2025年1月28日火曜日

米中の安全保障関係は危険な段階に入った(Aviation Week)―これもトランプ大統領就任前の観測記事で掲載が遅れました。

 B-2 bomber

米国防総省は6月、アジアにおける軍事力強化の一環として、B-2爆撃機をグアムに派遣した。Credit: Airman 1st Class Manasseh Demissie/U.S. Air Force



ランプ政権は、少なくとも国防総省の計画上、中国との紛争が目前に迫り、北京とモスクワ、そしてテヘランと平壌の間で安全保障協力が深まりつつある時期に政権を取ろうとしている。

 バイデン政権の初期で国防総省は、中国の習近平国家主席が台湾侵攻の準備をこの10年で整え、その目標を2035年から前倒しすることを望んでいるのではないかと心配し始めた。 

 当時、米インド太平洋軍司令官だったフィル・デビッドソン海軍大将は2021年春に早ければ2027年にも紛争が起きるかもしれないと議会に警告した。この時間軸は「デビッドソンの窓」として知られるようになった。

 第2次トランプ政権は、就任後すぐに予算要求を発表するだろう しかし、財政計画の現実は、その後の2027年度の予算要求まで抜本的な変更は起こらないことを意味する。事実上、現在計上ずみのプログラムが、戦争シナリオが実現した場合に利用できるものになる。

 中国と対峙する国家安全保障上の準備は、複数の政権にまたがり、ドナルド・トランプ次期大統領がホワイトハウスで最初の4年間を過ごす前から、何年にもわたって進められてきた。このことは、原子力潜水艦や極超音速兵器などの分野におけるオーストラリアやイギリスとのAUKUSパートナーシップの重要な部分など、中国封じ込めを狙ったバイデン時代の取り組みが今後も続く可能性があることを示唆している。

 2022年2月にロシアがウクライナに全面侵攻したことは、国防総省がアジアでの軍事衝突に備えるきっかけとなった。この戦闘は、兵器の深い在庫の必要性を浮き彫りにし、固体ロケットモーターの高出力化やミサイル迎撃ミサイルの増加といった分野への重要な投資を知らせた。  例えばロッキード・マーチンは、最新のペイトリオットPAC-3迎撃ミサイルの生産能力を、2023年の年間400基以下から2027年には年間650基に引き上げる。

 ウクライナ戦争はまた、敵対国に大きな犠牲を強いるための、低コストの浮遊攻撃弾の群れや同様のシステムの有用性を、より鮮明に浮き彫りにしている。米国や台湾は、自国の兵器庫にこれらのシステムを追加することに重点を置いている。しかし、これらの比較的短距離のシステムが、幅110マイルの水路にまたがる戦いでどの程度適用できるかについては疑問が残ったままだ。

 中国側は、日常的に台湾近くまで軍用機を飛ばしている。台北の発表によれば、10月のある事例では、中国は153機の航空機を台湾の近くに飛ばし、うち111機が台湾海峡の中央線を越えたという。

 フィリピンは、マニラが自国領とみなす領土を北京が争っているため、中国とのもうひとつの潜在的な火種として浮上している。この緊張でワシントンとフィリピンが結びつきを強め、米陸軍は4月、RTXのトマホーク巡航ミサイルとスタンダード・ミサイル6の陸上バージョンを発射できるミッドレンジ・ケイパビリティをフィリピンに初めて配備するに至った。

 しかし、アジアにもっと焦点を当てたいというワシントンの願望は目新しいものではない。イスラエルとその近隣諸国との間で戦闘が続いていることは、この状況が来年も変わらないことを示唆している。

 トランプ大統領が脅したように、ホワイトハウスが紛争中のウクライナへの支援を打ち切っても、欧州が完全に後退することはないだろう。 欧州諸国はウクライナへの支援を継続することを表明しており、これは生産資源の奪い合いとなり、中国との睨み合いのため在庫を増したいワシントンの能力に挑戦する可能性がある。■


U.S.-China Security Relations Enter A Dangerous Period

Robert Wall Steve Trimble December 10, 2024

https://aviationweek.com/defense/budget-policy-operations/us-china-security-relations-enter-dangerous-period



Robert Wall

Robert Wall is Executive Editor for Defense and Space. Based in London, he directs a team of military and space journalists across the U.S., Europe and Asia-Pacific.


Steve Trimble

Steve covers military aviation, missiles and space for the Aviation Week Network, based in Washington DC.


