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主張 武漢コロナウィルスは中国共産党体制崩壊の始まりになる

ベルリッツ
保守派論客ウォルフビッツ氏の論考です。今回の事案が自然に発生したわけではないようです。ウィルス発生源はそのうち明らかになるでしょう。その際に中国の異常さが露呈するはずです。日本ではまだ冷静に考える余裕がないのか、お得意の報道しない自由なのか、人民解放軍関連の関与を伝えていません。これが中国現体制の終わりの始まりなのか、歴史が証明してくれるでしょう今から思えばチェルノブイリがソ連体制の終焉に繋がりましたよね。こういう意見は日本では黙殺されるでしょうね。それだけに読者とシェアしたいと思います。



ロナウィルス発症例が急増中だ。死亡者は少なくとも80名に達し、発症は十数カ国に広がっている。中国湖北省Hubei provinceがウィルス流行の出発点で封鎖状態に置かれ、都市部はあたかも終末を思わせ往来する車両、歩行者もない。コロナウィルスに毒性はあるが、事態を悪化させているのは中国の共産体制である。
 コロナウィルスの流行を止めるのは難しい。2003年のSARSでは800名が死亡したが、コロナウィルスでは本人が発症に気づかないうちに伝染している。医療関係者から「無症状の歩く肺炎」との発言も出ている。医療機関は大混乱し、中国の医療機関には大量の患者を収容できない。健常者も罹患の可能性がある。ロンドンのインペリアルカレッジの公衆衛生専門家ニール・ファーガソンは患者数を10万名と推定している。
 だが忘れてならないのは中国政府の責任だ。米国や連合国で100年前にあった戦時中検閲制度で「スペイン風邪」が各国にひろがり、米国内でも70万名が死亡した。コロナウィルスが同様の伝染力を有していれば、中国政府が初期段階で情報統制した責任は重い。コロナウィルス事例で政府の無能ぶり、不誠実さが浮き彫りになった。また危機の規模を偽ったり隠蔽する動きが見られた。
中国当局は必至にソーシャルメディアを統制し、危機の実態は政府発表より深刻との情報が伝わるのを遮断しようとしている。中国国内の投稿サイトWeiboで即座に削除された映像では病院内を歩く女性が廊下に放置された死体を指差していた。別の映像では若い男性が武漢で「真実を話す」と述べ病院内の混乱状態を伝えようとして警察に逮捕される恐れを覚悟の上で、やはり死体の放置状態を伝えている。削除は時間の問題だろう。 
 中国の防止策は不十分かつ時期を逸した。湖北省省長自身がその典型で省内のマスク製造規模を誤って発言している。まず108億個と述べ、その後18億に訂正し、さらにわずか108万と、武漢人口の1割にも満たないと明らかにした。省長自身が政府の無能ぶりの象徴となり、大衆の怒りの対象になった。
 武漢には中国で最先端のウィルス研究施設、武漢ウィルス研究所があり、中国軍向けの極秘研究を行っている。今回の新型コロナウィルスが同研究所から漏れたのは十分予測可能だ。
 もし事実なら、ソ連時代の1979年にスヴェルドロフスクで発生した炭疽菌アウトブレイク事例が想起される。ソ連の生物兵器開発施設から炭素菌が流出し、少なくとも64名が死亡した。だがソ連当局は事件を隠蔽し、露呈したのは1992年に自身もスヴェルドロフスクで党主席だったボリス・イェルツィン大統領(当時)が認めたためだった。ハーヴァード大のマシュー・メセルソン以下の西側専門家は罹患患者や医療従事者への聞き取り調査を許されたが、施設の換気設備のフィルター交換を怠ったため菌が外部へ流出したとの結論で、風により各方面に流れ発症に至った。このような状態では当局が真実を頑なに認めない姿勢を強める反面、大量発生への対応では透明性が一層必要となる。
 武漢には大量発生の公表二日前時点で世界最大規模のクイズ大会に4万家族が集まっていた。武漢の封鎖が5百万人が武漢から外部へ移動していた。当局はその後封鎖措置を56百万人規模にまで拡大したが、その前に数百万人が旧暦正月で各地に移動している。終末から中国は野生動物取引を一時停止させたが、コロナウィルスが動物から人体に伝染したあとの話だ。
 中国共産党体制では事大主義、隠匿体質、情報統制が必要とされる。コロナウィルスとの戦いでは全てでこの反対が必要となる。コロナウィルスを実態よりはるかに規模の大きい災禍にしたのは中国共産体制かもしれない。■

This article by Paul Wolfowitz first appeared at AEI.

