2022年7月7日木曜日

ウクライナ戦の最新状況 「現地時間7月6日現在) ウクライナ軍の戦略的撤退

 

ロシアのウクライナ侵攻が始まり133日目の水曜日、ウクライナ東部では、最近のロシア軍の成功に続いて戦闘が続いている。 

  

  

ドンバスが次の目標 

  

セベロドネツクとリシヤンスクの占領後、ルハンスク県がロシアの支配下に置かれ、ロシア軍はすぐ隣のドネツク県に目を向けている。北部のスロビャンスクと南部のバフムートは、現在ロシア軍がドンバスで最も注目している場所である。 

 


The situation in the Donbas. (ISW) 

 

しかし、ルハンスク県で撤退することを選択したのがウクライナ側であったのが重要だ。戦略的な撤退で、ロシア軍がそれまでの5、6方向からの攻撃ではなく、3方向からの攻撃に集中したからだ。さらに、前線がまっすぐになったことで、ロシア軍はほとんど正面から攻撃せざるを得なくなり、ウクライナ側は防御がしやすくなった。さらに、ロシア軍は複合戦力が著しく不足し、正面攻勢をさらに挫くことになる。 

  

北(ハリコフ)、南(ケルソン)両戦線では、大きな動きはない。 

  

ドンバスでの最近の成功の後、クレムリンは戦争継続を確約している。 

  

「ロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ長官は、ウクライナにおけるプーチン大統領の当初の作戦目的を再確認し、クレムリンが政権交代やドンバスをはるかに超えた領土拡大も含む最大限の目的を保持していることを示唆している」と戦争研究所は最新の作戦アップデートで評価している。 

 

ロシア軍の損失 

ウクライナ軍は連日、ロシア人犠牲者の数を更新している。これらの数字は公式の数字であり、個別に検証されたものではない。 

  

しかし、欧米の情報機関による評価や独立した報告書は、ウクライナの主張する犠牲者数をある程度裏付けている。例えば、オープンソースの情報調査ページ「オリックス」は、800両以上のロシア戦車(これはフランス、ドイツ、イタリア、イギリスの合計装甲能力を上回る戦車数)と、あらゆるタイプの4,500両以上の軍用車両の破壊または捕獲を視覚的に確認し、この評価は英国国防省によって確認されている。 

  

この評価は英国国防省によって確認されている。他のほとんどのウクライナの主張についても、同じように独立した検証が存在する。つい最近、米国防総省は、ロシア軍が1,000両以上の戦車、数十機の戦闘機やヘリコプターを含むあらゆるタイプの戦闘車両数千台を失ったことを認めた。 

  

さらに、西側情報機関の関係者を引用した最近の報道では、ロシア軍はこれまでの戦争で最大2万人の死者を出しているという。 

  

実際の数字を確認するのは、現地にいないと非常に難しい。しかし、戦争の霧やその他の要因を調整した後、西側の公式数字はウクライナの主張とかなり近いという。 

  

水曜日の時点で、ウクライナ国防省は以下のロシア軍損失を主張している 

 

戦死36,500(負傷者・捕虜は約3倍)  
装甲兵員輸送車3,789  
車両および燃料タンク 2,648 
戦車1,600  
大砲812 
戦術的無人航空機システム 664  
戦闘機、攻撃機、輸送機 217  
多連装ロケットシステム(MLRS)247 
攻撃・輸送用ヘリコプター187  
撃墜した巡航ミサイル153  
対空砲台153  
架橋装置などの特殊装備プラットフォーム65  
ボート・カッター15  

移動式イスカンダル弾道ミサイルシステム4 

 


A Russian tank being struck by incoming fire. 

