2024年8月14日水曜日

ロシア軍部隊の増援にもかかわらず、クルスク侵攻の拡大を狙うウクライナ。クルスク侵攻作戦は思いつきではなく相当前から周到に準備されていたのに対し、ロシアは慢心していた。(The War Zone)

 


ウクライナのクルスク侵攻を封じ込めようとするロシアの努力にもかかわらず、ウクライナはさらに領土を獲得仕様と動いている



Twitter screencap


クライナはクルスク侵攻の規模拡大を狙っている。

  

ロシアがクルスク侵攻8日目に対抗し増援部隊を投入しているにもかかわらず、ウクライナはクルスク侵攻を北と西に拡大しようとしている。


ウクライナ軍はクルスク州の西部、スロボドカ・イワノフカ、テトキノ、ゴルデフカ、ウスペンカ、ヴィクトロフカ近郊に新たな前線を開き、スロボドカ・イワノフカ、ウスペノフカ、ヴィクトロフカ、スパルノエを制圧したとシンクタンクのウクライナ防衛戦略センターが13日火曜日に発表した。


しかし、ロシアのテレグラム・チャンネル『トゥー・メジャーズ』によれば、ウクライナはこの動きを見越して、セイム川に架かる橋を爆破し、ロシアから同地域への兵站を止めようとしたという。


これらの主張は未確認だが、ロシアのミルブロガーたちは、ウクライナ軍がこれらの地域に向かって押し進め続けていることに同意している。


「クルスク州の国境地帯では、ウクライナ軍がクルチャトフに向かって北進を試みている」とクレムリンとつながりのあるライバル・テレグラム・チャンネルは述べている。


また、ウクライナが西側への作戦拡大を視野に入れていることも示唆した。「午後、大砲によるテトキノへの大規模な砲撃に関する情報が流れた。敵の行動パターンを考えると、戦線の別のセクションが開かれる可能性はまだゼロではない」。"


戦争研究所は、ロシア人ミルブロガーの主張よりも侵攻はさらに、より速く進んでいることを示唆している。




ウクライナがスミー-クルスク国境付近を飛行し、クルスクで空爆を開始したことを示す視覚的証拠が現れている。


「ウクライナ軍は航空機を使って国境地帯を攻撃している」とライバルは言い、「テトキノの地元穀物貯蔵施設に対するJDAM-ER誘導爆弾の使用が指摘されている」と主張した。本誌はこの主張を独自に検証することはできない。


英国はキエフに供与したストームシャドウ空中発射巡航ミサイルのクルスク作戦での使用を許可していないようだ。何百マイルも届くこの兵器は、ウクライナが膠着状態からクルスクの奥深くを攻撃する能力を大いに高めるだろう


一方、ウクライナが自軍がロシア領土の約400平方マイルを占領したと発表し、情報開示を開始した翌日、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、最高司令官であるオレクサンドル・シルスキー将軍との状況についての会話を披露した。


「困難で激しい戦闘にもかかわらず、わが軍はクルスク地方で前進を続けており、わが国の "交換資金"は増加している」と彼は言った。これまでのところ、「74箇所のコミュニティがウクライナの支配下にあり、査察と安定化措置が実施されている。これらの地域の人道的解決策の開発は続いている」。


8月6日の侵攻開始以来、毎日のようにロシア国防省は、状況はコントロール下にあると主張している。ロシア国防省はテレグラムで、「ロシア連邦軍は、ロシア連邦領土に侵入しようとするウクライナ軍を撃退し続けている」と主張した。


「過去24時間、セヴァル軍集団と到着した予備軍、陸軍航空隊、無人航空機、砲兵隊の積極的な行動により、敵機動装甲集団がオブシチ・コロデス、スナゴスト、カウチュク、アレクセエフスキー近郊のロシア領土に深く侵入するのを阻止した」とロシア国防省は主張した。


「ウクライナ軍第82空挺突撃旅団によるマルティノフカ方面への攻撃は撃退された。最大15人のAFU要員、2台の装甲戦闘車両、2台の自動車が無力化された」とロシア国防省は述べた。さらに、「航空攻撃と砲撃は、ミハイロフカ、コレネボ、ニコライエボ=ダリイノ、オレシュニ、スジャ、ニコライエフカ近郊の第22、61、115機械化旅団と第80空挺突撃旅団の人員とハードウエアを攻撃した」。


そんなバラ色の見通しの一方で、当局は10万人以上のクルスク住民を避難させた。


ロシアは、ウクライナの侵攻の可能性が高いことを数カ月前から警告されていたにもかかわらず、それを阻止できなかったと、ロシアの元偵察隊司令官は、『ロシア面白話』誌の最近のインタビューで主張している。


