2017年6月20日火曜日

疑問が山積みの事故原因はACXクリスタルの動向がカギになりそう


本件、すっかり報道が減っています。とにかく情報がないためいろいろと推測する向きが出てきたようですが今回の事件は単なる事故で片付くか疑問ですね。死者が発生したため米側も真剣に調査し、捜査権がない日本は傍観するだけですが、日本側メディアもその気になればいろいろ調査できるはず。政権打倒という負の方向ではなく、事故調査としていろいろおかしな点がを独自に調べてもらいたいものです。


CORRECTION U.S. Navy Aegis Destroyer Collides with Philippine caTETSY JOKO—AP

We Don't Know Much About the Fitzgerald Collision and That Seems Odd

フィッツジェラルド衝突事件で判明したことが少ないのが妙だ

Authorities have been tight-lipped about the accident and the strange details we do know have quickly giving rise to conspiracy theories.

関係者は事故で口を閉ざすが奇妙な背景から陰謀論が浮上

 BY JOSEPH TREVITHICKJUNE 19, 2017


米海軍駆逐艦と民間商船間で発生した事故からオンライン上で陰謀論が盛んに議論されている。事故状況の公式説明がほとんどないことから全体状況が常軌を逸していると思わないほうが難しい。
まず判明していることを列挙しよう。2017年6月17日、コンテナー船ACXクリスタルがアーレイ・バーク級駆逐艦USSフィッツジェラルドに本州沖合56マイルで衝突した。双方が損傷を受けたが、米艦船の被害の方が大きい。
第七艦隊前方配備部隊司令官ジョセフ・オーコイン中将は6月18日の報道記者会見で事故の被害状況に触れ、その後フィッツジェラルドは横須賀に帰港した。中将は以下説明していた。
  • 艦は重大な損傷を受け直後に艦内大区画三つで浸水がはじまった。機械室1と116名収容の居室2だ。
  • 艦長室も直撃を受け、艦長が閉じ込められた。乗員は迅速かつ効果的に動き、その行動に誇りを感じる。
  • 英雄的行為で浸水の拡大を防ぎ、沈没を回避した。もっと悪い状態になっていた可能性もある。
  • 艦は世界で最も混雑した港湾に磁気コンパスと予備航行装置だけで進めた。二本あるシャフトの一本はロックされていた。
  • 乗組員の決意と勇気ある行動のおかげでダメージコントロールを続け、艦は自らの動力で昨日夜に帰港できた。
その日遅くにダイバーチームが損傷状況を調査し行方不明乗組員7名の遺体を発見した。公式発表の表現を見るとクリスタルが衝突して居室内で溺死したとわかる。今回死亡した乗組員の年齢分布をみると年若い青年たちが数十億ドル相当の軍艦を動かしているのわかる。氏名、階級、出身地は以下の通りだ。
- Gunner’s Mate Seaman Dakota Kyle Rigsby, 19, from Palmyra, Virginia
- Yeoman 3rd Class Shingo Alexander Douglass, 25, from San Diego, California
- Sonar Technician 3rd Class Ngoc T Truong Huynh, 25, from Oakville, Connecticut
- Gunner’s Mate 2nd Class Noe Hernandez, 26, from Weslaco, Texas
- Fire Controlman 2nd Class Carlos Victor Ganzon Sibayan, 23, from Chula Vista, California
- Personnel Specialist 1st Class Xavier Alec Martin, 24, from Halethorpe, Maryland
- Fire Controlman 1st Class Gary Leo Rehm Jr., 37, from Elyria, Ohio
事故発生を受け海上保安庁はただちにヘリコプター数機を現場に送り、医療搬送した。うち一回はブライス・ベンソン艦長で次に氏名未発表の水兵二名が搬送された。全員が横須賀海軍病院に送られた。
米国は捜査を三方向から行う。海軍の法務部(JAGMAN)は事故の根本状況を、海軍は別に安全面から検討を行う。米沿岸警備隊は「海洋障害調査」をクリスタルと乗員を対象に行う。日本関係者も独自の調査を行う。
だが今までのところ米日双方の当局関係者から事故がどのように発生したのかあるいはフィッツジェラルドの当時の任務について共に説明がない。オーコイン中将も「調査がいつ完了するか予測不可能」と言っていた。
そこで陰謀説が出てきたのは驚くべきことではない。衝突が故意に行われたとの主張に今のところ証拠はないが、今回の事故には奇妙な点が多々ある。

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#USSFitzgerald Look at track of #ACXCrystal it veered OFF course TWICE The last time right b4 hitting USN ship.. Autopilot malfunction?
ACXクリスタルの航跡を見ると二回方向転換してから米艦に衝突している。オートパイロットの故障なのか。

