なミサイル防衛のコンセプトに合致するが、2つのシステムを同時購入する可能性は低い。

 

今年初め、ドイツはロッキード・マーティンF-35Aステルス戦闘機を購入し、ドイツ空軍に核搭載可能な戦闘機を再導入させると決定した。一方、ロッキードはドイツに新しい大型輸送ヘリコプターを提供する機会を逸している。6月にドイツ政府はボーイングのCH-47Fチヌークを採用し、ロッキード・マーティン傘下のシコースキーCH-53Kキングスタリオンを却下した。

 

イスラエル政府関係者には、アメリカ政府がドイツのアロー3購入を阻止する可能性への懸念があるという。

 

ドイツ軍向けCH-47Fチヌークの想像図。ボーイング社

 

アロー3は米国が多額資金を投入して開発されたため、米国は輸出販売に拒否権を行使できる。一方、Breaking Defenseが引用した匿名情報筋によると、米国は「ベルリンとエルサレムが折り合えば、ドイツ売却を黙認する」姿勢だという。

 

ドイツ政府とイスラエル政府が交渉を首尾よく終えた場合、次のステップは、2500万ユーロ(現在の為替レートでおよそ25百万ドル)以上の全調達案件を承認するドイツ連邦議会の予算委員会に提出することである。このプロセスにどれだけの時間がかかるかは別として、1,000億ドルの上乗せは一度限りであり、追加資金は2025年頃までに枯渇すると決まっているのが実情である。

 

欧州では、ロシアの攻撃的で拡張的な姿勢を背景に緊張が続いており、クレムリンで進行中の弾道ミサイル開発が欧州全域の懸念材料となっているのは驚くには当たらない。結局、ここ10年ほどの間、ヨーロッパでは弾道ミサイル防衛はそれほど大きな問題ではなく、近い将来、互角戦力を有する敵と紛争になるとはほとんど予想されていなかった。2月のロシアのウクライナ侵攻でその考えは変わったが、それ以前にもロシアが短距離弾道ミサイル「イスカンダル」をカリーニングラードに配備し、欧州全域の目標に届くようにするなど、警告のサインは出ていた。

 

その意味で、ドイツのミサイル防衛強化は、地域内取り組みの最初の一歩に過ぎないのかもしれない。アロー3のような装備品導入には高いコストがかかるため、ショルツ首相が提唱しているような共同事業で行われるかもしれない。

 

しかし、特にドイツでは防衛調達が長期化する傾向があるため、ベルリンがアロー3の最初の輸出先となるかどうか確認されるまで、しばらく時間がかかりそうだ。■

 

 


Germany Choosing Arrow 3 Missile Defense System Would Be A Big Deal

 

BYTHOMAS NEWDICKSEP 16, 2022 5:32 PM

THE WAR ZONE


バイデンがプーチンの核化学兵器のウクライナ戦投入を牽制/その他ウクライナ戦の最新状況

 


 

プーチンはより深刻な攻撃を脅しているが、バイデンは核・化学兵器を使用した場合への米国の対応を警告した

 

 

 

シアのプーチン大統領は、ウクライナの「テロ行為」に対し「より深刻な」対応をすると脅しており、ロシアが核・化学兵器攻撃にエスカレーションする懸念が続いている。

 アルジャジーラ報道では、プーチン大統領はウクライナによるハリコフ反攻を退けつつ、ロシアの行動は「かなり抑制的」と述べている。プーチンは、最近のウクライナへの「敏感な攻撃」を主張し、おそらくクリヴィエリ水力発電所攻撃のようなウクライナのインフラへの攻撃を示唆し、次に起こる事態の警告であると述べた。

 プーチンはさらに、ウクライナがロシア核施設への攻撃を計画していると主張し、プーチンがウクライナへの核兵器や化学兵器の使用を正当化するため、ウクライナの攻撃やロシアの偽旗作戦を利用する可能性への懸念を抱かせた。

 戦争研究所は9月16日の評価で、このような偽旗は、ハリコフ撤退とロシアの戦争犯罪の証拠から目をそらすという、別の目的があると指摘している。

 60ミニッツでロシアが核兵器化学兵器を使用する可能性について聞かれたジョー・バイデン大統領は、そのような動きは「第二次世界大戦以降の戦争の様相を変える 」と警告した。