ロシア自由軍団のようなグループによる、主にロシアの防衛に関する情報を収集することを目的とした小規模な侵攻が数ヶ月続いた後、ウクライナは脆弱な場所に大規模な侵攻を開始し、可能な限り迅速かつ深く攻撃した、と戦闘群司令官は語った。


クルスクの状況のため、ロシアは同地域の防衛責任者で大幅な変更を余儀なくされ、元プーチンのボディーガードで上級大将のアレクセイ・ダイミンColonel-General Alexei Dyuminを同地域の新しい作戦責任者に据えた。


この人事はロシアの著名ミルブロガーたちから好意的に受け止められ、プーチンがようやくクスクがいかに悲惨な状況に陥っているかに気づいたことの表れだと指摘している。


「アレクセイ・ダイミンをクルスク地方の作戦危機を解決するための全権を持つ高官に任命したことは、治安部隊がモスクワの介入なしに自力で調整問題を解決することができなくなったことの表れである」とTwo Majorsテレグラム・チャンネルは火曜日に述べた。「ダイミンの任命は、プーチンのチームが状況を完全に掌握し、粉飾をやめ、問題を凍結させるのではなく、解決に乗り出すためのものである」。


ロシア国営イズベスチヤ紙の軍事特派員アレクサンドル・スラドコフもこの人事を称賛した。


「これは素晴らしいことだ。「ダイミンは軍人であり、軍や特殊部隊に尊敬されている。彼は単刀直入に本題に入り、重要な決断を下すだろう」とグラドコフは推測する。


ダイミンは「プーチンの部下であり、大統領が自分や他人への報告で欺かれることを許さないだろう」とグラドコフは付け加えた。「ダイミンは最近優秀な知事になったが、彼は軍だけでなくクルスク地方の市民のニーズも考慮して行動するだろう」。


グラドコフは、「ダイウミンは、並外れた全権を持ってクルスクにやってくるだろう。これは素晴らしいことだ」とも指摘している。


ウクライナの妨害電波を避けるため、ロシアはクルスク地方で一人称視点(FPV)ドローンの制御に光ファイバーケーブルを使い始めた。このケーブルで墜落したロシアの神風ドローンの画像が3月に出始めた。


ロシアはクルスクとベルゴロドで苦戦を強いられているが、ウクライナの隣に位置するスミ州の住民は、この取り組みによる影響の拡大を感じている。


侵攻の中継地点となっているスミ州は、ロシアからの攻撃強化に直面している。その結果、避難勧告が出され、ウクライナ当局は同州に戒厳令を発令した。


ウクライナ軍参謀本部は火曜日、フェイスブックで、「戦闘の激化、敵の特殊作戦部隊である陽動情報グループの活性化、市民と軍人の生命を守る目的で、軍司令部は、スミ州の20キロの国境地帯におけるあらゆるカテゴリーの市民の移動制限を導入した」と発表した。

ウクライナがロシア国内にとどまる日を重ねるごとに、プーチンはもっと思い切った行動をとるよう圧力を強めている。プーチンはすでに、近隣のベルゴロド州とブリャンスク州だけでなく、クルスク州にも戒厳令を布告した。昨日、プーチンはウクライナに対し、"ロシアが直面するすべての目標は達成され、価値ある対応を受けるだろう "と約束した。


それが何を意味するのか、そもそも実現するかどうかは、時間が経ってみなければわからない。■


Ukraine Eyeing Expansion Of Kursk Invasion Despite Russian Reinforcements

Howard Altman

Posted on Aug 13, 2024 5:20 PM EDT


https://www.twz.com/news-features/ukraine-eyeing-expansion-of-kursk-invasion-despite-russian-reinforcements


ドイツ空軍のユーロファイターは民間空中給油会社の協力で長距離飛行を実施していた―民間企業による軍事支援活動の広がりの事例として注目(The War Zone)

これまでは軍しか提供しないと思われていた業務を民間企業が請け負う事例が増えてきました。空中給油もその一つで、先日フランス軍のKC-135を買い受けた話題でお伝えしたメトレアがドイツ空軍機に空中給していたことがあきらかになりました。今後も軍の業務を請負う民間企業が増えてもおかしくないでしょう。あらたなチャレンジを模索しているやる気のある日本企業も思い切って事業参入してはいかがでしょうか。



The three Luftwaffe Eurofighter pilots at Hickam after completing their long-duration flight. Luftwaffe

Private aerospace firm Metrea has bought France's entire fleet of KC-135 tanker in a major new bet on contractor aerial refueling services.