X-44 MANTA:第6世代「NGAD」戦闘機の原型は1999年に登場していた(19fortyfive)


X-44 Manta

X-44 マンタ。 アーティスト・レンダリング。


空軍の第6世代NGADステルス戦闘機の起源は、1999年のX-44 MANTAコンセプトに遡ることができる


-ロッキード・マーティンが開発したX-44 MANTAは、F-22をベースにした無尾翼の完全水平ステルスジェットを想定していたが、垂直安定板やフィンを持たずに操縦できる設計だった

-同機の革新的なデザインは、広帯域ステルスと操縦性を組み合わせたもので、現在のNGADのデザインの原型となった

-MANTAは予算の都合で中止されたものの、無尾翼ステルス機の基礎を築いた

-同プログラムから学んだ教訓は、ステルス性と敏捷性を1つのパラダイムシフト・プラットフォームに統合したNGADデモンストレーターの形成に役立った


X-44 MANTAはNGAD戦闘機の基礎を築いたのか?

現在飛行中の米空軍の第6世代NGADステルス戦闘機の初期のブレークスルーは、30年近く前にさかのぼることができるのだろうか?

1999年に構想されたロッキード・マーティンのX-44多軸無尾翼機(MANTA)の実験機をよく見れば、答えはイエスかもしれない。


X-44マンタ: "無尾翼版のF-22"?

F-22の主要部分に基づき、X-44は、尾翼、垂直安定板、いかなる種類のフィンも必要とせずにベクトル制御が可能な「無尾翼」完全水平ステルス戦闘機として設計された。

 聞き覚えがないだろうか?

 高速操縦可能なステルス戦闘機に組み込まれた同機の超ステルス技術は、出現しつつある第6世代航空機の重要なコンセプト基盤である。

 第6世代NGADのデモ機は、保安上の理由で公開されていないが、防衛業界の初期のレンダリングでは、X-44 MANTAの初期のコンセプトビジョンと一致する無尾翼、完全な水平飛行、ステルス性の機体が描かれていた。

 もちろん、完全に水平な爆撃機のような混合翼の機体は、垂直構造の機体よりもはるかにステルス性が高いが、垂直構造なしでF-22のような「推力ベクトル」と操縦が可能な機体を作る可能性は、現在第6世代に組み込まれている「巨大な」ブレークスルーの種類と一致する。


第6世代機の基礎作業は、1999年にX-44MANTAのビジョンや概念的な作業で検討されたのか、あるいは予期されていたのか?

簡単に言えば、X-44MANTAは垂直構造やテールパイプなしで完全にピッチ、ヨー、ロールができる機体として構想された。

 プロジェクトは予算の都合で中止されたが、そのコンセプトの存在は長期的な影響を与えた。

 このビジョンの影響力は、今にして思えば同機を決して中止すべきではなかったことを示唆している。

NGAD Fighter

NGAD戦闘機のモックアップ。 画像出典:クリエイティブ・コモンズ


第6世代ステルス戦闘機が登場する何十年も前に、空軍は機体を手にしていた可能性

新しい空力的ブレークスルーで垂直構造やフィンスタビライザーなしでベクトル制御可能ということは、パラダイムを変える空力的ブレークスルーを意味する。尾翼やフィンは、急旋回や高速操縦に必要な機体周囲の気流を制御するのに重要であることが知られている。

 完全に水平な構造の航空機の最も重要な利点は、ステルス性だろう。

 垂直構造は、電磁波の「ピング」が跳ね返ってくる物体や鋭角を提供するため、防空や敵のレーダーが探知しやすい。

 具体的には、大量の電磁信号が光速で飛び交い、機体のさまざまな角度や構造物、出っ張った部分に跳ね返るため、敵のレーダーは物体の鮮明な画像や「レンダリング」を得る可能性が高くなる。

 B-2のような完全水平混合翼の胴体設計は、敵のレーダーには「鳥」のように見えるため、最もステルス性の高い機体として知られている。

 電磁ピンが跳ね返るような尖った構造物は存在しないが、「広帯域」ステルス・プラットフォームはF-22のように機動飛行ができない。B-2は高度、速度、そして防空網から逃れるために利用可能な最高のステルス構成に頼っている。

 しかし、垂直構造物のため、F-22はB-2よりもステルス性が低く見えるかもしれない。つまり、敵の地上レーダーによってターゲットロックされるのを避けるために、ステルス構成を補うためスピードと機動を使う必要が出てくる。


