
UAE C-17 Deal Advances
aviationweek.com Dec 22, 2009
1. アラブ首長国連邦(UAE)によるボーイングC-17輸送機合計4機の調達が正式に海外軍事販売(FMS)の承認を議会で得ることになり一歩前進した。
2. FMSの対象となるのは同機の補給部品の調達で、機体自体は商業取引で購入される。補給品契約の金額は501百万ドルとなると見られる。
3. ペンタゴンはUAEの意向は同機を地域内輸送に使うものだが、「アフガニスタン駐留米軍・NATO軍の支援も考慮されている」としている。UAE軍はすでに目立たぬ形でアフガニスタン作戦を支援しており、ヘルマンドでは無人機を運用し情報収集・監視・偵察を駐留軍に提供している。
4. 中東でのC-17導入はカタールに次ぐ二例目となる。カタールは2機を受領済みでさらに2機を発注済み。サウジアラビが次の導入国になると見られる。ボーイングは中東地区での同機の導入は合計20機規模と見ている。
5. さらにインドとも同機導入が話題に上がっており、英国が追加導入の予定を公表したばかりだ。
コメント;C-X開発が遅れる日本ですが、アフガニスタン支援をこのまま続けるのであればC-17導入も当然検討されてしかるべきです。と言っても財政難では困難となりますね。また、C-Xの開発を進める中でC-17元鳴門【仕分け会議】が黙っていないでしょうね。しかし、グローバル空輸で日本の存在感を示す子とができれば安い買い物なのですが。
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