今回の記事は以下を翻訳したものです

China's Chernobyl? Communism Is the Reason Coronavirus Is So Dangerous

China’s communist system requires sycophancy, opaqueness, and an absence of information. Combatting coronavirus requires the opposite.
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February 1, 2020  Topic: Politics  Region: Asia  Blog Brand: The Buzz  Tags: ChinaCoronavirusWuhan CoronavirusCommunismBig Government
ジャラハニー



コメント

  1. 興味深い記事をありがとうございます。
    情報統制にからんで、チェルノブイリ原発事故がソ連崩壊を招いた当時のニュースを思い出しています。
    事故発生時、チェルノブイリ原発の炉心が爆発でむき出しになり、消化に当たった消防士、軍関係者が放射線で次々倒れ文字通り人海戦術で放射能の拡散を食い止めた。が、後処理には失敗し尾を引いて連邦崩壊に繋がった。事故の原因の一つに炉の緊急停止の際に注意しなければいけないとされる情報が党に都合が悪いということで閲覧不可とされていたようです。(HBOの「チェルノブイリ」が良く掘り下げています。)
    中国のコロナウィルスも初戦は敗退と自ら認めていますが、これも党に都合の悪いことは情報統制されたことから始まっています。これら2つの事の始まりには相似性があるように思います。

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  2. ぼたんのちから2020年2月3日 17:42

    対テロ戦争失敗の責任者の一人がこんな場面で出てくるとは意外。
    中国は、恐らく11月に発生していた新型コロナウィルスの初期制圧に失敗し、一部の医師がSARSとの類似に気付いていたものの当局の言論封鎖に遭って、流行の拡大に有効な防止策を打ち出せず、相当に拡大してから習が流行の阻止を叫んだ時には既に爆発的に流行していた。やがてこの流行は、中国全土に拡散し、世界に広がるだろう。
    事実の隠蔽が新型コロナウィルスの流行させたのは間違いない。そして今も流行の状況を正確に伝えていないだろう。感染者や死者の数は、実際のごく一部の可能性がある。
    中国共産党(CCP)の流行防止は、初めから失敗を運命付けられ、習は流行対策の小組の長にもならず、その無責任さを露呈させた。そうであったとしても、多くの方々が期待する中国のCCP支配終焉には程遠い。社会統制の暴力装置が維持され、機能する限り、社会は混乱しない。流行の中心地である武漢や湖北省で暴動は起きていない。
    流行は中国全土に広がり、経済活動が混乱し、低下する方がCCP中国への打撃は大きいだろう。対米経済戦争で痛手を負い、今までの強引な経済成長の歪が露呈し、何とか亀裂を取り繕う状態でのさらなるダメージは、再起不能な混乱を引き起こす可能性はある。
    社会も混乱し、抗議行動や暴動が起きてさらなる経済への打撃が深まる。しかし、そのようになったとしても暴力装置が治安の安定を維持し、習は独裁強化を図り、反対派を粛正し、かつての毛のような鎖国政策を採るのではなかろうか。
    結局、銃口から生まれたCCP中国は、銃口でよってのみ滅びるしかないと推測する。
    また、記事では今回の新型コロナウィルスの研究所からの漏洩の可能性を指摘しているが、これは十分あり得ることと考える。
    武漢には2つの研究所があり、見かけは中国科学院の研究所であるが、人民解放軍(PLA)のために生物兵器を研究し、コロナウィルスも研究していた。PLAは、SARS流行からコロナウィルスに注目し、コウモリから生物兵器に使用できそうなコロナウィルスを抽出し、研究し、培養していたと推測する。それが今回漏洩したとも考えられる。そう考える理由は、ごく初期の感染源が複数であり、海鮮市場と関係のない感染もあることによる。
    CCP/PLAは、もちろんその可能性を否定するだろうし、メディア操作も行っている。米国がウィルスを流行させたとか、感染源は海鮮市場の動物と断定したとか、動物から新型コロナウィルスに近いDNAを検出した等はその一環と推測する。
    今回の新型コロナウィルスの流行で日本のメディアは、流行は危険でないとか、過度に危険視する必要はない等の世論操作を行っているが、これは経済活動の国家間の断絶を恐れる中国の利益のためであることに注意したい。

