着々と進むイスラエルのミサイル防衛システム開発の現状


イスラエルのミサイル防衛システムは相手方の発射する単純なロケットから弾道ミサイルまで多層的な対応を目指しているのが特徴です。米国も共同開発することで成果の一部を利用しようとしているのですね。

Israel Declares Successful Stunner Intercept Tests

By Barbara Opall-Rome3:49 p.m. EDT April 1, 2015
635635000941103799-vs150331-010(Photo: Israel Defense Ministry)

TEL AVIV — イスラエルのミサイル防衛機構(IMDO)が4月1日に開発中のスタナー Stunner ミサイルの三回目の迎撃テストに成功したと発表した。
  1. スタナーは国営ラファエルレイセオンの共同開発で米・イスラエルで資金を分担し、イスラエルが進める David's Sling 自動防衛システムの一部となる。
  2. 「数日間の連続テストのデータ評価から完全成功と言える」とIMDO長官ヤイヤ・ラマティ Yair Ramati が発表した。
  3. ラマティは各テストは長距離ロケットおよび短距離ミサイルを想定した目標を相手に実施したと明らかにした。それぞれDavid's Slingの想定脅威である。
  4. またIMDOは米ミサイル防衛庁が今年中に第四回テストを予定していると明らかにし、その後イスラエル空軍が初期作戦能力獲得宣言をする。
  5. イスラエルは David's Sling をアイアンドームに次ぐ自動防衛手段として配備する意向で、カチューシャやグラッドといったロケット弾への迎撃はアイアンドームで有効性が実証されている。 David's Sling はこれに対してアロー2の下の位置づけだ。アロー2はスカッドやシハッド級の戦術弾道ミサイル迎撃用。
  6. 高高度迎撃ミサイルアロー3が米イスラエル共同で完成すればイスラエルは高高度でも自動防衛体制を整備して核弾頭搭載弾道ミサイルの迎撃が大気圏外で可能になる。■

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