Next Presidential Helicopter Passes First Test Landing at White House 次期大統領専用ヘリコプターがホワイトハウス着陸テストに合格
By: Ben Werner
November 20, 2018 1:41 PM
シコースキーVH-92Aが2018年9月22日にホワイトハウスに着陸した。同機は次期大統領専用ヘリコプターとなり旧式化したVH-3DやVH-60Nと交代する。Naval Air Systems Command photo.
次期大統領専用ヘリコプターのシコースキーVH-92Aがホワイトハウスへの着陸テストに成功したと海軍航空システムズ本部がUSNI Newsに伝えてきた。
9月22日、VH-92はナショナル・モール上空から進入しホワイトハウスの芝生に初めて着陸した。大統領専用ヘリコプター更新事業としてシコースキーは2014年に12億ドル契約を交付され、まず6機を製造し、オプションで別に17機を海軍が購入できる。ロッキード・マーティンがその後シコースキーを買収している。
.
10年以上前の2005年にロッキード・マーティンは当時のライバルたるシコースキーを破り次世代大統領専用ヘリコプター調達の契約を獲得していた。しかし、遅延と予算超過のためVH-71事業は中止となり、あらたな候補探しが始まったのだった。
ワシントン記念塔を背景にホワイトハウスに着陸するシコースキーVH-92A。9月のテスト中に撮影。Naval Air Systems Command photo.
第二回目調達でシコースキーのVH-92A案が採用された。S-92が原型で、11カ国で国家元首輸送に用いられる実績が物を言った格好だ。VH-92導入で同じくシコースキー製のVH-3D、VH-60Nが更新される。運用は海兵隊が担当する。
今回着陸したのはNAVAIRに納入された初号機で、初期作戦能力獲得は2020年末となるが、機体製造は2023年までに完了するとNAVAIRが述べている。
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。