One of Metrea’s ex-Republic of Singapore Air Force KC-135R tankers. Metrea


ドイツ戦闘機3機が、民間空中給油会社メトレアの協力で、日本-ハワイ間を10時間以上飛行した


イツ空軍のユーロファイターEF2000の3機が、多用途戦闘機としては記録的な長時間飛行を完了した。合計10時間31分もの間、空中に留まり続けたこの3機は、民間航空宇宙企業メトレア(フランス空軍から14機のKC-135を最近追加取得した空中給油事業者)が運用するKC-135ストラトタンカーを含む空中給油タンカーの支援を受け、今日、日本からハワイまで飛行した。

 パシフィック・スカイ演習の一環での長距離飛行は、ニッポンスカイ24演習に参加していた北海道の千歳基地を、現地時間の午前9時2分に3機のユーロファイターが離陸するところから始まった。

 ドイツ空軍の公式発表によると、航空機をハワイに到着させるためには、グアムからのタンカーを含む複数の給油が必要であった。 8回の給油が計画されていたが、最初のタンカーで十分な燃料がすでに供給されていたため、4回目の給油は不要となった。ユーロファイターがこれほど長く滞空したことはかつてなかったと、ドイツ空軍はミッションが終了するのをライブブログで伝えた。「10時間31分後、戦闘機は現地時間午前0時33分に真珠湾のヒッカム空軍基地に着陸した。当然、我々はギネスで乾杯した」。

 ハワイに到着したドイツ空軍のユーロファイター3機は、ドイツ海軍の艦船や他国の艦船、航空機とともに、今年の環太平洋国際海戦演習(RIMPAC)に参加する。 報道によれば、ユーロファイターのこれまでの最長飛行時間は、イギリス空軍のタイフーンによる8時間36分の飛行であった。これは、2017年9月23日に中東のイスラム国に対する作戦に従事した際に、8時間36分の飛行を行ったものだ。 今回のドイツ空軍の作戦を支援するために、何機のタンカーが関与したかは不明だが、少なくとも1機はメトレア社から提供された。我々はまた、より多くの情報を得るために同社に連絡を取っている。ドイツ空軍が公開したビデオには、分遣隊長が操縦するユーロファイターがメトレアのKC-135の1機からプローブ・アンド・ドローグ方式で燃料を補給している様子が映っている。 

 メトレアの航空・宇宙グループ責任者ジョン・"タイ"・トーマスは、ドイツ空軍の顧客について次のような祝辞を本誌に寄せた。「ドイツ空軍のパートナーが日本からハワイへの複雑な移動を実行したのをサポートできたことを誇りに思います。10時間半はユーロファイターの新記録です。太平洋上での長距離飛行は、迂回の選択肢も少なく、天候も厳しいため、決して簡単ではありません。アウスゲザイヒネット、ドイツ空軍!ドイツ空軍は素晴らしい仕事をした。私は、このミッションを卓越した準備と実行を行ったメトリアのチームも同様に誇りに思っている。私たちは、Pacific Skies 2024の一環として、ドイツ空軍へのさらなる支援を楽しみにしています」 。

 ミッションの期間自体も素晴らしい成果だが、少なくとも部分的には、請負業者が所有し運用する空中給油資産によって可能になったことも特筆すべきことだ。今回のミッションは、メトリアがフランス空軍からKC-135タンカーを14機購入し、事業を劇的に拡大すると発表したのと同じ月に行われた。

 同社のプレスリリースによると、KC-135FRタンカーの所有権は6月26日にメトレアに移転され、同社は「数週間以内に」これらの航空機の初号機が同社の下で飛行する予定と述べた。メトレアは現在、シンガポール共和国空軍から取得した4機のKC-135Rを運用している。フランスのタンカーが加わったことで、メトレアのタンカー保有数は民間企業としては最大となった。

 今月初め、"タイ"・トーマスは本誌に対し、KC-135は「非常に意図的に選んだ......プラットフォーム」と語った。「米軍機であれ、NATOやその他の同盟国の機体であれ、被給油機の立場からすれば、米国の支援が必要な状況に陥った場合......空中給油という意味での支援も含めて、出てくる可能性が最も高いタンカーはKC-135だろう。なぜか?米空軍のタンカー在庫の大半は、いまだにKC-135のままだからだ」。2023年10月の演習で、民間航空宇宙企業メトレアのKC-135がA-10に給油しており、請負業者が運用するタンカーが米空軍の戦術ジェット機とリンクしたのは初めてのことだった。メトレアにとって、ドイツ空軍の長距離飛行をサポートしたことは、一連のマイルストーンのひとつで最新のものに過ぎない。これには、ブーム経由で空中給油するため請負業者が所有・運営するタンカーを初めて使用したこと、米空軍機への初の商業空中給油が含まれる。とはいえ、空中給油支援ではよくあることだが、今日の記録的な飛行で称賛を浴びるのは、ドイツのユーロファイターとそのパイロット、そして整備士たちだろう。

 もちろん、このミッションはドイツ軍がアジア太平洋戦域にますます重点を置くようになっていることにスポットライトを当てるものであり、この現実はNATO諸国全体に反映されている。 

 しかし、今回の長距離飛行は、「タンカーのガスなしでは誰も戦えない」という古い格言を再び補強しており、タンカーは空軍だけでなく民間業者からも提供が可能となった。■


German Eurofighters Make Record-Breaking Flight With Help From Private Aerial Refueling Company

Three of the German fighters were airborne for more than 10 hours during a flight between Japan and Hawaii with the help of Metrea aerial refueling company.