 

この数週間、ドンバスで継続的な圧力と攻撃作戦にもかかわらず、ロシアの死傷者の割合は鈍化している。このことは、2つのことを示唆している。1つ目は、ロシア軍の指揮官が攻撃作戦に慎重になっており、目的を達成するために複合兵器を活用していること、2つ目は、ウクライナ軍が戦闘力や弾薬を使い果たしつつあり、これは3カ月以上にわたってロシア軍と戦ってきた後で予想されることである。最近の現地からの報告によると、この2つの要因はいずれも事実であり、戦いの疲労が双方に追いついてきているようだ。 

  

5月の大部分で、ロシア軍の死傷者が最も多かったのは、スロビヤンスク、クリビイリヒ、ザポリジヤの3地域で、繰り広げられた激しい戦闘を反映していた。その後、激戦地点はスロビャンスクの南東、セベロドネツク、ライマン、リシチャンスク周辺のバフムト方面へと移っていった。 

  

その後、ヨーロッパ最大の原子力発電所があるケルソンとザポリジヤ周辺でのウクライナ軍の反攻により、最も多くの犠牲者が出た場所は、再び西に移動した。 

  

水曜日、ウクライナ軍はスロビアンスクとドネツク近郊で最も多くの死傷者を出した。 

  

ロシア軍の東部での再攻撃の目的は、ドネツクとルハンスクの親ロシア派の離脱地域を完全に支配し、これらの地域と占領したクリミアの間に陸上回廊を作り維持すると表明している。■ 

 
HOW UKRAINIAN RETREATS IN THE DONBAS CAN BECOME A NIGHTMARE FOR THE RUSSIANS 

Stavros Atlamazoglou | July 6, 2022 

 

2022年7月6日水曜日

韓国KF-21戦闘機の開発ペースが早い。今月中に初飛行敢行か。技術開発力はいいが、竹島上空を飛行する画像を公開するところが日本にとって許しがたい。

 KF21 taxi test

via Twitter

 

 

 

南朝鮮は、新型戦闘機KF-21の飛行試験開始に向け、異例のアプローチをとっているようだ。

 

朝鮮の次世代戦闘機KF-21は、初飛行に向けた準備を進めており、試作機が地上試験を行う映像が公開された。同テストは、最近行われた双発戦闘機の静止状態でのエンジン運転に続くもので、今月末に初飛行が計画されていると噂されている。

 

 

泗川にある韓国航空宇宙産業(KAI)の生産施設の外部から撮影された、最近のビデオには、試作型KF-21(韓国語で鷹を意味するボラメと名付けられた)が一時的に閉鎖された道路を横切るタキシングが映っている。KAI施設は泗川空港に併設しており、同空港は韓国南東部の晋州市にある。報道によると、ジェット機はKAI工場から空港のメイン滑走路に北上した。そこでテストパイロットは、米国から供給されたジェネラル・エレクトリックF414-GE-400Kエンジンのスロットルを開き、短時間の高速走行を行った後、減速した。このような試運転は、初飛行が差し迫っていることを示すものだ。

 

未確認情報だが、KF-21の初飛行は7月22日に行われる可能性があるという。合計6機の飛行試作機が完成する予定であり、少なくとも2機目、3機目、4機目の組立て作業が進行中だ。

 

先月末には、泗川の試験場で着陸装置を地面に固定し、エンジン静止試験を行う試作1号機の公式映像が公開された。エンジンは2基ともフル出力で、アフターバーナーもフルに設定されているようだ。

 

2020年に試作一号機の組立てが始まり、2021年にロールアウトが行われた。

 

ソウルは、老朽化した韓国空軍(ROKAF)のF-4EファントムIIとF-5E/FタイガーII戦闘機の後継機として、KF-21を開発している。現在の計画では、韓国空軍は2028年までにKF-21を40機導入し、2032年までに120機が配備される。さらにインドネシアが50機発注する予定で、インドネシアは同事業のジュニアパートナーであるが、過去にはKF-21へのコミットメントが疑問視されていた。KF-21プログラムの総額は74億ドルになる予想がある。

 

現代の国産戦闘機プログラムとしては、積極的なスケジュールだ。しかし、試作機がすでにエンジン(およびおそらく他の主要サブシステム)を稼働させた状態で地上試験を行っていることは、非現実的なものでない可能性を示唆している。

 