まずMarineTrafficだ。オンラインの船舶航路追跡サービスで航空機のFlightRadar24に似ている。これによるとクリスタルは6月17日1:30 AMに緊急方向転換をしている。同サイトによるとコンテナー船の速度は14ノットからゼロになっている。ゼロはおそらく衝突時だろう。ただし直後に元の速度に戻している。衛星データがの精度を確認しようがないが、重要なデータのようだ。同船から2:25 AMに事故報告があり、五分後に衝突地点と思われる場所へ戻っている。同船のオートパイロット機能が故障したのかエラーがあったと見る向きがある。
海上保安庁も当初は事故発生時間を2:20 AMとしていたが、民間船から当局への報告が一時間も後になった理由を調査中といわれる。海上の当て逃げ事件といってよい。2017年6月19日現在で米海軍が当初発表のあった時間の通りと信じているか不明だ。「緊急事態になり、乗員は連絡する余裕がなかった」と日本郵船の広報の発言をCBSニュースが伝えている。日本郵船はクリスタルの所有企業だ。フィッツジェラルドから事故直後に海軍司令部にすぐ連絡が入らなかった点でも説明がない。連絡があれば直ちに対応措置をしていたはずだ。
またクリスタルの一連の行動から裏に不正な力があったとの観測が生まれている。同船の所有権をたどると日本特有の系列が見えてくる。表向きはACXアジアコンテナーエキスプレスが日本郵船の子会社として運航する。しかし大日インベストメントが船主になっている。日本郵船は三菱グループ企業だ。同船は日本郵船が2014年からフィリピンの海運会社に貸し出している。つまり同船は第三者が借り乗員、燃料その他を用意して運航している。クリスタルの乗組員の情報と事故にどう対応したのかで関係当局からの発表は皆無に近い。
未確認のうわさがある。クリスタルは航行灯をつけず、海上トランスポンダーを付けずに航行し、事故防止措置をとっていなかったという。しかしMarineTrafficで非暗号化トランスポンダーデータで作成した地図があり同船の事故前後の位置が示されており、トランスポンダーを切っていたというのはあり得ない。フィッツジェラルドでも同艦のレーダー他監視装置が事故当時に作動していたのか観測がさかんだ。
AP
事故後のACX クリスタル船首部分。
「USSフィッツジェラルドが貨物満載の商船と日本沖合で深夜に衝突した状況ではわからないことが多すぎる」とジョン・カービー(退役米海軍少将でオバマ政権で国務省報道官、現CNN解説者)は感想を述べている。「同艦のレーダーは正常に作動したのか、当直要員はどう判断したのか、あるいは判断を誤ったのか、事故を回避できなかったのか。貨物船の乗組員がどんな行動で悲劇を招いたのか回避できなかったのかがわからない」
今広がっている陰謀論はなんらかの理由でクリスタルのバルバスバウがフィッツジェラルドに衝突し、側面を損傷させるのに最適の手段というもの。このとおりなら北朝鮮が背後に浮かぶ。同国は自国貨物船をフロント企業を通じ使い、海外の不良企業により貨物を輸出入している。さらに米朝間の言葉の応酬が激しくなる中で実際に衝突手前の事態も発生しており、6月18日には北朝鮮外交官がニューヨークJFK国際空港で国家保安省係官と理由不明の取っ組み合いをしている。北朝鮮は今年2月の金正男暗殺など秘密工作活動を堂々と展開している。
だが前述のようにこのシナリオを証明する詳細な事実関係はない。クリスタル乗員が犯罪に関係し、必要な書類なしで運行していたため現場を慌てて退去し、その後事態の大きさに気付いたのかもしれない。また実は単なる事故で技術上の問題あるいは機械的な故障あるいは昔からの人的エラーが原因だったのかもしれない。■
Contact the author: jtrevithickpr@gmail.com


A400Mの進展で評価が分かれる独仏当局


A400Mの実用化も時間がかかっていますね。思い起こせば当ブログの最初の記事が同機開発の難航の話題でしたから相当の時間がかかっているわけです。これならC-17を買っておいた方が安かったと思うのですがヨーロッパには別の考え方があるのですね。C-2もまだトラブルがあるようですので他山の石とするべきでしょう。