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    1. ぼたんのちから2020年2月5日 13:10

      追伸
      最近の様々なネット情報から新型コロナウイルスの素性を解析し、繋ぎ合わせると、恐怖を感じる推論ができあがる。もちろん下記の参考情報の断片はフェイクが含まれている可能性は否定できないが、そのつもりで。
      【参考情報】
      ① コロナウイルスは、HIVウイルスと近縁である
      ② 仏パスツール研究所の分析で新型コロナウイルス株はSARSと遺伝子的に80%一致
      ③ インドのデリー大学教授が新型コロナウイルスの一部にヒト免疫不全ウイルス(HIV)と同じ組成を見つけた。これは自然界に存在しないとのこと
      ④ 武漢の研究所の石研究員は、コロナウイルスの出現リスクを研究するために、キメラウイルスを生成し、それを2015年にNature Medicineに投稿した
      【推論】
      PLAは武漢の研究所でウイルスの生物兵器を開発しようとしてコロナウイルスに着目し、遺伝子の一部を変えることにした。具体的にはSARSウイルスとHIVウイルスとのキメラウイルスを作成し、培養した。その一部が武漢市内にもたらされ今回の流行になった。
      この推論は、無理がない。
      武漢研究所の石研究員は、2月2日、微信(ウィーチャット)上で、「新型コロナウイルスは実験室と無関係であることを命をかけて保障します」と投稿したが、関係あるとは口が裂けても言えないし、また、本人に命の危険があるのかもしれない。
      1月31日にはPLAの生物・化学兵器防御専門家で生物・化学兵器研究の第一人者である陳少将が湖北省武漢市に入っており、表向きは防疫対策であるが、実際には武漢の研究所の調査、及び口封じのためと推測する。新型コロナウイルスが人工物であることが表ざたになる前に、石研究員は既に消されているか、「自殺」させられている可能性がある。

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    2. ぼたんのちから2020年2月6日 10:22

      さらなる追伸
      追伸の参考情報③は、フェイクとまで言わないが、インドの教授の評価ミスのようだ。新型コロナウイルスの一部にHIVウイルスの遺伝子が組み込まれたとしても、その割合はごく少なく、また、HIV由来とは言い切れない。
      しかし、新型コロナウイルスが天然物由来とは限らない。生物兵器としての利用価値があまりにも高すぎ、キメラのような何らかの人為的な操作があるのでないかと考える。陰謀論的考え方をすれば、以下を妄想できる。
      コロナウイルスではSARSやMERSあるが、これらは致死性が高すぎ、また、感染の有無が比較的容易であり、アウトブレークし難く、生物兵器攻撃の目的を社会の混乱と負担とする場合、その成果は限定的であることは実証済みだろう。しかし、新型コロナウイルスは、以下のような生物兵器としてのかなりの利点を持っているようだ。
      ① 感染力が:空気感染、経口感染が容易で、はしか並みの感染力
      ② 致死率がほどほど:インフルエンザよりも高く、SARSやMERSよりかなり低く、発症中の2次感染を増やす
      ③ 困難な治療:ワクチンが無く、新型なため治療法が確立していない。感染者の隔離・治療の長期化、2次感染者を増やす
      ④ 発症までの期間が長く、さらに未発症者が感染力を持つ
      ⑤ 検査の負担:未発症者は外見で分からず、検査しなければ感染の有無が分からない
      上記のように新型コロナウィルスは、生物兵器として考えれば、極めて有用であり、社会・経済活動を麻痺させる効果がある。武漢を始めいくつかの大都市は完全にその機能を停止している。
      このような生物兵器として有用なウイルスが自然にできたと考えることもできるが、より可能性があるのは、コロナウイルスの人為的な選別と効果的な遺伝子変異と考える。
      武漢の研究所でこのような操作が行われ、試験され、培養されていたのでなかろうか。しかし、不幸にして適用場所を間違えたようだ。
      もしかするとPLAは、開発した生物兵器のテストを行っているかもしれない。中国国内で、2018年には炭疽菌の流行があり、2019年にはペストの流行があった。ごく小さな流行を起こしてその効果を確認していたかもしれない。今回の新型コロナウィルスも小流行で収めるつもりだったかもしれない。また、PLAは、鳥インフルエンザの変異を行い、人-人感染が可能な生物兵器を開発しているかもしれない。これは恐怖だ。
      妄想はこれくらいにしておこう。新型コロナウイルスが自然のものなら、これは中国の政権にとって天罰であるかもしれない。