 前米国陸軍欧州司令官でNATO陸軍司令官のベン・ホッジス中将は、エスカレーションはアメリカの対応を招き、必要になると指摘した。

 ロシアの化学兵器によるエスカレーション、特に戦術核攻撃への懸念は、2月の本格的な侵攻開始以来、存在し続けている。夏までのウクライナの成功と9月のハリコフ反攻で、モスクワはますます危うい状況に追い込まれている。

 紛争を迅速に拡大・緩和する手段として「限定的核先制使用」というロシアのドクトリンは、米国やNATOのプランナーに目新しいものではない。ロシアが大量破壊兵器を投入するより恐ろしいのは、その後に起こる悪夢である。

 米国の対応が非核兵器の場合でさえ、核保有国間のエスカレーションという前例のないパンドラの箱を開けることになり、一方の交戦国は追い詰められ、残された選択肢はほとんどないと感じることになる。ロシアは、核兵器使用を、紛争を凍結し、その後の長引く交渉での立場を強化する手段と見なすことになる。

 プーチンはウクライナで軍を率いているにもかかわらず、ウズベキスタンでの上海協力機構首脳会議でトルコのエルドアン大統領と親交を深め、幸せそうな表情を浮かべていた。

 ロシア大統領とトルコ大統領は、トルコがウクライナにベイラクターTB2ドローンを提供し、ロシア軍に壊滅的な効果を上げているものの、腕を組んで歩き、奇妙で厄介な光景を示した。

 

 

その他最新情報

  • ケルソン市街地でロシア占領軍と正体不明の攻撃者とが深刻な銃撃戦を展開したように見える動画が公開されている。ロシア国営タス通信はその後、治安部隊が「武装抵抗集団を無力化した」と主張した。銃撃戦が、1時間前に同地区で発生した爆発と関連があるかは不明である。

  • 英国防省の最新情報では、ロシア軍はクピエンスク東側から撤退し、オスキル川とスバトベ間に防衛線を設置したようだ。ハリコフ州とルハンスク州の境界線に沿う回廊は、政治的・戦略的価値がある。ここをウクライナが突破すれば、ベルゴロド地方からのロシア補給線が切断され、今でも悪化している物流状況がさらに悪化する。政治的には、モスクワが長年掲げてきた目標のひとつは、ドネツク州とルハンスク州のドンバス全域の解放だ。ウクライナ軍がスバトベを経由してルハンスク州まで進攻すれば、ロシアの主要目標が大きく損なわれる。

  • ウクライナ軍は、ハリコフからのロシア軍撤退で驚くべき量の弾薬類を確保した。映像では、砲弾やロケット弾が旧ロシア軍拠点に大量に積み上げられる様子が映っている。ロシアの弾薬庫が壮大に爆発する傾向に納得がいく。

  • ウォールストリート・ジャーナル紙は、ハリコフ近郊のウクライナ第92機械化旅団司令官の談として、イラン製Shahed-136ドローン(ロシアはGeranium-2と呼ぶ)がウクライナ軍に効果を上げていると報じた。米国情報機関は、この夏、ロシアがイラン革命防衛隊にドローンの買い物に行くのを追跡していた。

  • ドローンといえば、市販の頑丈なクアドローターを迫撃砲弾投下機に変えるメカニズムを紹介した動画がある。ウクライナは、迫撃砲弾を搭載した低価格ドローンが、装甲車に脅威を与えるほどの精度を有していると説明している。

  • ウクライナ、モルドバ、ルーマニアはエネルギー輸出で合意に達し、冬が近づく前に、ロシアの供給制限効果の緩和に成功した。このニュースは、ウクライナのザポリジャー原子力発電所が、スペアパーツ供給を受け送電網に復帰したことで出てきた。

  • 前線以外では、ウクライナの戦略が変化しているとの報告がある。Politicoは、ウクライナ政府がF-16やパトリオットを声高に要求するのではなく、人目につかないところで微妙な交渉を行うようになってきたと概説している。■



Ukraine Situation Report: Biden Warns Russia On Nuclear Weapons Use

 

BYSTETSON PAYNESEP 17, 2022 6:12 PM

THE WAR ZONE



2022年9月17日土曜日

ウクライナ戦におけるロシア戦略爆撃機のミサイル攻撃の現況について: ミッション回数はミサイル在庫減少につれ減る傾向。

  