ShowNews

French Air Force Happy With Airbus A400M Progress

フランス空軍はエアバスA400Mの進展ぶりに満足

Jun 19, 2017Thierry Dubois | ShowNews

A. Jeuland/French Air Force

  1. エアバスA400Mの運用能力整備の進展ぶり、さらに納期の遵守を見て、フランス空軍が同機事業を好意的にとらえている。
  2. 「同機の進展を肯定的にとらえている」(アンドレ・ラナタ参謀総長)とし、11機調達したうち6機の稼働状況に満足している。残る5機は通常点検あるいは初期作戦能力獲得のため改修中。エアバスは2016年末までに6機納入の公約を守った。今年上半期の納入も予定通り進めている。
  3. 今年末には9機が稼働可能となる。ラナタ参謀総長は今後も納期通りの引き渡しを期待し、2018年末には15機がそろうとする。最終的には50機になる。
  4. ドイツ空軍はそこまで同機を買っていない。ドイツはA400Mの稼働率、戦術性能不足で不満を感じている。パワーギアボックス(PGB)問題で納入遅れが発生し、飛行運用も影響を受けた。ラナタ参謀総長は緊急対策を有効と見ているが、恒久措置は未確立で今年後半に登場する見込みだ。2016年はPGB問題が戦術能力整備の脚を引っ張った。
  5. フランス空軍は同機の性能をフルに引き出そうとし輸送業務の在り方を変えようとしている。NH90多用途ヘリをマリまで搬送し、同日中にフランスへ戻れる戦略意義を示した。さらにフランス曲技飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス」に一機が随行し米国内を回り、50名と貨物25トンを運んだ。小型低速のC-160トランザールなら四機必要だった。機体に信頼度があるのでイラクに着陸できたと空軍報道官は述べている。
  6. 戦術輸送機として未整備滑走路を利用でき、後部ランプから貨物・兵員を投下し、電子妨害にも対抗できる。
  7. ただし完全作戦能力(FOC)が成立していないのは電子対抗措置装置が未整備なことが大きい。現在の性能は要求水準に足りずロシア製地対空ミサイルへの対抗で弱いままだ。
  8. またヘリコプターへの空中給油能力が未完成だ。エアバスがこの実用化をできない場合、「C-130Jを追加調達する」と空軍報道官は言う。フランスはロッキード・マーティンC-130Jに回転翼機用空中給油能力を付与し4機発注中で、2017年から19年にかけ受領する。
  9. さらにFOCへの道を閉ざしている要素が空中投下だ。落下傘兵が機体側部のドア両方から同時に脱出できず強襲作戦の効果を減らしている。機体後方の乱気流が大きく、落下傘兵が空中衝突する可能性がある。
  10. IOC、FOCとは別にフランス空軍はエンジン制御標準化の克服も目指している。ソフトウェアで回転数を一定にするとラトナ参謀総長は述べ、乗員が機材を乗り換えても同じ標準で運用できるようにしたいとする。「現状はきわめて面倒」という。そのため機材内でエンジン制御の標準化が必要だとする。これができないと最新のソフトウェアに慣れた乗員で初期仕様機体の操縦で支障が生まれるという。
  11. エアバスはエアバスヘリコプターCEOギローム・フォーリ(フランス人)をエアバスグループのフランス政府担当に任命した。■

2017年6月19日月曜日

★★★★北朝鮮ミサイルが中国衛星で誘導されている可能性



中国も北朝鮮関連では叩けば埃がどんどん出そうですね。北京が見切りをつければ平壌の現政権など簡単に転覆させるでしょうが、中国国内にある北朝鮮とのしがらみ(おそらく共産党内部の派閥争い)と東北部の軍の非合法ビジネスの問題があり、米国といったん話がついても実施が難しいのでしょう。そのうちにしびれを切らした米国が単独行動に出るかもしれません。

Record China

 

Is North Korea Using China's Satellites to Guide Its Missiles? 北朝鮮は中国衛星を使ってミサイル誘導をしているのか


