RoKAF’s first A330 MRTT arrives in South Korea for acceptance trials 韓国空軍向けA330 MRTT初号機が韓国に到着
Gabriel Dominguez, London - IHS Jane's Defence Weekly
12 November 2018
スペイン・へターフェを離陸する韓国向けエアバスA330MRTT初号機。 Source: Airbus
韓国空軍(RoKAF)が4機発注していたエアバスA330多用途給油輸送機(MRTT)の初号機が韓国釜山の金海 Gimhae航空基地に到着し、受領公試が行われる。
エアバスはエアバスとRokAF混合乗員が同機を操縦し、エアバスの最終組立ラインのあるスペイン・へターフェからカナダ・ヴァンクーヴァー経由でフェリーフライトを完了したと11月12日に発表。
同機は金海で地上及び飛行テスト各種を受ける。RoKAFはエアバス派遣のチームから正式な同機納入まで支援を受けると同社は述べつつ、テスト期間の長さについては言及していない。
A330MRTT四機の納入完了は2019年末の見込み。供用開始でRoKAFの北朝鮮攻撃で有効範囲が広がり、朝鮮半島外での作戦も視野に入る。
韓国は2015年にA330 MRTTを4兆ウォン(12億ドル)で採用し、ボーイング案、イスラエル航空宇宙工業(IAI)案を退けた。ボーイングはKC-46Aペガサス、IAIはボーイング767-300多任務給油輸送機(MMTT)案を提示していた。■
コメント:さて韓国空軍は念願の空中給油機で何をするのでしょうか。同国政府を見ると早く北朝鮮に統合されたいと思っているとしか見えませんが、さすがに国防の第一線を担う軍は違う味方をしているのでは。しかし相互の見解の相違が度を越すと何十年ぶりで軍事クーデターも発生しかねませんが。軍も「国民感情」の前に屈服することはないよう祈るしかありません。A330を選択したのは日本のKC-46の後追いはしたくないという理由だったら笑止千万ですね。
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