2020年も残すところ数日となったが、ロッキード・マーティンは本年中のF-35納入は121機の見込みと発表し、年初目標に20機足りなくなる。
コロナウィルス流行で同社もサプライヤー各社含め大きな影響を受け、目標141機を下方修正すると早くも今年上半期に発表していた。
Source: Lockheed Martin
この通りだと2019年納入実績の134機から13機減る。▼F-35の納入は通算600機超で運用中の各機合計で345千時間のフライトをこなしている。▼直近では英国向けF-35Bが3機引き渡された。▼各機はテキサス州フォートワースからノーフォーク州マーハム空軍基地までフェリー飛行で11月30日に到着した。▼同国は同型機21機を発注している。
英企業はF-35の15%相当を製造しており、中でもBAEシステムズとロールスロイスが大きな比重を占める。▼KPMGの分析ではF-35事業で英国に406億ポンド(552億ドル)の経済効果が2007年から2038年までに実現するとある。
英国が供用中のF-35各機が合計8,500飛行時間を計上し、パイロット46名、整備要員610名を養成したという。
英国についてロッキードは追加発注で合計138機になると期待している。■
この記事は以下を再構成したものです。
F-35 deliveries to reach 121 units this year, Lockheed says
By Craig Hoyle18 December 2020
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