広帯域ステルス

B-2やB-21に組み込まれている広帯域ステルスは、低周波の「監視」レーダーや高周波の「交戦」レーダーから逃れる設計だ。

 その発想は、敵に存在を知られることなく、秘密裏に任務を遂行することをめざしたものだ。

 例えば、F-22やF-35は「交戦レーダー」からは逃れても、何かが「そこにある」と判断できる長距離低周波「監視」レーダーには捕捉される可能性がある。

 監視レーダーは広域エリアのどこかに「脅威」を発見するかもしれないが、ターゲットと交戦したり、ロックオンしたり、完全に「交戦」することはできない。つまり、F-22はそのスピード、機動性、ステルス性を活かし、敵に狙われたり命中したりすることなく敵の防空網を破壊することができるのだ。

 一方、低周波数の監視レーダーは、航空機のターゲットロックを確立することができないまま、エリアを捜索することができる。


ステルスと機動: NGADとX-44マンタの接点

広帯域ステルス性と機動性、この2つの特性を1つのプラットフォームに統合したらどうなるか?

 可能な限りステルス性の高いコンフィギュレーションを作りながら、F-22に匹敵する機動性、ベクトル、命中速度を「維持」することとなる。

 NGAD第6世代機の基本は1999年のロッキードのX-44 MANTAまで遡るようだ。■



Written ByKris Osborn

Kris Osborn is the Military Affairs Editor of 19 FortyFive and President of Warrior Maven - Center for Military Modernization. Osborn previously served at the Pentagon as a Highly Qualified Expert with the Office of the Assistant Secretary of the Army—Acquisition, Logistics & Technology. Osborn has also worked as an anchor and on-air military specialist at national TV networks. He has appeared as a guest military expert on Fox News, MSNBC, The Military Channel, and The History Channel. He also has a Masters Degree in Comparative Literature from Columbia University.


X-44 MANTA: The 6th Generation ‘NGAD’ Fighter from 1999

By

Kris Osborn


https://www.19fortyfive.com/2025/01/x-44-manta-the-6th-generation-ngad-fighter-from-1999/


2025年1月27日月曜日

英国主導のGCAP戦闘機への歓声は日本では控えめ(Breaking Defense)―防衛産業について一般国民の理解度が低いため、GCAPプロジェクトが不必要な反応を呼ぶのを恐れているのでしょうか。逆に堂々と国民に説明すべきでは。

 


2024年7月22日、ロンドン近郊で開催されたファーンボロー国際航空ショー2024の初日にグローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)第6世代戦闘機のコンセプトデザインを見る参加者たち。 (写真:Justin Tallis/AFP via Getty Images)


英の防衛大臣が先週会談し、進行中のイタリアも交えた共同戦闘機開発プログラムを協議し、ロンドンから西に36マイル離れたレディングにあるプロジェクトの三国間本部を公開した。

 中谷元防衛相の英国での旅程には、ジョン・ヒーリー国防長官とのグローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)に関する会談と、GCAPの開発・生産・将来の輸出を監督する国際機関GCAP国際政府機構(GIGO)を訪問した。

 「本日、中谷大臣と私は、安全保障協力の強化につながる重要な次世代戦闘機プログラムについて、積極的な進展が見られることを強調した」と、ヒーリーはプレスリリースで述べた。

 パートナー国は、より少ないコストで2035年の就役を目指して戦闘機を開発している。同じ年にF-2を約100機退役させる日本にとって、この時間枠は極めて重要である。

 3カ国は、作業、コスト、収益の分担、独自の情報や技術の移転、サウジアラビアのような第三国の関与など、細かい詳細をレディングで打ち出す予定だ。

 東京に本部を置くシンクタンク、国際文化会館アジア太平洋イニシアティブのコンサルティング・シニアフェロー尾上定正(元航空自衛隊空将)は「これは非常に難しい交渉になるだろう」と本誌に語っている。

 GCAPはイギリスでは、人気のある、広く報道されている多国籍イニシアチブである。キーア・スターマー首相が就任したとき、各団体は固唾をのんで待ち、同首相がプログラムを承認したときには安堵のため息をついた。

 専門家たちが英国の初期調査と計画立案に割り当てられた20億ポンド(約24億円)を精査する一方、GCAPのパートナー各国は7月にロンドン近郊で開催されたファーンボロー・エアショーで戦闘機のコンセプトモデルを公開し、注目を集めた。

