米海軍 統合スタンドオフ兵器の開発状況

お知らせ: こちらの新設ブログは軍用機、防衛産業、関連技術開発を中心に扱うことにします。空港の第二ターミナルといったところですね。




AW&ST電子版10月31日

米海軍はレイセオン製の統合スタンドオフ兵器(JSOW)であるC-1の設計検討結果に満足しているが、既存装備にデータリンクを付加することで課題を実現できるとの意見が開発責任者から出ている。

-1改良型は既存JSOWと同じ外形と機体でロックウェル・コリンズ製のデータリンクを付加し、投下中に目標データの更新が可能。また、追尾装置のアルゴリズムを書き換えて海上目標に最適化している。

 「既存装備に真のデータリンクが付いたのは初めてです」(メリーランド州パタクセント航空基地のJSOW計画責任者 マット・ウィンター海軍大佐) 重量は同じで飛行特性には技術的な差異はほとんど生じさせていない。対照的にデータリンクを艦上発射のトマホークミサイルに装着した際には技術者は白紙状態から作業を開始した。

一方、レイセオンは動力付のJSOW開発中で、既存装備に小型空中発射型目標(MALD)のエンジンをとりつける。長距離兵器で海上目標を破壊したい海軍の要求が今後具体化する際のオプションのひとつとなる。

ロッキード・マーチンも長距離空対地スタンドオフミサイル(JASSM-ER)を海上目標に特化した改良型を開発中。さらにコングスバーグ防衛航空宇宙は同社がノルウェー海軍向けに開発した海軍用攻撃ミサイルを提案。ボーイングも射程距離延長版のスタンドオフ陸上攻撃ミサイル(SLAM-ER)の改良型構想を検討中。

ただし水上目標への精密兵器投入の再検討で各社競合が実現するの2012年から2014年の予算の可能性だろうとウィンターは語る。

SLAM-ERとハープーンが現在利用可能な装備だが、2025年までには両方とも耐用年数を超える見込み。(ウィンター)

さらに移動陸上目標用に、海軍はロッキードのペイブウェイII用に改良したGPSを応用した陸海両用レーザー誘導爆弾があり、その初期作戦能力獲得を来月早々に実現するとウィンターは語る。まず海兵隊のAV-8Bハリヤー部隊に装備のあと、F/-18への装備が来月に実現するという。

レーザー誘導のJDAMとしてボーイングの500ポンドJDAMにレーザーヘッドを付加える装備の初期作戦獲得はいつでも可能とウィンターは語る。


コメント:そういわれてみれば海上目標に対する精密誘導兵器の開発ではこれまで大きなニュースはなかったですね。主要海軍国であったソ連崩壊後、海軍のミッションに対艦攻撃の比重が減ったためでしょうか。湾岸戦争以降の紛争でも対艦攻撃というシーンはなかったですね


コメント

このブログの人気の投稿

★★★★北朝鮮ミサイルが中国衛星で誘導されている可能性

★★★真偽は?日本もUCAVを開発していた

★★ロッキードが極超音速技術の完成に近づいている模様、SR-72との関連へ注目