Russia’s Secretive Long-Range Bomber Operations Against Ukraine

Artyom Anikeev/Stocktrek Images

ウクライナ戦争でのロシアのミサイル搭載長距離爆撃機各型の役割を徹底検証する

クライナ戦争で、ロシアの爆撃機ミッションはほぼ報道されていない。戦術戦闘機やヘリコプターと異なり、爆撃機部隊は、メディアから遮断された状態で運用されている。しかし、ロシアの戦闘作戦において、爆撃機は活発な役割を果たしている。その経緯はこうだ。

プーチン大統領は4月7日、エンゲルスの第121重爆撃機航空連隊(121TBAP)に、ロシア軍部隊としては最も権威のある「衛兵」の称号を授与した。エンゲルスには、ロシアで唯一ヨーロッパ地域に駐留する戦略爆撃機があり、Tu-160ブラックジャックを飛ばす121TBAPと、Tu-95MSベアHを運用する184TBAPがある。プーチンは公式説明の中で、「連隊の隊員が戦闘作戦で示した集団的英雄主義に対して[...]」と述べている。

2022年2月、別のTu-95MS機内から見た、Kh-101巡航ミサイルを搭載したTu-95MS。Russian Ministry of Defense

プーチンはウクライナでの行動に直接言及しなかったが、このタイミングが偶然でないのは確かだ。ジョー・バイデン米大統領がポーランドを訪問した3月26日、ロシアの戦略爆撃機がポーランド国境からわずか10マイルのウクライナ西部のヤヴォリフの軍事訓練場に巡航ミサイルを発射した。同基地は2週間前の3月13日、ロシアの戦略爆撃機が約30発の巡航ミサイル空爆を受けたが、その大半は目標に到達しなかったという。

かなり離れた地点からウクライナに対して危険を冒さずにミサイルを発射した爆撃機の乗組員に、「集団英雄」とはかなり大げさに聞こえる。

モスクワの対ウクライナ戦争での最大の驚きは、ロシアが航空優勢を獲得できないと証明されたことだ。敵防空制圧作戦(SEAD)が失敗し、ロシア軍機はほぼ自軍の支配地域のみで運用されている。Su-34フルバックやSu-35SフランカーによるKh-59ミサイル攻撃を除けば、ウクライナ内部の目標への空爆はロシアの長距離爆撃機のみが行っている。ロシアやベラルーシ上空、あるいはカスピ海やアゾフ海上空から発射される巡航ミサイルを使用している。

ロシアの長距離航空部門は、Tu-22M3バックファイヤBackfire-C、Tu-95MSベアBear-H、Tu-160ブラックジャックBlackjackという3種類の爆撃機で構成し、ウクライナ中部と西部のインフラ(軍備生産・修理工場、戦略燃料供給、飛行場、鉄道施設など)を攻撃している。ロシアは、西側諸国からの軍事装備の供給を阻止するとともに、同国東部で戦うウクライナ軍の装備や資材の輸送を遮断しようとしている。

しかし、こうした攻撃の効果は、今のところ非常に限定的だ。ロシア側の問題点は、長距離巡航ミサイルが座標が判明している大型の静止目標にしか使えないため、武器輸送の妨害やその他多くの目標への攻撃能力が著しく制限されることである。このような作戦に不可欠な空中での情報収集も、ウクライナの西半分にほとんど存在しない。

カルーガと名付けられたこのTu-95MSは、2022年5月10日に公開された写真で、Kh-101ミサイルを4発搭載しているのが見える。Fighterbomber/Telegram

2022年7月、Tu-95MSの下にあるKh-101s。これらのミサイルのレーダー断面積を減らすために設計された低観測設計に注目。 Russian Ministry of Defense

2017年秋のシリア作戦で、Tu-95MSがKh-101巡航ミサイルを発射している Russian Ministry of Defense

Kh-101ミサイルを搭載した戦略爆撃機

ロシアのTu-95MSとTu-160戦略爆撃機は、ウクライナとの最新の紛争に初日から参戦している。これらの爆撃機が現在使用できる通常兵装は、Kh-101(NATOではAS-23A Kodiakとして知られている)巡航ミサイルだけだ。他の選択肢は核ミサイルのKh-55SMとKh-102巡航ミサイルだが、幸いにもこの記事の範囲外である。米国の同等機と対照的に、Tu-95MSとTu-160は通常兵器の自由落下爆弾は搭載できない。

Kh-101ミサイルの重量は4,850~5,290ポンドで、亜音速で低高度を飛行し、約2,175マイルの距離を飛行する。誘導システムは、慣性航法、衛星航法受信機、レーダー地形輪郭適合(TERCOM)、電気光学デジタル風景適合領域相関(DSMAC)システムを組み合わせる。