May 23, 2017


  1. 北朝鮮がミサイル発射を繰り返し米本土を狙うICBM開発に走る中、ひとつ見落とされている点がある。ミサイルに衛星誘導を使っているのではないか。北朝鮮に衛星航法ネットワークはないため、中国衛星を利用しているとの観測がある。
  2. 2014年報道で北朝鮮技術者が中国国内で北斗Beidou衛星航法システムの運用を研修中とある。同年の別の記事で中国軍専門官から中国は北朝鮮による北斗の軍事利用を止められないと発言している。
  3. 北斗以外に北朝鮮の選択肢として米露両国のGPSがあり、ロシアはグロナスGlonasと呼んでいる。
  4. 「グロナスの可能性もありますが、ミサイル誘導に北斗を利用している可能性の方が高い」と小泉 悠(未来工学研究所特別研究員、ロシア安全保障問題)がメールで述べており、ロシアは北の核実験後に武器および軍事関連技術の北朝鮮向け禁輸措置を取っているがグロナスが対象かは不明と小泉は述べる。
  5. 北斗衛星群打ち上げは1994年に始まり、現在は東アジア以遠まで展開している。北斗は民生商業用途と軍用の両面で利用され、軍用では妨害を受けず正確にデータが利用できる。
  6. 北朝鮮が北斗の軍用機能を利用しているか不明だが、民生用機能で精密誘導兵器を運用しているとは考えにくい。というのは北斗の民生機能は日米韓の電子妨害に弱く有事の際に北朝鮮が利用するのは困難になるためだ。
  7. 「特別のチップならびに中国の協力がないと中国の高精度軍用信号を利用できないはずです」とグレゴリー・クラッキ(憂慮する科学者連盟の安全保障関係上席研究員)は語る。
  8. 今年4月15日の軍事パレードで性能向上型の300ミリ多連装ロケット発射装備(MLRS)KN-09が公開され射程は200キロと言われる。
  9. 戦略国際研究所の上席副理事長ジェイムズ・ルイスによればKN-09が北斗、グロナス両方の信号を利用するハイブリッド仕様で信頼性正確性を高めている可能性があるという。
  10. ルイスはKN-09は中国製MLRSのコピーだが、中国装備も元はロシア製MLRSのコピーでグロナスシステムを利用すると指摘。「中国は北斗を容易に追加できたでしょう」とルイスは指摘するが確証はないという。
  11. 北朝鮮が中距離長距離ミサイルに地形追尾機能や慣性航法などの高度技術を応用している可能性もある。
  12. とはいえ北斗を利用して北朝鮮のミサイルが確実に米軍を狙っている可能性が残る。北朝鮮は米本土へ到達可能なミサイル生産を開発中と公言している。
  13. 先に紹介した中国軍関係者の発言を考慮すると米政府が北朝鮮が北斗にアクセスできるのか中国政府に照会する必要がありそうだ。
  14. 北朝鮮のミサイル技術核技術が進歩していることへの懸念が高まる中、中国は2020年までに北斗衛星を最低でも30基打ち上げ精度をさらに上げる。同時に中国国内外に地上制御監視基地を十数か所に新設する。
  15. 中国は北斗の精度は現行のメートル級が10センチになると述べている。
  16. 民生部門への波及効果は著しい。2015年時点で北斗対応スマートフォンが4億個使用中と中国業界団体がまとめている。現時点では7-8億個になり、2020年までに世界全体の衛星航法応用民生機器の6割で採用されると中国は見ている。
  17. 反面で北斗の軍事利用も広がっており、南シナ海では情報収集にも応用されている。
  18. 今年一月に米議会の米中経済安全保障検討委員会のアナリスト、ジョーダン・ウィルソンから北斗運用経費は2020年には100億ドルになる見通しが発表された。
  19. ウィルソンは中国は精密誘導兵器の配備運用は「接近阻止領域拒否構想の中核として人民解放軍のミッションを実行し米軍の西太平洋介入を困難にする狙いがある」と指摘。
  20. 北朝鮮自身の接近組織領域拒否は中国構想を補完する意味があるので、中国が北朝鮮に北斗の軍用通信能力を供与していてもおかしくない。
  21. これまでは北朝鮮の後見役が中国であり、北朝鮮が通常兵力を増強しても中国が批判することはなかった。
  22. だが今や、米国は北斗を北朝鮮がミサイル発射に使っているのか把握する必要に迫られ、中国との協議が求められる。
  23. 協議の場では北朝鮮が整備を進める無人機の誘導でも北斗を使っているのかも焦点となるはずだ。
This first appeared in AsiaTimes here.




USSフィッツジェラルド死亡水兵の身元公表と不可解なコンテナ船の事故当時の動き


衝突したACXクリスタルの不可解な航行状況はまだどこも報道していませんが、確かなのでしょうか。情報が錯綜しているようですが、JAGが調査をまとめるそうですから期待しましょう。命を落とした7名の冥福を祈ります。

横須賀港に到着したUSSフィッツジェラルド
TYLER HLAVAC/STARS AND STRIPES

 

Navy identifies 7 sailors killed in USS Fitzgerald collision near Japan

USSフィッツジェラルド内で死亡した水兵7名の身元を米海軍が発表


 By TYLER HLAVAC | STARS AND STRIPESPublished: June 18, 2017

YOKOSUKA NAVAL BASE, Japan —米海軍は土曜日のUSSフィッツジェラルド事故で死亡した乗り組み水兵7名の氏名を発表した。第七艦隊が発表した氏名は以下の通り。
  • Gunner’s Mate Seaman Dakota Kyle Rigsby, 19, of Palmyra, Va.
  • Yeoman 3rd Class Shingo Alexander Douglass, 25, of San Diego, Calif.
  • Sonar Technician 3rd Class Ngoc T Truong Huynh, 25, of Oakville, Conn.
  • Gunner’s Mate 2nd Class Noe Hernandez, 26, of Weslaco, Texas
  • Fire Controlman 2nd Class Carlos Victor Ganzon Sibayan, 23, of Chula Vista, Calif.
  • Personnel Specialist 1st Class Xavier Alec Martin, 24, of Halethorpe, Md.
  • Fire Controlman 1st Class Gary Leo Rehm Jr., 37, of Elyria, Ohio


