2017年9月12日火曜日

世界最後のT-33が退役

T-33は原型P-80が第二次大戦中の機体なので長寿命機になりましたね。しかしこれで現役機体は見納めです。航空自衛隊は2000年まで供用していたのですか、大事に使いましたね。

Bolivia retires last T-33s trainer/attack aircraft, announces replacement

ボリビアが最後に残ったT-33練習攻撃機をついに退役させ、後継機調達を発表

Daniel Wasserbly and Jonathan R Olguin - IHS Jane's Defence Weekly
01 August 2017

ボリヴィア空軍(FAB)がロッキード/カナデアT-33で最後に残っていた4機を7月31日に退役させた。同機はFABの主力ジェット練習機兼軽攻撃機として44年間供用された。

ボリヴィアのT-33Mk3機材はカナダから1973年に購入しその後フランスからも導入した。2000年代初頭にカナダ企業が完全修理の上装備を近代化し供用期間を15年延長していた。同機種で最後まで運用された。
18機がデジタル式エイビオニクスなど近代化を受け、9機が2015年末まで運用されていた。重要部品が調達不可能となり早期に退役している。
7月31日の退役式典でボリヴィア大統領エヴォ・モラレスは「T-33でパイロット多数が養成され」て同国は「腕をこまねいたままでいられず引き続き装備品を軍に調達していく」と語った

2 件のコメント:

  1. 西側エンジンの耐久性は凄い
    第一世代のエンジンにもかかわらず長寿命
    ロシアでは未だに短寿命という
    ロシアの治金技術は高いというが…
    チタン工作機械にしても日本製使ってるし工作技術も劣る印象
    戦闘機も近くで見れば仕上がりが雑だし、塗装の劣化も早い

    返信削除
  2. ロシアの場合技術や懐事情もあり研究予算で西側に及ばないが故に短寿命でも米軍機に並ぶ性能を目指していたんだと思いますが現状ではそれすらも厳しいかも知れませんね。
    日本は大型機用ターボシャフトのシェアが7割前後ある程の技術がありますから、米国製よりも信頼性が優れているのだと思います。

    返信削除

コメントをどうぞ。