ロシアはかつて、Tu-95MSとTu-160に搭載可能なKh-555(AS-22クルージ)巡航ミサイルも持っていた。これは旧式の核武装Kh-55(AS-15ケント)巡航ミサイルを通常型に改造したもの。2000年代半ばに未知数(筆者推定では40程度)のKh-55がKh-555に改造された。この在庫は、2015年11月にTu-95MSとTu-160爆撃機が35発のKh-555ミサイルを発射したロシアのシリア作戦で、すでに使い果たされていた。その後、シリアで使用されたとの情報はない。ウクライナから入手可能な画像もKh-101ミサイルしか写っていない。

ウクライナでのKh-101ミサイルの使用も稀になっているが、在庫が枯渇に近くなり、ロシアが同ミサイルを特に重要なターゲット用に温存しているのかもしれない。筆者の計算によると、Kh-101ミサイルの在庫は残り100基以下であり、生産量は月に3~4基を超えない。

ウクライナ領内を飛行するKh-101のスクリーンショット。via author

2022年3月にウクライナに落下したKh-101巡航ミサイルの残骸。 via author

2022年3月にウクライナに落下したKh-101の9E-2648弾頭の2つの外観。ウクライナ国防省. Ukrainian Ministry of Defense

Ukrainian Ministry of Defense

8月24日のウクライナ独立記念日に行われたロシア軍の航空活動は、重要なものであった。ウクライナ国防省によると、ロシア航空宇宙軍はこの日、Tu-95MSとTu-22M3爆撃機による34回、固定翼戦術機による約90回を含む200回のミッションを実施した。その他はヘリコプターや特殊目的機で、空中早期警戒機A-50メインステイや電子戦機Il-22クートBが含まれていた。この戦争が始まったころは、ロシア軍の航空部隊は1日200回の任務をこなしていたが、今は60〜70回が平均だ。このようなミッションのたびに、ウクライナで航空警報が出る。

しかし、この200機が発射したミサイルは8発にすぎない。ロシア西部カルーガ州のシェイコフカに拠点を置く第52重爆撃機航空連隊のTu-22M3爆撃機が発射したKh-22(AS-4キッチン)スタンドオフ・ミサイル8発である。任務の目的が、航空警報でウクライナ人の祝日を台無しにすることがねらいであり、意味のある攻撃に投入できる戦力が減っているのを示唆している。

同様に、9月11日、ハリコフ地区からロシア軍が撤退した後、ロシア軍は報復としてウクライナ電力網を攻撃した。しかし、ここでも標的の多くはロシア国境に近い場所だった。戦術兵器の届かないウクライナ内部は無傷のままだった。ウクライナの発表によると、ロシアはこの日、カスピ海上空からKh-101ミサイルを6発発射し、うち5発を対空防御網で撃墜した。また、黒海の艦船からカリブル巡航ミサイルを発射した。

2022年5月、ウクライナ領内に落下したKh-22Nミサイルの残骸 Ukrainian Ministry of Defense

ウクライナ・キーウの国立航空博物館にて、Tu-22M2バックファイアBと一緒に展示されている冷戦時代のKh-22NAミサイル Piotr Butowski

Kh-22とKh-32ミサイルを搭載したTu-22M3

Tu-22M3中型爆撃機は4月14日から作戦に参加したばかりで、当初はダム爆弾だけを使用していた。ロシア国防省はその日、これらの爆撃機がマリウポルを包囲しているアゾフスタル工場の爆撃に使用されていると発表した。マリウポリ爆撃は、5月初めまで連日続いた。Tu-22M3は500kg(1,102ポンド)爆弾を使用した。また、ロシアの兵器庫で最も重い3,000kg(6,614ポンド)の巨大なFAB-3000を使用したという報告もあるが、確認はとれていない。Tu-22M3は、マリウポルを重力落下爆弾の一斉投下で覆うことができた。マリウポルはロシア軍に包囲されており、爆撃機はウクライナの防空体制を心配する必要がなかった。

ウクライナ奥地の目標に対しては、Tu-22M3は大型Kh-22M、Kh-22N、または新型Kh-32超音速対艦ミサイルを使って攻撃する。(外観はほぼ同じだが、Kh-32の機首レーダーシーカーコーンが短い)。5月11日、作戦開始から初めて、Tu-22M3のコックピットから撮影され、ウクライナに向けミサイルを発射したとされるロシアの映像が登場した。