  1. 上記7名は行方不明となり、艦長含む三名が横須賀海軍病院に搬送された。艦長ブライス・ベンソン中佐と水兵一名は退院したと第七艦隊は月曜日朝にフェイスブックで発表している。
  2. フィッツジェラルドとフィリピン船籍ACXクリスタルは土曜日2:30 a.m.に横須賀港から64マイル地点の伊豆半島近くで衝突したと海軍は発表。海軍は日曜日の時点で捜索活動は一時中止し、遺体数名分が艦内で見つかったが近親者の確認前には詳細発表を控えていた。
  3. 見つかった水兵の遺体は浸水した居住区で見つかっており、脱出経路が衝突で使えなくなっていたと第七艦隊は日曜日に発表していた。
海軍作戦部長の訪日
  1. 海軍作戦部長ジョン・リチャードソン大将は最上級曹長スティーブ・ジョルダーノと火曜日に横須賀に飛び、フィッツジェラルド乗員、家族と会見すると在日海軍部隊司令部が月曜日朝に発表した。両名はこのほかの海軍関係者と基地に働く民間作業員とも会い、フィッツジェラルド事故の支援に感謝する。
不可解なコンテナ船の事故当時の航行状況
  1. ACXクリスタルは東方向に航行中で東京湾に向かっていた。同船の自動航行記録装置によると同船は方向を変え旋回していることがMarinetraffic.comからわかる。データでは衝突の瞬間とほぼ同時に旋回を止めている。
  2. 海上保安庁はクリスタル乗員に事情聴取しているが、フィッツジェラルド乗員とはまだ会っていないと報道官は述べた。
  3. ACXクリスタル乗員に負傷者は発生していない。
  4. 事故現場は毎日400隻が利用する航路で海上保安庁は直近五日に同様の事故三件が発生しているという。
第七艦隊司令官の記者会見とフィッツジェラルド修理
  1. 第七艦隊司令官ジョセフ・オーコイン中将は事故調査で海軍法務部調査活動の統括将官を任命すると報道陣に日曜日語った。
  2. また海軍は調査活動で日本側に全面協力すると述べた。
  3. オーコイン中将からは艦長居室他艦内で多くの区画が大きく損傷しているとし、「艦長居室は完全に破壊されている。生き残れたのは幸運」と述べた。
  4. 「艦は修理し復帰させる。大修理となるが復帰させる。修理工期は数か月の見込みで年内完成と見ている」と述べた。
hlavac.tyler@stripes.com


★★米海軍F/A-18がシリア空軍Su-22を撃墜



週末は米駆逐艦海上事故に目を奪われていましたが、シリア上空でも大きな事態が展開していました。時あたかもラッカ陥落を目指す最終段階に入ったようでISIS組織は壊滅に近づいてきたようですが、シリアと背後にいるロシアが不穏な動きに出そうです。

 

(U.S. NAVY PHOTO BY MASS COMMUNI

 

USN F/A-18E Super Hornet Shoots Down Syrian Su-22 Fitter Attack Jet 

米海軍F/A-18Eがシリア空軍Su-22攻撃機を撃墜


The unprecedented engagement could lead to a rapidly escalating security situation in the skies over eastern Syria.

今回の交戦でシリア東部上空で急速なエスカレーション発生か

 BY TYLER ROGOWAYJUNE 18, 2017
  1. 6月18日、シリア戦場で大きな進展が発生した。戦略上でも今後の戦闘の行方にも影響が出るかもしれない。詳細は明らかでないが、ペンタゴン他の発表によれば米海軍のF/A-18スーパーホーネットがシリア空軍のSu-22フィッター攻撃機をジャディンJa'Din近郊で撃墜した。同アルタブカAl Tabqaにあるシリアの重要なダム付近であり、イスラム国が首都と自称するアル・ラッカAl Raqqaの西にある。
  2. 現地時間4:30ごろアサドに近い勢力がジャディン攻撃を開始した。同地は米国が支援するリシア民主勢力軍(SDF)が占拠中。SDFは死傷者が発生し撤退を余儀なくされた。連合軍航空部隊が威嚇し、敵超低空高速飛行し、おとりデコイを投下して攻勢を止めようとした。策が効果を出し航空隊の出撃要請は出なかった。
  3. 通常どおり米主導連合軍は「衝突回避」ホットラインでロシアを呼び出し攻撃をやめさせようとした。すると地上戦闘開始後2時間ほどでシリア空軍Su-22攻撃機一機が上空に現れSDF部隊に爆弾投下を開始した。米海軍のスーパー・ホーネット一機が「交戦規則と連合軍勢力の集団安全保障方針に従って」Su-22を撃墜した。

AP
シリア空軍のSu-22フィッター

  1. 不朽の決意作戦合同統合部隊CJTFOIRの発表によればジャディンは衝突回避ラインの二キロ北に位置する。ラインはロシア、アサド政権が暫定的に引いたものでSDF占拠地帯を明確に表示している。発表内容はISISが世界に対する脅威でありその撲滅に焦点を合わせるいつもどおりの文句が見える。
CENTCOM RELEASE

