2026年3月28日土曜日

イランが米軍が駐留するプリンス・スルタン航空基地(サウジアラビア)を空爆し、駐機中のKC-135数機に損害が発生した模様

 

イランがプリンス・スルタン空軍基地を攻撃し米軍のKC-135を直撃か

The Aviationist

2026年3月27日 午後11時25分

ステファノ・ドゥルソ


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衛星画像には、サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地で攻撃の痕跡が確認されており、『ウォール・ストリート・ジャーナル』はイランのミサイルが「米軍給油機数機」に損傷を与えたと報じている。

2026年3月27日に公開された衛星画像には、サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地で米軍機が使用する駐機場に損傷の痕跡が見られるようだった。当初、これらの画像は、2週間前にKC-135ストラトタンカー空中給油機を損傷させた攻撃に関連するものと考えられていた。

しかし、欧州の衛星「センチネル2号」が短波長赤外線(SWIR)画像を用いて3月27日に捉えた同地点の熱シグネチャは、その地域から立ち上る煙に含まれる炎や高温のガスによって引き起こされた可能性がある。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙は、この件に詳しい米国およびサウジアラビア当局者の話として、プリンス・スルタン空軍基地がイランのミサイル攻撃を受け、「米軍の空中給油機数機が損傷した」と報じている。匿名の当局者はまた、この攻撃でドローンが使用されたことにも言及した。

被害状況は現時点では不明だ。以前の衛星写真では、同じ駐機場に複数の給油機が屋外に密集して駐機している様子が確認されていたが、入手可能な画像は低解像度であり、機体の損傷の有無や程度を視覚的に確認することはできない。

米中央軍(CENTCOM)は、この件についてまだコメントしていない。

前回の攻撃

今月初め、ウォール・ストリート・ジャーナルは米当局者の話として、プリンス・スルタン空軍基地に駐機中の米空軍の給油機5機が、イランのミサイル攻撃により損傷したと報じた。同紙は当時、機体は修理中であり、破壊されたものはなかったと伝えている。

ドナルド・トランプ米大統領はこの報道に異議を唱え、「5機のうち4機は実質的に損傷がなく」、「1機は若干の損傷があった」と述べた。当時、中央軍(CENTCOM)から声明は出ていなかった。

イランの攻撃で損傷を受けた空中給油機の機種は明らかにされた。しかし、衛星画像には同基地に配備されていたのはKC-135のみだと確認された。とはいえ、画像の取得から公開までの時間差を考慮すると、KC-46も一部配備されていた可能性は排除できない。

プリンス・スルタン空軍基地

プリンス・スルタン空軍基地は、イラン沿岸から約600km内陸に入ったサウジアラビア国内に位置する戦略的前方作戦基地で、その戦略的な位置ゆえに、同基地にはタンカー機、AWACS(空中早期警戒管制機)、SIGINT(信号情報)機など米軍資産が常駐している。

米軍の駐留を理由に、同基地は最近、イランによる空爆の標的となったことが複数回ある。攻撃により、同基地に展開していた米軍兵士が死亡する事態も発生した。

本記事は続報が入り次第、随時更新する。■

執筆:ステファノ・ドゥルソ

ステファノ・ドゥルソは、イタリアのレッチェを拠点とする『The Aviationist』の副編集長である。工業工学の学士号を取得しており、現在は航空宇宙工学の修士号取得を目指している。専門分野は、新興の航空宇宙・防衛技術、電子戦、無人・自律システム、ロータリング弾薬、および軍事作戦や現代の紛争分析へのOSINT(オープンソース情報)技術の応用などである。


Iranian Attack on Prince Sultan Air Base Reportedly Struck U.S. KC-135s – Reports

Published on: March 27, 2026 at 11:25 PM

 Stefano D'Urso

https://theaviationist.com/2026/03/27/iranian-attack-on-prince-sultan-air-base/




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