ラドゥーガKh-22(AS-4キッチン)ミサイルはTu-22M3爆撃機専用となっている。13,000ポンドという巨大なミサイルで、巡航段階にはマッハ3の速度で飛行する。目標に近づくと急降下し、終速マッハ4.15まで加速する。Kh-22の射程は最大217マイル、Kh-32はその2倍の距離を飛ぶことができる。

ウクライナには、93~155マイル離れたベラルーシ上空やアゾフ海上空から発射されることが多い。通常、Tu-22M3はKh-22を1機搭載する。これ以上のミサイルを搭載もできるが、燃料を犠牲にしなければならず、現在Tu-22M3は空中給油能力を有していない。

Kh-22/Kh-32ミサイルを使った空爆は6月後半にかなり頻繁に行われ、ウクライナ情報では、ウクライナは200発のミサイルを受けた(それ以前にも4月からロシアは数十発のミサイルを発射していた)。6月26日、10機のTu-22M3(朝6機、夕4機の2グループ)が、おそらく各2発のミサイルを搭載し、キーウに向けKh-22を発射した。爆撃機はベラルーシ領内のMazyrとPetrykov上空にあり、ウクライナ国境まで約30マイル、キーウまで124マイル弱の距離であった。標的は対戦車ミサイルを製造するArtem工場であったと思われるが、ミサイルは半径数百ヤード以内の多くの民間施設に命中したようだ。

Kh-22、Kh-32ミサイルは精度が低い。これらのミサイルは対艦ミサイルで、アクティブレーダーシーカーを搭載し、大きなレーダー信号を持つ目標に照準を合わせる設計だ。空母を攻撃する場合、空母は海上で目立つ目標なので、これは問題にはならない。しかし、このようなミサイルを陸上標的に発射した場合、それが工業工場の屋根なのか、ショッピングセンターの屋根に当たるのか、わからないことが、6月27日にクレメンチュクで起こった。このとき、ミサイル(おそらくKh-32)はショッピングモールに命中し、民間人多数が犠牲となった。このようなミサイルで都市部ターゲットを攻撃するのは、明らかに意図的であり、民間人の死傷者を出すことはほぼ確実である。

2022年6月27日、クレメンチュクのショッピングセンターへのミサイル攻撃は、Kh-32が使用された可能性が最も高い。

ソ連時代のKh-22ミサイルの在庫は大量にあり、賞味期限は迫っている。皮肉なことに、廃棄するよりウクライナに撃ち込んだ方が安上がりになる。9月上旬の時点で、Kh-22はウクライナでロシア長距離航空が最も多く使用している弾薬である。新型Kh-32はかなり少なく、開戦時の在庫は100~150発程度のようだ。

2月上旬、ベラルーシ上空を哨戒飛行するためにシェイコフカ空軍基地から離陸する2機のTu-22M3のシーンです。Russian Ministry of Defense

 

2022年6月、シェイコフカで、Kh-22またはKh-32ミサイルを搭載する準備が整ったTu-22M3が見られる。 Google Earth

2022年2月19日、ウクライナ侵攻直前、キンザル弾道ミサイルを搭載したMiG-31K/Iで出撃準備する乗組員。 Russian Ministry of Defense

同上のMiG-31K/Iが出撃している. Russian Ministry of Defense

 

2022年7月、サヴァスレーカ空軍基地で撮影されたキンザル対応のMiG-31と同ミサイル(丸で囲んだもの)。. Google Earth

MiG-31K/Iキンザルの戦闘デビュー

ロシア長距離航空の最新機体は、極超音速弾道ミサイルを1発搭載できるよう改良されたMiG-31フォックスハウンド重迎撃機だ。MiG-31K(MiG-31Iとも呼ばれる)機と9-S-7760ミサイルで、9-A-7760キンザル(短剣)攻撃システムを形成している。2021年12月、モスクワの東190マイルにあるサヴァスレイカに最初のキンザル連隊が設立された。

2022年3月18日、MiG-31がルーマニア国境から44マイル離れたウクライナ西部のデラティンの弾薬庫に、この極超音速ミサイルの1つを発射したと報道が出た。ロシア国防省は、この攻撃はキンザル・ミサイルによって「1,000km以上離れた地点から」(つまりロシア領上空から)行われたと発表し、ミサイルの飛行時間は「10分未満」、つまり時速3728km以上で飛行したとされた。これはキンザル・システムの初の実戦運用であったが、ロシア側の主張に疑問が残り、特に標的が疑問だ。