  1. これに対してシリア政府の公式発表の要旨は以下の通りだ。
  • 木曜日午後に南部ルサファ地区でわが戦闘機がテロリスト集団ダーイシュ攻撃中に国際同盟を自称する勢力により撃墜され、パイロットが死亡した。
  • このあからさまな蛮行はテロリズムを支援するアメリカの立場のあらわれであることに疑う余地なく、同盟国支援をうけ全国各地でテロリズムに対抗するシリアアラブ軍こそ正当な権利を有する唯一の勢力であることが今回の事件で明らかになった。シリアアラブ軍と同盟軍がテロリスト組織ダーイシュへの戦いで着実に進展を示す中で発生したのであり、ダーイシュはシリア砂漠の各方面で敗退を続けている。
  • 米国とダーイシュテロリスト集団の間に連絡調整が存在することがあきらかになり、米国はテロ活動を操りながら支援を行い米シオニストの流入という目的を達成しようとしている。
  • 陸軍総司令部と国軍は対テロリスト作戦に対する今回の蛮行に警鐘を鳴らすとともにこのような攻撃を受けてもダーイシュおよび勝利戦線テロリスト組織撃滅戦への決意は揺るぐことなく、シリアアラブ共和国全土で平和と安定の回復を続けていく。
  1. 今回のスーパーホーネットは地中海に展開中のUSSジョージ・H・W・ブッシュ所属機の可能性がある。同型機で初の空対空戦撃墜となった。また米戦闘機が有人機を撃墜したのは久しぶりの事例となったが、アサド側航空機との交戦は以前にも発生している。ちょうど一週間前に米空軍F-15Eがイラン製武装無人機をシリア南部で撃墜している。
  2. 今回のシリア空軍機撃墜はWar Zoneが長年予測していた事態が現実になったといえる。外交状況がこのままでISISの脅威が減ればイラク、シリア国内の対抗勢力間で戦闘が激化すると予測していた。「ラッカ陥落レース」もこのひとつでシリア軍、イラン支援のシーア派武装勢力、トルコ系戦闘員、ロシア特殊部隊は同市解放に加わることができないまま緊張が高まっていた。
  3. 今はロシアがどんな反応を示すかを見守るしかない。モスクワはアサドの軍事力を以前にまして保護する姿勢を米巡航ミサイルによるシャイラート空軍基地攻撃(今年4月)以来示している。今回の交戦でロシア軍戦闘機がシリア東部上空を監視飛行する頻度が増えれば同地区上空が一層不安定になりかねない。
  4. 米国はこれまで今回のような事態を予防しており、アサド側の空爆や脅かしにも左右されてこなかった。今回の事件でロシアが自国空軍力で対抗してくれば米国が連合軍とシリア東部に飛行禁止区域を設定しても驚くべきことにはならないだろう。
  5. 何よりも今回の撃墜はアル・ラッカ陥落の最終段階を支援する連合軍航空戦力には事態の複雑化以外のなにものでもない。慎重な態度のまま機体投入の増加が必要となればシリア国内のイスラム国勢力場撲滅に投入できる機体が決定的に不足しかねない。■
Contact the author: Tyler@thedrive.com
連合軍司令部の発表を見ると即座に撃墜したようです。シリア側発表が正しければパイロットは脱出する間もなく機体が墜落したことになります。一方的な戦いだったようですね。


2017年6月18日日曜日

駆逐艦フィッツジェラルド艦内で行方不明水兵の遺体見つかる



USSフィッツジェラルド(DDG-62) がFleet Activities (FLEACT) Yokosukaに回航された。同艦は6月17日に横須賀南西地点で作戦中に商船と衝突した。 US Navy PhotoNavy Finds Remains of Some Missing USS Fitzgerald Sailors in Flooded Spaces

 By: Sam LaGrone
June 18, 2017 4:42 AM


行方不明だった乗員の遺体が6月18日早朝にUSSフィッツジェラルド(DDG-62)艦内で見つかったと第七艦隊広報官がUSNI Newsに伝えてきた。

発見場所は同艦の兵員居室で浸水していた。

一部報道が行方不明7名全員の遺体が見つかったと報じているが、同報道官は正確な遺体数は遺族への通知が終わるまで発表しないという。

第七艦隊が6月18日に発表した声明文は以下の通り。

YOKOSUKA, Japan (NNS) —
USSフィッツジェラルド(DDG-62)と民間商船の衝突で行方不明になっていた水兵の遺体数体が見つかった。
捜索救難チームが衝突で損傷を受けていた艦内に入り、行方不明の水兵数名を浸水した兵員室で発見した。遺体は横須賀海軍病院に移送し身元確認を行う。
該当する遺族には連絡中で必要な支援を提供する。各水兵の氏名は遺族連絡が完了した段階で発表する。

もし戦わば(16)ヴァージニア級対ヤーセン級、米ロ最新鋭原潜が対決したら勝つのは?


 

Russia vs. America Underwater: What if the World's Two Best Submarines Went to War? 