 先週発表された包括的な報告書の中でイギリス政府関係者は、財政を抑制し、数十年にわたる遅延、開発のハードル、巨額のコスト超過を経験した過去のプログラムの「型を破る」必要性を繰り返し強調した。  また、英国の関与を持続させるために、毎年の予算配分を求めた。

 これと対照的に、日本では「GCAPの沈黙」が続いていると、東京に拠点を置き、欧米と日本の防衛関連企業を結ぶことに尽力する団体、国際安全保障産業協議会のジェームズ・アンジェラス会長は言う。昨年、彼らは、一般市民がほとんど何も知らない戦闘機についての認識を高めようとした。 この試みは反対を受けたとアンジェラスは言う。

 英国主導の戦闘機計画、有償パートナーへの門戸はまだ開かれている

権威主義的な君主制国家であるサウジアラビアがGCAPに参加する見通しは、世界の航空コメンテーターの想像力をくすぐっている。

 「私たちはGCAPのプログラムをまとめようとしていますが、タイトルからGCAPという単語を除外しなければなりませんでした。 なぜだと思いますか?」とアンジェラスは本誌に語った。地元関係者は、このプログラムが注目されることを望んでいなかったのだ。アンジェラスは、「私たちには、まだ決定していない大きな決断がたくさんある」と、地元当局者の不安の理由を要約した。

 アナリストによると、地元企業は恥ずかしがっており、成功を喧伝できるようになった時期に出てきたがっている。

 GCAPは、2014年に平和主義憲法第9条を再定義し、武器輸出政策を緩和した日本で最大で、最も費用がかかり、最も重要な防衛プロジェクトである。

 しかし、北朝鮮による核ミサイルの脅威が高まる中、政府が2022年12月に新安全保障戦略を発表し、軍備増強の目標、部隊配備、防衛移転について詳しく説明するまで8年を要した。

 政策研究大学院大学の高木裕介准教授は、GCAPでは過去に世論の批判にさらされてきた日本の防衛産業を活性化させることも期待されていると語る。

 「日本の防衛産業は何十年も苦境に立たされている。 日本は平和主義国家であるべきで、防衛産業は必要ない。「政治家の中には、こうした声を非常に懸念している人もいます」。

 2022年にGCAP条約に調印して以来、日本は今後5年間で数十億円の研究開発費を防衛予算に計上しており、何百人もの技術者、専門家、人材を活用してきた。

 三菱重工業は昨年7月、日本の航空宇宙企業とともに日本航空機工業強化株式会社(JAIEC)を設立した。

 昨年秋の退任前、岸田文雄首相(当時)は、GCAPに対応するために防衛移転規則を改正するため、連立政党の議員とも揉めた。政策は緩和されたが、国会は将来の輸出に厳しい条件を設定した。

 一方、野党は日本が武器輸出国になる前触れだと批判している。

 GCAPは今後も同様の政治的抵抗と国民の監視に直面する可能性が高い。石破茂首相率いる与党自由民主党と連立パートナー公明党は、昨年の総選挙で過半数の議席を獲得できなかった。

 大植氏は、防衛移転ルールの改正は優先順位が高くないか、今回の内閣では取り組まれないかもしれないと言う。

高インフレ、円安、社会福祉の危機に直面する日本では、GDPの2%を防衛費に充てるという5カ年計画も頓挫しかねない。

「弱い与党、弱い政府は問題です」と尾上は言う。「次の選挙がいつ行われるのか、石破首相がまだ存続しているかわからないが、政治状況にもかかわらず、GCAPが計画通りに実施されることを願う」。

 「もし政府が、GCAPがアメリカからの戦闘機よりはるかに安いことを国民に納得させることができれば、もしかしたら人気が出るかもしれないが、私はそうは思わない」と高木氏は言う。

 専門家によれば、GCAPに影響を与えるかもしれないもっと大きなプレーヤーは、ドナルド・トランプ大統領のホワイトハウス復帰だという。同盟ネットワークを構築し強化したジョー・バイデン大統領とは異なり、専門家はトランプ大統領を「予測不可能」、「取引的」、「要求が厳しい」と評する。