2日後、ロシア側はキンザルがウクライナ南部のコンスタンチノフカの燃料・物資貯蔵所を攻撃したと発表した。ミサイルは「クリミア空域から」発射されたとされ、その距離は186〜249マイル(約940km)である。

3回目の4月11日、キンザルは、ロシア軍の占領地域からわずか20マイル離れたドンバス地方のチャシフ・ヤール村にある「ウクライナ軍司令部」を攻撃した。9月上旬の時点で、ロシアはキンザルを再び使用したと言っていない。8月7日にもキンザルが使用され、ヴィニツィア地方の軍事施設を攻撃したというウクライナ発表があったが、これは確認されていない。

ロシアがほとんど語らない他の長距離空爆兵器とは異なり、キンザルは大きく宣伝されている。ロシア国防省は、ウクライナで同ミサイルを使用するたびに、シリアやバルト海への配備を公表しているようだ。8月21日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、キンザルがウクライナで3回使用され、「3回とも、世界の類似ミサイルにない輝かしい特性を示した」と述べた。それが本当なら、なぜこの兵器がこれほどまで使われなくなったのか、疑問が残る。

実際には、キンザルはゲームチェンジャーとは言い難い。その性能は、Tu-22M3が搭載したKh-22/Kh-32と大きな違いはない。もちろん、キンザルミサイルはKh-22よりも2倍速く飛び、撃墜も難しいが、この戦争でほとんど違いはない。ウクライナの対空兵器も同様に、両者に対して制限されている。おそらく、短距離弾道ミサイルのイスカンダルから派生したキンザルの方が精度が高いのだろう。一方、Kh-22の弾頭(約2,000ポンド)はキンザルとほぼ同じ威力だが、運動性能でキンザルが優位だ。

2022年2月のMiG-31K/Iの飛行ラインの別の様子、最も近いジェット機がKinzhalミサイルを搭載して発進する準備をしている。ロシア国防省

ひとつ考えられるのは、2018年にキンザルの存在を発表したのがプーチンで、それ以来、指導者のお気に入り兵器になっているため、キンザルの使用が大きく取り上げられたということである。また、ロシア独自の兵器であることが誇りであり、プロパガンダ的な価値もある。

生産が始まったのは最近だが、ロシアが同ミサイルを何基保有しているか分かっていない。ウクライナ情報機関によると、戦前のキンザルの総在庫は35〜40を超えなかったという。

ウクライナで発見されたKh-101巡航ミサイルの残骸から取り出された電子機器。 Ukrainian Ministry of Defense

 


減り続けるミサイル在庫


現時点では、ウクライナ戦争でロシアの長距離航空が直面する最も深刻な問題は、兵器の補充だ。機体や搭乗員の数は多くても、ミサイル在庫は急速に減少しており、追加生産は限られている。


ウクライナでロシア製兵器の残骸が発見されたことで、以前から知られていたとおり、外国の電子部品が多く確認された。例えば、ウクライナ領内に落下したKh-101ミサイルの誘導装置(衛星航法受信機SN-99)から、そのようなものが発見された。


西側による電子機器の禁輸措置が有効ならば、包括的な国際制裁とあわせ、ロシアにおけるこの種のハイテク兵器生産を実質的に阻止できる。しかし、使用されている部品の多くは高度なものではなく、かなり広く入手可能であるため、禁輸措置を実施することは容易ではない。リサイクル部品や、もちろん中国が供給する可能性のある部品もワイルドカードとして残る。


しかし、ロシアが空中発射型スタンドオフ兵器の備蓄を減らし、それを補充することが、特にタイムリーに行えない現実は変わらない。このことを考えると、紛争が長引くにつれ、ロシアの長距離機の参加は減っていく可能性が高い。■


Russia’s Secretive Long-Range Bomber Operations Against Ukraine

BYPIOTR BUTOWSKISEP 14, 2022 12:25 PM

THE WAR ZONE


PLANの新型大型無人潜水機2型式が海南島三亜軍港で見つかった。米英に伍して中国も超大型無人水中装備を開発中

  

超大型無人潜水機(XLUUV)と思われる未報告の潜水艇2隻。南シナ海に面する海南島で中国海軍基地の岸壁に設置された。2022年7月31日のMaxar Technologies社による衛星画像、via Google Earth.