ロシア対アメリカ水中戦、両国の精鋭潜水艦が対決したらどうなるか


June 14, 2017

  1. 米海軍の潜水艦部隊は冷戦を経て海中で圧倒的な存在になった。全隻原子力潜水艦で構成したエリート部隊は競争相手だったソ連潜水艦部隊が停泊されたまま錆びるに任せているのと対称的だった。新生ロシア連邦は原子力潜水艦部隊の維持をする余裕がなかった。
  2. 米潜水艦の独壇場が20年ほど続いているが新たな挑戦が深海からやってきた。米海軍の優越性に挑むのがロシアのヤーセン級潜水艦で米海軍の主力ヴァージニア級と対決したらどうなるか。
  3. ヤーセン級潜水艦は1980年代中頃にマラヒト中央設計局による構想で一号艦セヴェロドヴィンスクの建造は1993年に始まったが資金不足のため作業がほぼ10年にわたり遅れた。2010年に進水にこぎつけ艦隊編入は2013年だった。
  4. 全長390フィート、排水量13,800トンのヤーセン級の乗員は90名で同程度の米潜水艦より少なく、高度の自動化をうかがわせる。艦形は以前のアキュラ級に似るが司令塔以降が延長され垂直発射管を備えている。権威あるCombat Fleets of the WorldによればOK-650KPM原子炉を一基(出力200メガワット)と十分な動力を確保し水上16ノット、水中31ノットとしている。別の報道では水中35ノットとするものもある。20ノットで静粛潜航が可能だ。
  5. セヴェルドビンスクが搭載するセンサー装置はイルティシュ-アムフォラ製で、艦首に球状ソナーアレイ、艦側部にソナーアレイ、艦尾にえい航式ソナーを搭載する。航法捜索用にはMRK-50アルバトロスレーダーがありリムハット電子支援対抗装置もある。
  6. 武装は標準的な533ミリ魚雷発射管4本と別に650ミリ発射管も4本ある。ホーミング魚雷と3M-54クラブミサイル(対艦、対地、対潜に対応)を運用する。sらに垂直発射管が24本あり、P-800オニクス超音速ラムジェット対艦ミサイルが使える。
  7. これに対してヴァージニア級潜水艦は少数建造に終わったシーウルフ級の後継艦として価格の妥当性にこだわる。現在ヴァージニア級が米海軍潜水艦部隊の主力になりつつある。
  8. 全長377フィートのヴァージニア級はヤーセン級より13フィート短いが排水量は半分だ。乗員は113名でジェネラルエレクトリック製SG9原子炉一基を搭載し、従来のプロペラではなくポンプジェット方式推進だ。水上25ノット、水中35ノットといわれ、25ノット航行でも十分静粛だとされる。
  9. ロシア艦同様にヴァージニアの主ソナーも球状で船首につく。ただしブロックIII建造分からBQQ-10ソナーのかわりにU字型の大型開口艦首ソナーを搭載する。補助として艦の両側部にアレイをつけ、軽量広範囲開口アレイと呼ぶ。これは光ファイバーによる聴音装置でディーゼル電気推進式潜水艦の探知を狙う。後方の監視にはTB-29(A)えい航式パッシブアレイを使う。司令塔と艦首下には高周波ソナーアレイを付けており、機雷を探知し回避できる。
  10. ヴァージニア級の武装は533ミリ魚雷発射管が4本のみでMk.48高性能(ADCAP)大型ホーミング魚雷とUGM-84サブ-ハープーン対艦ミサイルを水上艦攻撃に使う。初期型はトマホーク陸地攻撃ミサイル12本を垂直発射管に搭載していたが、その後ブロックIIIから円筒型発射管二本になり、さらにブロックV以降は発射管を増やしてトマホーク40発を搭載する。
  11. 現在建造中のブロックIIIヴァージニア級がセヴェロドヴィンスクと一対一で他決したらどちらか勝つのか。両艦とも潜水艦技術の粋を搭載し相手国を意識している。良い勝負になるだろう。セヴェロドヴィンスクが水中速度がやや低いが潜航深度が大きい。ヴァージニアは高速だがCombat Ships of the Worldによれば艦体の最高深度テストは488メートルだという。ヴァージニアはソナー探知能力で優れている。これは新型大型開口艦首ソナーによるところが大きい。
  12. 兵装では両艦はほぼ互角だ。ただしセヴェロドヴィンスクにはクラブミサイルの対潜用があるので敵潜水艦に対して軽量魚雷をミサイルで迅速にふりむけることができる。この方式は米サブロックシステム(退役ずみ)に似ている。
  13. ヴァージニア級は静粛性で優れソナー性能もロシア艦より優秀だ。潜水艦戦ではこの二つがそろうと無敵だ。移動しながらセヴェロドヴィンスクを探知するだろう。逆にセヴェロドヴィンスクは敵を急に探知してもクラブASW超音速ミサイルを発射して対応可能だ。近い将来にはヴァージニア級の改修ソナー性能がソフトウェアアップデートと一緒に実用化されるはずだが、セヴェロドヴィンスクではソナー性能の改修は無理でも静粛化対策は簡単に実施できるはずだ。総合するとヴァージニア級が有利だ。
  14. 長期的には両艦の競合関係では無人水中機など新技術が導入されるはずだ。米国が冷戦終了後は潜水艦戦に本腰を入れてこなかったのは事実だ。これは9/11後でも同じだ。だが米国が再び大国との対決に目を向け始めた中で米潜水艦部隊は再びロシア艦を出し抜きそうである。■
Kyle Mizokami is a defense and national security writer based in San Francisco who has appeared in the Diplomat, Foreign Policy, War is Boring and the Daily Beast. In 2009 he cofounded the defense and security blog Japan Security Watch. You can follow him on Twitter: @KyleMizokami.