 「彼はアメリカの防衛産業にとって有益な武器取引を優先します」と高木は言う。「第一次トランプ政権では、安倍首相はトランプと良好な関係を築いていた。しかし今は、安倍首相ほど強くないので、日本がアメリカの圧力をどこまで吸収できるかはわかりません」と高木は説明する。「そして、安倍首相の時でさえ......安倍首相はアメリカからもっと戦闘機を買うと約束していました」と高木は指摘し、トランプが大統領になった今、GCAPはアメリカ製のジェット機との競争に直面するかもしれないと付け加えた。

 尾上も同意見だが、日本政府は安全保障戦略についてトランプ政権を説得する必要があると言う。「日本は、この地域の安全保障環境の改善において重要な役割を果たし、中国、北朝鮮、ロシアを抑止するために米国と協力するつもりです」と彼は言う。

 GCAPの次のステップは、具体的なものにすることだと高木は言う。

 「プログラムの進捗状況を示さなければならない。「遅れが生じることはよくあるす。サウジアラビアが参加するのであれば、サウジアラビアをもっと招待してはどうだろうか?」

 「時間が重要だと思う......日本はウクライナとロシアで起きていることを踏まえて決断すると思う」 とアンジェラスは言う。■


Leilani Chavez is an Asia correspondent for Defense News. Her reporting expertise is in East Asian politics, development projects, environmental issues and security.


In Japan, a more muted cheering for the British-led GCAP warplane

By Leilani Chavez

 Tuesday, Jan 21, 2025

https://www.defensenews.com/global/europe/2025/01/21/in-japan-a-more-muted-cheering-for-the-british-led-gcap-warplane/


民間トラックに偽装したロケットランチャーがロシアに出現(The War Zone)―ロシアと北朝鮮の結託も醜悪ですが、そのロシアが常任理事国という国連体制がもっと問題で、日本人の国連に対する信頼度も低下してしまいました

 North Korea rocket launcher truck MLRS in Russia  

Via X/KCNA



民間トラックの中に隠された多連装ロケット発射システムは、ロシアに到着した北朝鮮兵器の最新例となった


生トラックに偽装された北朝鮮の多連装ロケットシステム(MLRS)が、ロシアのクルスク地方に出現したようだ。このユニークな車両の現地到着は、モスクワへの平壌の軍事支援の一環だろう。本誌は昨日、北朝鮮がロシア、特にクルスク地方で使用するため砲兵部隊やハードウェアの供給を増やしていると報告したばかりだ。民生用トラックのプラットフォームをベースにした『見え隠れする』MLRSは、北朝鮮では以前にも見られているコンセプトであり、イラク民兵が戦闘で使用したこともある。

 民間トラックをベースにした北朝鮮のMLRSを映したビデオが、今日ソーシャルメディア上で流通し始めた。ウクライナとロシアの軍事ブロガーは、MLRSがクルスクで目撃されたと述べているが、映像が撮影された場所は確認できていない。

 この映像のMLRSは、本誌が当時報じたように、平壌での軍事パレードで最初に注目された北朝鮮のものと同一であるように見える。2023年9月、北朝鮮建国75周年を記念するパレードで、同国の準軍事組織「労農紅衛兵」Worker-Peasant Red Guardは、民間トラックに偽装したMLRSを公開した。



2023年9月9日、平壌でのパレード中、コンテナトラックに隠された労農紅衛兵のロケットランチャー。 KCNA


問題の兵器は、発射管12本を備えた箱型トラックをベースにしており、122mm砲のロケット弾用と思われる。

 パレードには、ロケットランチャーや対戦車誘導弾をトレーラーに積んだ農業用トラクターとMLRSのダンプトラックバージョンも含まれていた。


ロケット砲を搭載できる北朝鮮の偽装ダンプトラック。 KCN

対戦車ミサイル、ロケット砲、高射砲を取り付けたトレーラーを引く北朝鮮の民間トラクター。 KCNA


この種の兵器は北朝鮮の作戦戦術で非常に理にかなっている。朝鮮半島で紛争が勃発した場合、民間車両を装い行動に移る。いったん戦闘が始まれば、MLRSはもっと自由に歩き回ることができる。普通のトラックのように見えて、素早く発射し、移動し、それを繰り返すことで、敵の照準計画をより複雑にすることができる。

 ウクライナの戦場では、民間トラックに偽装したMLRSもかなりの価値を持つだろう。これは、昨年夏に攻撃を開始したウクライナ軍に対してロシア軍と北朝鮮軍が反攻作戦を展開しているクルスク地域だけでなく、ロシアが支配しているウクライナ東部の大部分にも当てはまる。