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    3. ぼたんのちから2020年2月14日 11:19

      またまた追伸
      継続して中国の生物兵器説に関して様々な情報を集めていますが、今までの妄想を訂正し、新たな妄想を提起したいと考えます。
      新たな情報を加えて整理すると以下のような中国の生物兵器の関りが浮かび上がります。もちろん情報の多くは裏付けを取れるものではありません。
      ① 中国は、生物兵器禁止条約を締結しているにも関わらず、遅くても1980年代から継続して生物兵器を開発、保有し、実験も行っている。また、他国へ輸出し、制裁も受けている
      ② 2000年前後に当時の中央軍事委員会副主席・国防部部長・遅浩田が中国共産党の長期計画として、「多くの人を殺せる且つ非破壊的な兵器を使ってこそ、自分を温存し、米国を占領することができる。その答えは生物兵器」と述べている。しかし、当時、PLAのレベルは高いものでない
      ③ PLAは、SARS流行からコロナウイルスの生物兵器としての有効性に着目、コウモリなどの野生生物からコロナウイルスを採取し、評価した
      ④ フランスのP4施設建設の技術供与により、武漢の研究所が建設され、生物兵器の研究は飛躍的に向上し、危険なウイルスの遺伝子操作も安全にできるようになった。その中にSARSウイルスの遺伝子操作がある。その中心人物は周鵬他であり、前述の追伸の石研究員でない。石はP3施設の責任者と伝えられており、たぶん高度な遺伝子操作に関与しておらず、石の声明はP4施設での生物兵器開発への注目をそらすプロパガンダである
      ⑤ P4施設で今回の武漢肺炎のウイルスが作られた。そのウイルス設計は、SARS、あるいはコウモリから抽出された他のコロナウイルスの部分的遺伝子操作による、感染経路の複雑さ、及び免疫のでき難さを狙ったものと考える。具体的にはインドの研究者が伝えるようにウイルス外皮の感染の要となる受容体の部分的変換であり、HIV受容体と類似したものである。武漢肺炎のウイルスが人為的に作られたことは、反米プロパガンダの中であるが、中国も主張している
      ⑥ 作られた危険なコロナウイルスが、今回外部にもたらされ流行したが、その目的や経路はよく分かっていない。管理ミス、あるいは人為的流行の双方が考えられる。また、武漢肺炎の感染経路の多様さ、発症までの多様さ、異なったDNA解析情報等を考えると、流行しているコロナウイルスは、一種類でなく、複数の種類があるかもしれない
      ⑦ 流行は危険なアウトブレークを引き起こしたが、その最中に武漢研究所の責任者がPLAの生物兵器の専門家に変わったことは、表向きの科学院の管理を脱ぎ捨て、あからさまなPLAの生物兵器開発研究所に変わることを意味し、今まで以上の危険な存在になると考える。将来の流行はより感染力が強く、より致死率の高いものになるだろう
      ⑧ 米国は、いち早く中国との人的交流を遮断したが、武漢研究所での危険なコロナウイルス生物兵器の詳細、特に未発症者が感染源になることや感染経路の多様さ等を知っていた可能性がある
      ⑨ 今のところ主な流行地域は中国であり、世界に広がっていくと予想されるが、中国が流行の拡散を促進させる可能性があることに注意したい。これは流行が世界的になれば、現在のように中国のみが排除されることはなくなるからである。しかもこの方法は簡単で、未発症の感染者を送り込めば済む
      危険な武漢肺炎は、日本国内でも流行するだろうが、コロナウイルスは変異しやすいと言われており、新たなウイルスが出現するかもしれません。これは武漢肺炎と類似のウイルスによる生物兵器攻撃の可能性があり、予断を許しません。日本は今でも特定感染地域外の中国人の入国を受け入れており、この状態は極めて危険かもしれません。皆さん、ご安全に!