結局のところ、KAIは、少なくとも当分の間、例えば韓国が調達中のF-35の特徴である高度なステルス性能を見送った。このような難しい要件は、航空機設計や戦術のほぼすべての面で考慮する必要があり、全体的なコストやサポートの負担を大幅に増加させる。

 

KF-21では低視認性設計に慎重なアプローチをとっており、能力面ではF-35と第4世代F-16の間のギャップを埋めるのをめざす。KF-21の兵装は、6つの翼下ハードポイントと4つの胴体下ハードポイントに搭載され、F-35はじめ次世代戦闘機の多くが、主にレーダー探知能力を低下させるため武器庫を内蔵するのと異なる。就役後は、高度な派生機の開発に着手するとの予想がある。初期のKF-21のレーダー断面積はユーロファイター・タイフーンとほぼ同じで、その後の改良で大幅に減少する可能性がある。

 

さらに、KF-21は当初、空対空能力のみを持つブロック1が配備され、その後のブロック2は空対地任務をクリアする。この点も、最初から多用途性を持たせようとするその他機種と大きく異なる点である。

 

昨年4月のロールアウト時に、試作機KF-21のコックピットから敬礼するパイロット。MBC News Screencap

 

 

しかし、興味深いのは、南朝鮮がKF-21に期待する運用方法だ。

 

ソウルの新型戦闘機に対するユニークなアプローチは、高度なステルス性を引き換えに、低コスト機材とし、ステルス機と連動して戦闘効率を高めるものだ。例えば、F-35の補助機として、韓国空軍のKF-21は、共用打撃戦闘機よりも多くの武器(大型兵装も含む)を内部搭載できる。

 

4発のセミ・リセスド・メテオ空対空ミサイル、IRIS-T自己防衛ミサイル、2発のJDAMを搭載したKF-21の初期のコンセプトアートワーク MBDA

 

 

同時に、KF-21は基本形でも、韓国空軍の60機のマルチロール機F-15Kスラムイーグル、F-15Eストライクイーグルの発展型、現在F-16V規格にアップグレード中のF-16C/Dより小さなレーダー探知性を持つことになる。

 

しかし、KF-21は韓国空軍のF-35と協力するだけでなく、国産のステルス無人機と一緒に働く可能性が注目されている。

 

韓国防衛装備庁(DAPA)が昨年作成した短いビデオでは、KF-21の任務と武器のいくつかをCGで詳細に明らかにしている。

 

ビデオでは離陸、KC-330シグナスタンカーからの空中給油、長距離空対空ミサイル(AAM)メテオの発射のほか、KF-21が3機のステルス無人機と飛行する様子が示されている。

 

興味深いことに、ビデオで見られるジェット機は単座機だ。しかし、複座型が計画されており、「忠実なるウィングマン」の制御のため追加搭乗員が好まれる傾向がある。中国では明らかにこの任務のために作られた2人乗りJ-20ステルス戦闘機が登場した。

 

聯合ニュース報道によると、「プロジェクトが順調に進み、国産ジェット機が配備されれば、無人機と任務を遂行するかもしれない」とDAPA関係者は述べている。この無名の関係者は意図的に慎重に話したのかもしれないが、ソウルがステルス機プログラムに取り組んでいることは周知の事実である。

 

 

DAPAのビデオでは、重武装KF-21(外部照準ポッド付き)が3機のステルス無人機とミッションを遂行する様子が映し出されている。DAPA Screencap

 

 

DAPA映像に登場するステルス機3機は、無尾翼の飛行翼型で、エンジン吸気口が前方の機体上部に配置された構成で世界中のUCAV設計と類似している。このDAPAの描写が、実際にどの程度、量産型ステルス機と一致するかは不明だが、南朝鮮のこれまでのUCAV設計と大まかな特徴を共有している。

 

大韓航空宇宙部(KAL-ASD)が、KUS-FCプログラムでステルス無人戦闘機(UCAV)の開発に取り組んでいる。2015年にはサブスケール実証機「Kaori-X」が飛行試験を開始した。同実証機は、低観測性、空力制御と安定性、推進コンセプトのテストに使用されたと伝えられている。

 

