2018年11月26日月曜日

イスラエル、F-15IA採用の最終決定はまだ

IDF: No decision on advanced F-15s as yet 

イスラエル国防軍:高性能版F-15導入は最終決定ではない

Yaakov Lappin, Tel Aviv and Jeremy Binnie - IHS Jane's Defence Weekly
22 November 2018

イスラエルは高性能版F-15の調達を検討中だが、最終決定はまだ下していない
Source: Boeing

スラエルは高性能版ボーイングF-15多任務戦闘機導入を最終決定していないとイスラエル国防軍(IDF)がJane'sに語った。

「あらゆる可能性をIDFはIAF(イスラエル空軍)、国防関連機関と検討中であり、結論は出ていない」とIDFが11月20日に声明を出した。

Ynet ニュースが11月19日にF-15IAの採用をIAFが決めたと報じていた。記事ではイスラエルが高性能F-15IAの調達を決定し同時にロッキード・マーティンF-35の50機購入もすすめるとしていた。

F-15IAとはF-15高性能版イーグルのイスラエル制式名称で、サウジアラビア向けF-15SAは生産中でカタールもF-15QAを発注している。カタール向け機材にはイスラエル企業エルビットの大型ディスプレイが搭載されている点が異なる。

YnetによればイスラエルがF-15IA導入を検討した際に米国が反対し、イスラエルのF-35発注が減るのを恐れたとある。同記事で言及した文書はリーバーマン国防相が決済したとありIAFはF-35三個飛行隊の整備をそのまま進める。一個飛行隊は25機構成だ。■

だそうですが、高性能版イーグル導入は既定の方針といってよいのではないでしょうか。中東でこぞって新型機導入が進む中で旧型機多数を抱え込む日米の空軍は指を加えてながめるしかないのでしょうか。それとも?

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