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開発進む超音速ビジネスジェット機はペンタゴンでの利用も視野に入る



  • Supersonic Bizjets May Attract Pentagon Interest ペンタゴンが超音速ビズジェットに注目する日が来る


  • BY PAULINA GLASSREAD BIO
NOVEMBER 13, 2018
代版のSSTに三チームが取り組んでおり米軍が採用するかもしれない。
超音速旅客機が再び空を飛ぶ日が来ればも米軍もリースあるいは購入を検討するはずだ。

コンコードが最後のフライトを終え15年以上になるが、NASAおよびエアリオン・スーパーソニックおよびブーム・スーパーソニックの民間2社がそれぞれ超音速旅客機を2020年代中頃の実用化を目指している。


ペンタゴンが関心を持つ理由としてTealグループ副社長のリチャード・アブラフィアは人質救難や戦闘捜索救難で迅速移動ができ危機解決につながることをあげる。


現代版SSTに必要な新技術としてソニックブームの制御があり、軍にも応用できるとアブラフィアは指摘する。


超音速ビジネスジェット機を軍で使う発想は前からある。1999年に一空軍少佐が空軍幕僚大学校で各種の可能性を論文にまとめている。


「砂漠の嵐作戦で超音速グローバル輸送手段があればイラクでシュワルツコフ大将が指揮する休戦合意に国務省チームは迅速に現地入りできていたはずだ」とマシュー・マロイ少佐が執筆。


軍が超音速ビズジェット機を購入しなくても利用は可能だ。現に軍はリアジェットから特殊作戦用途に機材をリースしている。空軍はC-21としてリアジェット35Aビジネス機に軍用装備を搭載して40機ほどを運用している。


エアリオン社の広報ジェフ・ミラーは王立航空工学学会主催のイベントで超音速ビジネス機の誕生はまもなくとし、同社がロッキード・マーティン及びハネウェルと共同開発中の機材を紹介した。GEのエンジン供給でエアリオンも信用度を高めている。


「2023年にコンコード運行終了20周年として大西洋を超音速飛行で横断し、就航は2026年になります」

12人乗り全長49メートルの同社の機体は120百万ドルの値段になる見込みだ。■

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