大韓航空が開発した無尾翼のステルス機「Kaori-X」実証機は、2020年8月公開された。 Korean Air

 

 

昨年9月、韓国防衛庁(ADD)は、2016年に開始したプロジェクトの成果として、フルサイズのステルスUCAVの生産似必要な重要技術を習得できたと発表した。特に、レーダー吸収材を含む空中構造の開発に加え、無人機のレーダー断面積(RCS)を減らすのに役立つ飛行制御アルゴリズムを指摘した。ADDはまた、各機能が無尾翼の無人航空機に組み込まれていると説明した。この取り組みは、KUS-FCプログラムとは別個だが、補完するものであると報告されている。

 

ステルスUCAV「KUS-FC」の可能な構成を示す大韓航空のコンセプトアート Korean Air

 

 

同時にソウルは、KF-21のような有人航空機を無人機と密接に連携して運用するため必要な技術も、共同チームの一員として研究している。

 

2021年10月、KF-21プログラムを主導する韓国航空宇宙産業(KAI)が、DAPAから340万ドルの契約を獲得し、新しい有人・無人チーミング(MUM-T)システムを迅速に開発したと発表された。2022年12月に完成予定で、当初はスリオンや軽攻撃ヘリ(LAH)など南朝鮮の戦場ヘリと無人機の共同作戦の支援に使用される。ヘリコプターが直接無人機を制御し、UAVからリアルタイムで画像を受信し、任務を支援する。南朝鮮に配備されているアメリカのアパッチとグレイ・イーグルは、現在この機能を備えており、このことが現地開発に拍車をかけたと思われる。

 

MUM-Tの技術は、KF-21とUAVの統合に応用される可能性がある。

 

KF-21の「忠実なるウィングマン」としてステルス・無人機を利用することは、意味のあることのように思われる。前述したように、KF-21の初期バージョンは、F-35のようなハイエンドのステルス属性は備えない。

 

また、KF-21は当初、空対空専用のブロック1バリアントとして配備される予定なので、攻撃用弾薬を搭載できるUCAVは有人戦闘機の補助として有用となる。例えば、有人戦闘機が確認した地上目標を無人機で攻撃することが可能にとなる。

 

ソウルは、すでに欧米の各種空対地兵器を保有しているだけでなく、独自に精密誘導弾を開発している。少なくともその一部は、KF-21だけでなくUCAVの武装としても適している。最大射程距離62マイルの500ポンドMk82爆弾を運用する韓国GPS誘導爆弾(KGGB)、射程距離約250マイルと予想されるヨーロッパのTAURUS KEPD 350巡航ミサイルの小型版が含まれる

 

韓国製GPS誘導爆弾KGGBは、KF-21や戦闘用無人機に搭載される可能性がある。LIG Nex1

 

 

ステルスUCAVに内蔵された武器は、KF-21ブロック1またはブロック2が激しい戦闘空域に侵入する際に非常に有利となる。これにより、有人戦闘機は安全なスタンドオフ距離を保ち、高性能なメテオ・ミサイルとアクティブ電子スキャン・アレイ(AESA)レーダー、赤外線捜索・追跡(IRST)を使って空中の目標を狙い撃ちできる。KF-21の搭載レーダーを使用せず、UCAVのセンサーから受信したターゲティングデータで行えるだろう。有人戦闘機が電磁気的に沈黙を守り、生存率を高め、無人機が前方探査プラットフォームとしてリスクの高い役割を担うことを可能になるため、同コンセプトはさらに魅力的になっている。

 

DAPAコンセプトビデオより、流星ミサイルを発射するKF-21の静止画。 DAPA Screencap

 

KF-21用の国産AESAレーダー(ハンファ・システムズLIG Nex1の共同事業)の開発も進んでいるようだ。このプログラムでは、南アフリカのAircraft Instrument and Electronicsが運航するボーイング737-500ををテストベッドとして使用している。この機体は、公開飛行追跡データによると、先月だけでソウル仁川国際空港から5回離陸している。

 