 MLRSが戦闘が行われている周辺を、必ずしもあからさまな疑念を抱かせることなく移動できるという事実は、大きな意味を持つだろう。また、これらの地域には広範な道路網が存在し、場合によっては民間人の往来に紛れ込むのに事欠かないことも、これを後押しするだろう。

 ウクライナ軍はすでに、戦闘に投入されたロシア軍部隊(特に大砲や防空システム)を識別し、交戦させるためにかなりの資源を投入している。カモフラージュや隠蔽がもう一段必要になれば、それはさらに複雑になる。

 ウクライナ紛争の教訓のひとつは、戦場やその周辺での装備の脆弱性、特にドローン攻撃への脆弱性であり、装備をできるだけ視界に入れないようにするか、少なくとも敵が何を見ているのか混乱させ、その後に標的を定める優先順位をつけることが大きなプレッシャーとなっている。

 そのため、道路を移動するトラックが、実はロケット砲を隠している可能性もあり、まったく新しい動きが生まれる。

 その一方で、この種の砲は従来のMLRSに比べ、既存の道路以外での機動性がはるかに低く、小火器や榴散弾に対する防御があるかどうかも不明だ。しかし、122mm「グラッド」ロケットは10マイル以上離れた目標地域を飽和攻撃できるため、前線の後方や、多くの従来の無人ビデオドローンの実用的な射程距離の範囲内で使用することができる。


平壌でのパレード中にコンテナトラックに隠された北朝鮮のロケット発射台の別の写真。 KCNA


北朝鮮がこの種のMLRSをロシアに送ったのは、入手しやすさのためか、あるいは何らかの戦闘試験かもしれない。

 当面は、この種のMLRSが本当にクルスク地方にあるのか、あるとすれば誰がどのように使用するのかを確認するため、さらなる証拠を待つ必要がある。

 しかし、このタイプのMLRSが戦闘で使用された前例はある。

 2023年に本誌は、イランにより支援されたイラク武装勢力が隣国シリアの米軍主導の連合軍に対し、改造タンクローリー車内に偽装した即席の発射装置で122ミリ砲ロケット弾を発射したことを報じた。以下のソーシャルメディアへの投稿に見られるように、この車両が作動している様子を映したビデオクリップが登場した。



イラク軍の改造燃料タンクローリー車内に設置された即席ロケット発射管の内部。 少なくとも3発のロケットが発射管の中に残っているのが見える。 CENTCOM


2003年の米国主導のイラク侵攻直後から、イラク武装勢力の手には即席ロケットランチャーが隠されているのが数回目撃されている。その過程で、長年にわたり各種商用トラックがこのように改造されてきた。

 一方で、見た目が無害のコンテナに武器を隠すコンセプトは、世界中で支持を集めている。

 特にイスラエルとロシアは、輸送用コンテナに偽装したミサイル発射装置を開発し、通常の甲板貨物に紛れ込ませたり、工業地帯に隠して攻撃を仕掛けたりしている。

 ウクライナに話を戻すと、つい昨日、北朝鮮がクルスクに増援部隊を間もなく派遣するとの情報をお伝えしたばかりだ。キーウの軍事情報部長が本誌に独占的に語ったところによると、増援部隊は、ミサイル部隊と砲兵部隊で構成され、通常、平壌がモスクワに提供中のKN-23短距離弾道ミサイル以外に、発射管とロケット砲システム多数を運用しているとのことである。

 大砲は北朝鮮とロシアの両方の作戦を支援するために使用されると見られるが、ミサイルはロシアの目標用に確保される。ウクライナの防衛情報総局(GUR)の責任者であるキリロ・ブダノフ中将も、これらのシステムすべてについて北朝鮮がロシア軍兵士を訓練するだろうと語った。

北朝鮮が現在、特にクルスク地方で投入している数千名は別として、平壌はすでにロシアに、切実に必要とされている砲弾やその他の様々な種類の弾薬を含む、数百万発にのぼる膨大な兵器を供給している。

 本誌はまた、ウクライナ戦争に北朝鮮製の170mm自走砲M1989コクサンが投入されていること、さらに最近では、北朝鮮製の移動式地対空ミサイル・システムが投入されていることを報じている。

 繰り返すが、これらが北朝鮮軍のみで使用されているのか、ロシアに供給されているのかは不明である。はっきりしているのは、北朝鮮がロシアのウクライナ戦争への軍事支援を強化していることだ。■



Artillery Rocket Launcher Disguised As Civilian Truck May Have Just Appeared In Russia

A multiple launch rocket system concealed inside a civilian truck appears to be the latest example of North Korean weaponry arriving in Russia.

