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☆謎の機体好きにはたまらないノースロップ・グラマン重役の執務室模型の正体は?


すっかり先端機、高度技術機というとノースロップの名前が先に立つようになりましたね、それだけ今まで同社がブラックの事業に従事してきた実績があるためでしょうか。


This Northrop Grumman Exec Has Some Very Interesting Airplane Models On His Desk

ノースロップ・グラマン重役の執務室で謎の機体を発見

For a guy that has likely seen it all when it comes to classified aircraft projects, the planes that adorn his desk are well worth checking out.

極秘機材の開発に従事した当の本人だけに、垣間見える機材はチェックの価値がある



US-POLITICS-DEFENSE-ANNIVERSARY-B2FREDERIC J. BROWN—AFP/GETTY IMAGES
 BY TYLER ROGOWAYSEPTEMBER 3, 2017
クリス・ヘルナンデスChris Hernandezはノースロップ・グラマンの研究技術エンジニアリング部門担当副社長として驚異の成果を目のあたりにしてしてきた。LAタイムズがうまくまとめた記事を先週発表しており、本人の写真では模型飛行機多数のが写っている中に興味をそそるモデルがあった。
ヘルナンデスが携わった事業そのものが航空宇宙産業の過去三十年間の進展そのものだ。ノースロップ・グラマンのウェブサイトでは本人の経歴を以下まとめている。
「クリス・ヘルナンデスは研究技術エンジニアリング部門担当の副社長をノースロップ・グラマン・エアロスペースシステムズで務めている。軍用機、自律運用や宇宙システム、さらに次世代ソリューションで世界各国に分布する顧客を支援することで自由を守り、人類の好奇心をさらに進めるrうている。
ヘルナンデスは航空宇宙システムズ内の技術部門をまとめ、同部門の広範囲な製品群や事業の設計開発に必要な作業やツールを統括している。同時にNG Nextと呼ぶ同部門の基礎研究ならびに応用技術研究部門を統括している。これは将来の技術開発とともに成長し競争力をつけることで差別化を目指す航空宇宙システムズ部門にとって重要な組織である。
本人はNG Next副社長も務めた。その前には先端システムズ部門副社長で将来装備の高性能システムソリューションの実現に尽力した。例として次世代制空戦闘機、低視認性および低視認機対応システムズ、長距離攻撃ISRシステムズ、高性能兵器および次世代貨物輸送システムズがある。本人は最高技術責任者として航空宇宙システムズ内の旧高度技術プログラムおよび技術事業領域の技術開発担当副社長も務めた。
そのほか旧統合システムズ領域で技術開発事業統括担当副社長、地上監視戦闘管理航空システムズ領域で副社長兼次長、B-2爆撃機事業で副社長兼技術主幹、多機材搭載レーダー技術導入事業で副社長兼事業主幹を務めている。ノースロップ・グラマン入社(1987年)の前はロックウェル・インターナショナルコーポレーションでNASAのスペースシャトル他高性能宇宙打ち上げ機コンセプト実現に従事した。

すごい人物だ。そんな本人が自分の机の上に飾ざっている模型に注目だ。そこでFlightglobal.comのアメリカ支局長スティーブン・トリンブルStephen Trimbleがこんな指摘をしている。
View image on TwitterView image on Twitter
Hey, @northropgrumman. Cool story about SVP for R&T Chris Hernandez, but how about you ID the model in upper-right? http://www.latimes.com/business/la-fi-himi-hernandez-20170903-htmlstory.html …
右上のモデルがわかるかな?

LAタイムズ記事の写真の高解像度版もあり、記事は読む価値がある。

写真で見える機体は以下のようだ
  • 無尾翼ティルトローター機のようなもの
  • E-10 MC2A
  • E-7ウェッジテイルとMQ-4Cトライトン、多分オーストラリア向け
  • RQ-4グローバルホーク
  • MQ-8B ファイヤースカウト
  • バット
  • プロテウス
  • 不明機
  • F-117か
  • ノースロップ・グラマンの第六世代戦闘機コンセプト
  • B-2 スピリット
ノースロップ・グラマンの特徴の全翼機形状の「不明機」が興味を引く。RQ-180といわれるエリア51で2010年代に代わるこ炉開発された機体で米空軍が極秘のうちに飛行させている機体なのか。高高度飛行可能で敵地奥深く侵入可能な無人機は米情報収集用機材とネットワーク機能のエコシステムをつなぐミッシングリンクなのか。機体形状は広い周波数帯で低視認性(ステルス)であり、これがノースロップ・グラマンがB-21レイダーの受注で決め手となった。また次世代爆撃機の実証機が2000年代後半に実際に飛行していたとする有力な兆候がある。本当に存在するのであればこれがその実機なのか。
一番左のティルトローター機も謎だ。有人機のようにも見える。垂直尾翼が見当たらずステルス機の特徴もあるようだ。
スティーブン・トリンブルによればヘルナンデス本人から数年前にこの模型を直接見せてもらったという。当時はノースロップ・グラマンが無人TERN設計案をDARPAに提示しており初期段階だった。ただ機体は想像図の度に異なっており、下に示したものはよく似ているが機体形状がより曲線的になっており、逆V字型尾翼が特徴的だ。
NORTHROP GRUMMAN

ただし模型があっても実機が飛行している証拠にはならないし、謎の機体は現行機に進化する途中の存在なのかもしれないし、開発の袋小路に入った機体なのかもしれない。FB-23模型の写真は今でも軍事航空愛好家の中で流通しており、「もしもの世界」としてこんな機体が実際に飛んでいたらと興味を引き付けている。今回もそのような例にすぎないのかもしれない。
Contact the author: Tyler@thedrive.com

コメント

  1. ブラックな事業ではないよ

    創業者のジャックノースロップ氏が大戦の頃から全翼機の開発に執念を燃やしていたので
    ステルス機開発にあたり全翼機が有力視され、ノースロップにはそのノウハウがあったという事
    試作機だが何機か制作している
    スカンクスワークスのようなものではない

    ジャックノースロップ氏が亡くなる直前にB2が完成し模型が届けられた
    詳しくはジャックノースロップでググろう

    返信削除

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