KF-21のブロック2バージョンは、地上目標に対してスタンドオフ・ミサイルを発射できるようになる。これもF-35、ステルス・無人機、またはその他の手段が座標を提供し、おそらくUCAVの存在に向けられる敵対的防空に対応できる。

 

こうしたハイエンドの能力は、北朝鮮以外の潜在的な敵も示唆している。前述のDAPAビデオでは、KF-21とUCAVチームが独島(竹島)上空を飛行している。独島は、南朝鮮と日本間で長年続く領土問題の中心地だ。南朝鮮と日本は、豊かな漁場と石油・ガス埋蔵量に囲まれた同島の領有権を競い合っている。

 

DAPAビデオで独島上空で完全武装したKF-21を追跡するステルス無人機。DAPA Screencap

 

北朝鮮だけでなく、中国や日本とも歩調を合わせるためには、さらに高度な能力が要求されている。KF-21のような国家資産、特にステルスUCAVと連携できる装備は、韓国空軍や韓国軍で大きな需要がある可能性がある。

 

KF-21は輸出市場でもニッチを見つけることになりそうだ。ほぼ間違いなく、KF-21はF-35より運用コストが安く、大規模な支援インフラを必要としない。また、共用戦闘機プログラムでの厳しい輸出規制の回避もできる。KF-21がF-16後継機として世界で市場を見つけることができるかは、同機の最終単価と運用コストに大きく依存する。

 

しかし、国産機と国産AESAレーダーを市場に投入できるのは、南朝鮮の航空宇宙産業の総合力を示している。

 

ソウルはKF-21の実用化で野心的なスケジュールを描いているが、初期生産に控えめな能力を組み込むことが目標達成に役立つはずだ。地上試験が示す最新の証拠は、同機開発が着実に重要な進展を遂げている裏付けだ。■

 

 

オリジナル記事への読者コメント一部


  • KF-21が満たす「中間世代」のニッチについてはよく理解し、同意するが、この設計が韓国空軍にとって最も重要である理由は別にある。経済発展にもかかわらず、同国ではF-4とF-5がまだ相当の割合を占めている。これらの機体は休ませる必要があり、老朽化が追いついてきている。KF-21は、その問題を解決するための国内的な要素になりそうだ。


  • 尹政権では国防部長官をはじめ、複数の主要メンバーが空母計画に難色を示している。専門家は、新政権が北朝鮮のミサイルと核戦力への対抗を重視したことが、韓国空軍計画を承認する判断につながったとしている。


  • このようなアプローチは、米国が提案しているF-16の後継機MR-Xに有効ではないだろうか。ステルス技術を駆使しないなら、信頼度が低い同盟国向けの輸出が容易になり、低所得国へのアピールが生まれる可能性もあります。ステルスパイロンとポッドの開発で、LOをさらに進めるかもしれません。また、統合装備品よりもポッドを使用することで、互換性のあるアメリカの装備品、例えばT/F-7をさらに購入することができるかもしれません。


  • 米国内に工場があったほうがいいかもしれませんね。問題なく順調に進んでいるようです。


  • これは35よりも安く、飛行を継続しやすいはずですが、F-35の「ビーストモード」の最大外部搭載量と比較するとどうでしょうか。実際はそれほど変わらないのではと想像します。これはむしろ、南朝鮮の産業界が航空宇宙開発で多くの経験を積み、将来の選択肢を多様化するための足がかりになるように思える。


  • 南朝鮮は日本と係争中の島の上空を飛ぶ戦闘機と無人機の画像を作成した---世界は複雑な場所であり、我々の友人はいつもお互いに友好的ではないことを米国に思い出させるだけである。猫の群れのように。ギリシャとトルコ。南朝鮮と日本。イスラエルと...そうです。  あのメッセージは、日本はすでに知っていることを思い出させるためのものだと思う。私たちは聞いていますか? 私たちは2つの友好国の領土問題を解決するのを助けるべきでしょうか? 我々は彼らの間でこの紛争を悪化させる必要はありませんし、もちろん、我々が介入すれば、さらに悪化させるかもしれない。地域の真の問題に対して、同盟国が団結する必要がある。


  • SKのために良いこと! アメリカの力を借りなくても、NKに対応できるようになってきた。このことは、台湾をめぐるPLAとの熱い戦いの可能性を示唆しているのではないだろうか?