THAAD陣地を撮影していた北朝鮮のUAVのカメラは....


韓国では毎度毎度のことなのかもしれませんが気になるのでお伝えします。まずJane's Defense Weeklyが簡潔に伝えています。

  
韓国で見つかった北朝鮮UAVにはカメラが付いていた。発見場所は韓国東部で軍事境界線近く。韓国国防部が6月12日に発表した。Source: South Korean MND

 

South Korea finds suspected North Korean UAV near border 

北朝鮮付近の地点で韓国が北朝鮮所属と疑われるUAVを発見

 Gabriel Dominguez, London - IHS Jane's Defence Weekly
13 June 2017


  1. 韓国内で北朝鮮のものと思われるカメラを搭載した無人機(UAV)が北朝鮮国境に近い東海岸で見つかったと韓国国防省が6月12日発表した。
  2. 韓国統合参謀本部(JCS)によればUAVの大きさは全長1.8メートル、翼幅2.4メートルで江原道インジェ山中で発見された。2014年に韓国が占拠する黄海白ニョン島で見つかったUAVと類似している。
  3. 「白ニョン島で見つかったUAVにもカメラがついていた。今回の機体のカメラと同種類か分析中だ」とJCSは説明し、解析に約10日かかるという。
  4. 聯合通信はインジェ地元住民から「小型飛行物体」を発見したと連絡があり、軍関係者が現地入りしていたと6月9日に報じていた
  5. 今回のUAVをレーダー探知できていたかは不明。■

ちょっと淡泊な伝え方ですね。今度はDefense Newsを見てみましょう。

Suspected North Korean drone photographed US missile defense site

北朝鮮無人機は米ミサイル防衛陣地を撮影していた

 By: Hyung-jin Kim, The Associated Press, June 13, 2017 (Photo Credit: South Korean Defense Ministry via AP)

SEOUL, South Korea — 北朝鮮所属と疑われる無人機が韓国国内で見つかったが、墜落前に米ミサイル防衛装備を撮影していたと韓国国防部が発表した。
  1. 今回の発見は北朝鮮が対艦ミサイル4発を発射してから4日後のことで新大統領文在寅の北朝鮮対策を一層複雑化している。
  2. 無人機がみつかったのは軍事境界線近くの地点で調査チームは機体ないでソニー製カメラに数百枚の写真を見つけた。
  3. うち10枚が南東部星州に展開中の米THAADミサイル発射装置とレーダー装備だった。残りは住宅地や農耕地と機微情報と言えない対象だった。
  4. 無人機は北朝鮮に戻る前に燃料切れで墜落したようだ。解析をさらに進め、THAAD陣地を撮影した10枚が送信されたかも調べる。
  5. 北朝鮮は無人機に力を入れていると韓国は注目し、北朝鮮軍には無人機300機近くがあるという。2014年には北朝鮮無人機数機が韓国内で見つかっている。専門家によれば機体はローテクだが安全保障上の脅威になる可能性は排除できないという。
  6. これに対し今回見つかった無人機は双発エンジンで前回見つかった単発エンジン機より航続距離も長いと韓国国防省は指摘。北朝鮮が無人機部隊の戦力向上を図っていることが分かる。
  7. 2014年に見つかった無人機にも日本製カメラが搭載されており、韓国大統領官邸青瓦台他を撮影していたと韓国は説明。ただし調査の結果、画像はリアルタイムで送信していないと判明した。
  8. 一方で韓国軍によれば北朝鮮兵士一名が地雷原を徒歩で縦断し亡命してきた。韓国統合参謀本部の発表では亡命の動機を尋問中。■
気を抜くことができない韓国内の緊張状態は大変ですね。それだけに韓国内にとりたてて緊張感がないと伝わると日本では理解しにくいのです。一方で韓国の学校で朝鮮戦争は日本を相手に戦って韓国が勝利したとの誤った教育を本当にしているのなら将来が心配ですね。SONYのカメラなど生々しい内容は日本では報道していないのでは。