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  3. ぼたんのちから2020年2月29日 15:45

    厚かましく再度追伸
    武漢肺炎ウイルスは生物兵器と考えるのは「陰謀」であるとの説がメディアに多く掲載されてきている。反面、生物兵器の証拠も提示され続けている。陰謀説は中国のプロパガンダであり、世界中のメディア、政府系研究者、パンダハガーのみならず良心的研究者も動員しており、中国の必死さを反映しているのかもしれない。
    米国は、武漢肺炎ウイルスが生物兵器かどうか調査を開始し、その結果公表が待たれるところだが、ここで生物兵器説を整理しておきたい。その主なポイントは以下である。
    ① 感染源:中国は市場の野生生物から感染したと主張。しかし、ごく初期の流行で市場と全く関係のない複数の感染者がいることは、人為的か、ミスによる流行を疑わせる
    ② ウイルス遺伝子の変異:ウイルスと細胞間の感染力の強さを左右するウイルスのスパイクを作る遺伝子がSARSと異なることが確認されているが、この変異が人為的であり、その操作の痕跡も残っているとの主張が生物兵器説の根拠。この遺伝子操作は免疫システムに打撃を与えるものとも推定されている。反論は、変異が自然にできたものと主張
    ③ コロナウイルス生物兵器としての可能性:一般的に感染力と致死性の高いウイルス、細菌が生物兵器として使われるが、より感染力の強い、対処の困難なウイルスは社会・経済的な影響や負担が大きく、十分兵器になりうる。これは近年の負傷を目的とした対人地雷と同じ考え方。また、武漢の研究所は、SARS以降コロナウイルスを蒐集し、研究してきた
    ④ 武漢研究所でのウイルス遺伝子操作:武漢の研究所は、中国科学院の所属であるがPLAと密接な関係があり、生物兵器を研究しているとの情報がある。この研究所はP4レベルの施設を保有し、遺伝子操作の能力がある。しかし、中国ではよりレベルの低いP2、P3の設備でも遺伝子操作を行っているとの情報もある。したがって石研究員も関わっている可能性がある
    ⑤ 研究所からのウイルスの漏洩:昨秋、武漢研究所で経験のない職員を多く雇用したとの情報があり、この未熟な研究員がウイルス漏洩の原因になったとの推測がある。より恐ろしいのは、このような職員の多数の採用が培養作業に使われていた場合である。これは武漢肺炎ウイルスの大量製造が考えられる
    ⑥ 武漢の封鎖:中国指導部は、ごく初期に武漢肺炎が危険な生物兵器であることを知っていた可能性がある。人・人感染はもとより、広範囲の空気感染の危険性があり、流行地域を封鎖しないと他地域への感染は防げず、だからこそ武漢市を丸ごと早期に封鎖した
    上記は武漢肺炎ウイルスが中国の生物兵器であるかどうかのポイントであるが、遺伝子操作が確認されていなくても、市場と初期流行と関係がないことや、初期感染者と研究所との関係があっても生物兵器をうかがわせるのに十分かもしれない。
    米国の調査は、生物兵器と結論付けたとしても公表せず、中国の脅しに使うかもしれない。生物兵器であることが確認され、公表されれば、中国は、国際的に孤立し、経済は崩壊し、自暴自棄になる可能性があるからであり、それだけの衝撃を生み出す可能性がある。
    結局、生物兵器「陰謀論」は、消えることはなく、これからも継続してメディアに現れることになる。

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