Thomas Newdick

https://www.twz.com/land/north-korean-rocket-launcher-disguised-as-civilian-truck-may-just-have-appeared-in-kursk


不法移民送還の受入れを拒否する南米諸国にトランプ大統領が強硬姿勢を示す(The Daily Signal)―今回の措置は犯罪行為で有罪判決を受けた者を強制送還しているわけで「送り出し」国が受け入れを拒否できるのか疑問です。

こういう記事をまもなく立ち上げるOpinionブログ(仮称)にこれからは掲載してきます。

ナルド・トランプ大統領は有罪判決を受けた不法滞在者の強制送還を開始したが、コロンビアが犯罪不法滞在者を乗せた米軍機の着陸を拒否した。

トランプはこれに対し、関税、渡航禁止、コロンビア政府のメンバーに対する制裁を発表した。

 「不法滞在犯罪者を大量に乗せたアメリカからの2便の送還便がコロンビアに着陸を許可されなかったと知らされた。「この命令はコロンビアの社会主義者グスタボ・ペトロ大統領が下したもので、彼はすでに国民の間で非常に不人気だ」。アルジャジーラによれば、ペトロ大統領の支持率は30%前後だ。

 「ペトロが着陸を拒否したことは、米国の国家安全保障と公共の安全を危険にさらすものであり、私は以下の緊急かつ決定的な報復措置を直ちに取るよう指示した」とトランプは付け加えた。


 措置には以下が含まれる: 

  • 米国に流入する全商品に25%の緊急関税を課し、1週間後には50%に引き上げる

  • コロンビア政府高官の渡航禁止とビザ取り消し

  • 国家安全保障を理由に、すべてのコロンビア国民と貨物に対する税関・国境警備局の検査強化

  • 国際緊急経済権限法に基づく制裁措置。


 OFAC Law Groupによると、国際緊急経済権限法は国家安全保障に対する異常で並外れた脅威に対処する権限を大統領に与えている。

 「これらの措置は始まりに過ぎない。「コロンビア政府が米国に強制連行した犯罪者の受け入れと返還に関して、法的義務に違反することを許さない!」。

 コロンビアの指導者ペトロは、アメリカはコロンビア人移民を犯罪者として扱うことはできないとXに書き込み、コロンビア人を自国へ運ぶアメリカの飛行機の入国を拒否すると発表した。また、自国が移民を受け入れる前に、尊厳をもって扱う移民をプロトコルを確立するようアメリカに要求した。

 米国とコロンビアは二重犯罪人引き渡し条約を結んでいる。ペトロは条約を再評価すると約束していたが、まだ有効のようだ。

 マイク・リー上院議員(共 ユタ州選出)はこの動きを称賛した。「コロンビアは争いを避けたいのだ。コロンビア指導者は、トランプの反応を見て態度を変えたようだ」。

 CNNが報じたところによると、ペトロは大統領専用機を提供し、日曜日の朝にコロンビアに到着する予定だったアメリカからの強制送還者の移送を手伝うという。「この措置は、尊厳ある条件を保証する政府の公約に応えるものだ」と大統領府は声明で述べた。ペトロ大統領は不法滞在者の輸送に軍用機ではなく民間機を使うよう米国に要求していた。

 CNNによると、ブラジル政府は、送還フライトで手足を拘束されたブラジル人に対する「品位を傷つける」扱いを非難した。ブラジリアは、米国移民税関捜査局が管理するこのフライトは、米国との送還協定に違反していると主張している。強制送還者たちは、機がブラジルの領空に入った後も、移民局が手錠をかけたままだったと主張している。

(この記事は速報であり、更新される可能性があります。)■


Tyler O'Neil is managing editor of The Daily Signal and the author of two books: "Making Hate Pay: The Corruption of the Southern Poverty Law Center," and "The Woketopus: The Dark Money Cabal Manipulating the Federal Government."


Trump Makes Aggressive Move Against South American Country That Refuses to Accept Criminal Illegal Aliens

Tyler O'Neil | January 26, 2025

https://www.dailysignal.com/2025/01/26/trump-makes-aggressive-move-colombia-south-american-country-that-refuses-accept-criminal-illegal-aliens/