国の海軍拡張で全く新しい重要なプログラムなのか。南シナ海に未知の水中装備二種が密かに配備され、三亜海軍基地で目撃された。大規模なプログラムの最初の兆候かもしれない。

米海軍と英海軍はともに超大型無人潜水機(XLUUV)の供用を目指している。無人潜水艦は、明日の艦隊の重要な一部と広く見られている。さらに、早い者勝ちと言えるかもしれない。

中国海軍(PLAN)が同様のプログラムを進めるのは、当然のことだ。しかし、詳細はこれまで明らかにされてこなかった。

海南島にある三亜海軍基地の衛星画像で、2隻のXLUUVを確認できた。2隻は2021年3月から4月にかけて存在がわかっていたが、やっと明るみに出てきた。配置は試行またはテスト段階を示すものだ。三亜は重要な海軍基地で、潜水艦を運用する。新型XLUUVが目撃された岸壁は、ミジェット潜水艦の配備場所の近くだ。

Maxar Technologiesの衛星が撮影した高解像度画像は、Google Earthで見られる。Google Earthは、防衛分野における最も古いオープンソースインテリジェンス(OSINT)ツールの1つだ。最新更新をチェックすることで報酬を得られる。

Orca XLUUV US Navy Boeing 2

2022年4月28日、カリフォルニア州ハンティントンビーチで行われた命名式の後、最初の水中テストに備えるオーカXLUUVテストアセットシステム。 Boeing photo.

超大型無人水中機

予備評価では、2つの黒い物体はXLUUV(Extra-Large Uncrewed Underwater Vehicle)だと指摘されている。通常の潜水艦としては小さすぎるし、ダイバー移動機(SDV)としては大きすぎる。

2隻の潜水艇は大きさ、設計で大きく異なるようだ。別々のプロトタイプまたは実証機の競合だろう。

1隻目のXLUUVは全長約16m、全幅2m。船首は流線型。尾翼に2つのプロペラが横並びに配置されているようだ。これはHSU-001 LDUUV(大型無人潜水機)との関連性を示している可能性があり、興味深い。

HSU-001は2019年9月に初めて公開され、PLANに就役していると考えられているが、その後、詳細はほとんど明らかになっていない。しかし、新型機はサイズが2倍以上になっている。

新型潜水艇のサイズは、米海軍の「オーカXLUUV」と非常に近い。ボーイングが開発したオーカは、この分野でのファーストムーバーと見なされている。しかし、最初のオーカは4月に命名されたばかりで、PLANは2021年かそれ以前から試作型を海中に投入していたようだ。

もう1つのXLUUVは、外見はもっとシンプルな形で、よりスリムだが、全長は約18メートル(59フィート)と長い。このデザインは、ロッキード・マーティンが米海軍のXLUUV計画に参加した際の候補を彷彿とさせる。

意味合い

XLUVは、将来の紛争に投入の可能性がある重要な海軍技術と広く認識されている。既存の中型UUVと同様に、ISR(情報、監視、偵察)任務を遂行することができる。サイズを大きくすることで、航続距離が大幅に伸びるはずである。また、攻撃的掃海、対潜水艦戦、輸送など、他の役割も可能になる。

新型機材はXLUUV以外のものになる可能性もある。しかし、それが何であろうと、防衛アナリストにとっては興味深く、存在となろう。

中国は過去20年間、海軍力の増強と近代化を進めてきた。これには多くの先進的な水中装備が含まれるが、数点は公的に認められていない。だが、今回の新プログラムは中国の海軍力と野心の高まりを思い知らさせてくれる。中国は秘密裏に新しい能力を構築している。■


China's New Extra-Large Submarine Drones Revealed - Naval News

H I Sutton  16 Sep 2022

AUTHORS

Posted by : H I Sutton

H I Sutton writes about the secretive and under-reported submarines, seeking out unusual and interesting vessels and technologies involved in fighting beneath the waves. Submarines, capabilities, naval special forces underwater vehicles and the changing world of underwater warfare and seabed warfare. To do this he combines the latest Open Source Intelligence (OSINT) with the traditional art and science of defense analysis. He occasionally writes non-fiction books on these topics and draws analysis-based illustrations to bring the subject to life. In addition, H I Sutton is a naval history buff and data geek. His personal website about these topics is Covert Shores (www.hisutton.com)