South Korea Readies Its KF-21 Next-Generation Fighter Jet For Takeoff

 

BYTHOMAS NEWDICKJUL 5, 2022 1:27 PM

THE WAR ZONE


F-35JPO統括官が交代。内部昇進のパターンを破る人事。一方で、次期ロット機体単価設定でロッキード、国防総省の意見が食い違ったまま。史上最悪の調達事業に取り掛かるシュミット中将は大変だ。

 


(US Marine Corps/Chief Warrant Officer Bryan Nygaard)



体価格設定で意見が不一致なまま次期ロットに関するロッキード・マーチンとの交渉が長引いているが、マイケル・シュミット空軍中将 Lt. Gen. Michael SchmidtがF-35プログラムオフィスを引き継ぐ。



マイケル・シュミット空軍中将は本日、国防総省のF-35プログラムオフィスの手綱を取り、国防総省で最も悪名高く高価な兵器プログラムの継続開発を指揮することになった。

シュミット中将は空軍の指揮・制御・通信・情報・ネットワーク(C3I)担当プログラム主幹が前職、2019年7月からF-35統合プログラムオフィスを率いていたエリック・フィック空軍中将Lt. Gen. Eric Fickの後任として就任した。


シュミット中将は、F-35ロット15-17の契約交渉が1年以上にわたる協議にもかかわらず長引く中、F-35プログラムオフィスを引き継ぐ。フィックは3月に記者団に対し、国防総省とF-35メーカーのロッキード・マーティンは機体単価でまだ合意していないが、サプライチェーン問題のため前回のロットより高くなる可能性が高いと述べていた。


シュミット中将はまた、F-35がブロック4近代化プログラムに移行し、基本形の機体戦闘機で追加武器、改良センサー、ミッションシステム、ソフトウェアでアップグレードされるのを監督する。


シュミット中将は、指揮官交代式で「世界最高の戦闘機事業を引き継ぐよう依頼され、本当に光栄に思い、さらに良いものにすることを楽しみにしています」と述べた。


F-35JPOのリーダーシップは、空軍と海軍が交互にプログラムオフィスを支配し、トップの座はプログラムエグゼクティブから副官へと移るという、通常決まったパターンで行われてきた。しかし、今回のシュミット中将は、F-35プログラムオフィスの外部出身であり、同じ空軍士官の後を継ぐため、これまでの傾向に反している。


シュミットの経歴には、複雑な兵器システムを監督した豊富な経験が含まれる。直近では、空軍の150億ドル規模のC3Iポートフォリオを監督した。このポートフォリオでは、サイバースペース機能、電子戦システム、ソフトウェア開発工場など、各種企業が含まれていた。それ以前は、2016年から2018年まで戦闘機・爆撃機プログラムオフィスを率い、2003年から2005年までは、共用打撃戦闘機の開発初期に国防総省のF-35リードプログラムモニターとして関与していた。


フィック中将は2019年にF-35プログラムオフィスを引き継いだとき、生産がフルレートまで上昇するのを監督できると期待していたと、今日の式典で述べている。それが一転し、2019年にJPOはサプライチェーンからトルコ企業を排除し、さらにCOVID-19パンデミックにより複雑化し、予定していた増産が頓挫してしまった。


「チームは見事に対応し、世界的な大流行にもかかわらずエンジン数百機を納入し、期限内にソフトウェアを納入した」とフィック中将は語り、大流行のため下級職員に権限を大きく委譲することを強いられたと述べた。


この数年、フィックの優先順位は 「人間第一」に進化したという。「一日が終わると、また別の課題が待っているからです。COVIDの第2弾、第3弾、第6弾が出るかもしれません」。■


The Pentagon’s F-35 program office has a new top leader

By   VALERIE INSINNA

on July 05, 2022 at 3:51 PM

https://breakingdefense.com/2022/07/the-pentagons-f-35-program-office-has-a-new-top-leader/