2026年3月29日日曜日

日本の極超音速ミサイルHVGP開発試験に米国が支援し、早期実戦配備をめざす

 米国務省が日本の極超音速ミサイル試験支援に3億4000万ドルFMS案件を承認

日本政府は、4月1日始まる次年度防衛予算において、HVGPの開発・配備に7億6900万ドルを計上している

Breaking Defense

マイク・ヨー

 2026年3月27日 午前10時18分

日本の超高速滑空弾(HVGP)の試験発射(写真:防衛装備庁)

国務省は、日本の極超音速兵器開発プログラムを支援するため装備およびサービスの対日販売案を承認した

水曜日に発表された対外軍事販売(FMS)の通知によると、日本が独自開発した超高速滑空弾(HVGP)プログラムを支援するため、未公表装備およびその他のサービスが日本へ売却される可能性があり、契約額は推定3億4000万ドルとなる見込みだ。

米国によると、日本側は試験準備、試験および輸送支援、射場監視、飛行中止システムの見直しを含む射場安全対策、その他関連する兵站・プログラム支援などサービス提供を要請しており、これら装備およびサービスは米国政府が提供する。

これは、2025年3月の前回の要請に続き、日本のHVGP試験プログラムに対する米国への支援要請として2回目となる。日本政府は、4月1日に始まる次年度防衛予算において、HVGPの開発および配備のため1,261億円(7億6,900万ドル)を計上している。

このブースト・グライド兵器は、固体燃料ロケットエンジンブースターを備え、分離前に弾頭ペイロードを高高度まで打ち上げ、その後、高度を利用して高速度を維持しながら目標まで滑空し、衝突する。

防衛装備庁(ATLA)は以前、2024年3月と4月にカリフォーニアでHVGPの発射前試験を実施したと発表しており、この活動は実試験に向けた測定単位の検証を目的としたものだと述べていた。

ATLAはまた、HVGP発射装備でも試験を行っており、2025年11月の業界向け説明会において、船舶および航空自衛隊(JASDF)のC-2輸送機に搭載された8×8輪式発射車両の写真を公開した。

HVGPの初期配備は今年中に予定されており、三菱重工業(MHI)が製造業者に選定されている。内閣府が公表した文書によると、初期のBlock 1型は射程500km(310マイル)となる予定であり、2030年頃にはHVGPの射程を最大3,000kmまで延伸する計画がある。

HVGPは、日本が開発を進めている極超音速兵器システム2つの1つである。もう1つのシステムは現在「極超音速巡航ミサイル」としてのみ知られており、スクラムジェットエンジンを搭載する予定で、一般的なミサイルに似るが、はるかに高速で巡航し、長距離を飛行できる点が異なる。

2020年のATLA文書によると、日本の極超音速システム双方は対艦および対地攻撃任務を想定して設計され、前者は空母の甲板を貫通する徹甲弾頭を装備し、後者は対地攻撃用として、広範囲の制圧のため高密度爆発成形弾(EFP)を利用する。■


State Department clears $340M FMS request for hypersonic missile testing support for Japan


The Japanese government has earmarked $769 million in its defense budget for HVGP development and deployment for the upcoming fiscal year, which begins on April 1.

By Mike Yeo on March 27, 2026 10:18 am

https://breakingdefense.com/2026/03/state-department-clears-340m-fms-request-for-hypersonic-missile-testing-support-for-japan/


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