THOMAS NEWDICK

POSTED ON JUL 27, 2024 1:34 PM EDT


https://www.twz.com/air/german-eurofighters-make-record-breaking-flight-with-help-from-private-aerial-refueling-company


貨物搭載量2トンのドローンが中国で飛行開始。PLAが南シナ海人工島への物資補給に投入する可能性。それ以外に中国は無人機による貨物輸送ネットワーク構築を構想しているようだ。(The War Zone)

 Chinese drone maker Tengden says it has conducted the first flight of a new cargo drone with a multi-metric-ton cargo capacity.  

CCTV via China Daily


民生需要以外にTengdenの大型貨物ドローンは、紛争時に、遠隔地への物資補給に役立つ可能性があることに注目すべきだ


国のドローンメーカーTengden四川腾盾科创股份有限公司は、最大積載量約2,000キログラム(4,410ポンド)の新型無人貨物機の初飛行に成功した、と発表した。同社は、中国で最大となる名称未定の双発ターボプロップ無人機を商業オペレーターに売り込んでいる。しかし、軍事利用の可能性も明らかで、特に南シナ海の島嶼前哨基地のような遠隔地にある人民解放軍(PLA)部隊への物資供給に役立つ可能性がある。

 中国国営メディアによると、新型のTengden貨物ドローンは、中国南西部の四川省の自貢鳳鳴総合空港 Zigong Fengming General Airportで週末に約20分間の初飛行に成功した。 

 同社は、名目上は民間企業だが、人民解放軍とのつながりが深い。

 高翼式の無人機は、翼幅が約53フィート(16.1メートル)で、全高15フィート(4.6メートル)強と伝えられている。また、内部のペイロードスペースは約424立方フィート(12立方メートル)と言わる。無人貨物機は三輪式の着陸装置を備え、通常の滑走路での離着陸を想定している。

Tengdenの新型貨物ドローンを上から見た図。 CGTN


貨物の積み下ろし方法はまだ明らかでないが、初飛行の映像では、同機には、後部胴体の左側に比較的大きな横開きドアが1つ、前方に別の小さなドアがついているようだ。


初飛行中のTengdenの新型貨物ドローンを側面から見たところ。貨物ドアと思われるものが、主翼の後ろの胴体左側に見える。もうひとつは機首近くにあるかもしれない。 CCTV via China Daily

 Tengdenは、ペイロード容量以外の性能について、詳細を公表していない。機体前方の胴体上部に衛星通信に使用される大型の白いアンテナドームが搭載されており、管制官との直接接続により、基本情報の伝達も視認外で行う。 

 貨物運搬用無人航空機ではA地点からB地点への航行能力が必要であり、これは事前にプログラムされたルートを使用して、自律的または半自律的に行う。より高度な自律飛行システムは、人間の手を借りずに離着陸したり、動的にルートを変更したりできるようにするために必要となる。出発地と着陸地に発進と回収の設備があれば、無人機のターミナル操作を制御することも可能だが、その場合、無人機をいつでもどこへでも飛ばせるというわけにはいかなくなる。

 Tengdenの新型機は、中国航空工業集団(AVIC)がペイロード容量約700キログラム(1,540ポンド)の貨物用無人機HH-100を発表してからおよそ2か月後に登場した。HH-100の初飛行は、距離にして約35キロ(22マイル)を飛行し、飛行時間は不明だが、6月12日に行われた。

 AVICの無人貨物輸送機は時速186マイル(時速300キロメートル)で巡航し、高度16,400フィート(5,000メートル)まで上昇でき、満載で323マイル(520キロ)の飛行が可能になると述べている。

 Tengdenは、貨物用ドローン「TB-001D スコーピオンD」を2022年に初飛行させている。4発エンジンのスコーピオンDは、新型機よりも翼幅が大きいものの、小型で、公称ペイロードは約3,000ポンド。Tengdenは過去にも、さらに大型のジェットエンジン搭載の双胴型貨物ドローンを提案している。また、他の中国企業も、大型の貨物運搬用ドローン設計に取り組んでいる。

 ロイター通信による今日の報道によると、「ドローン製造で世界トップの同社は、より大きなペイロードをテストしている。中国が制限を緩和し、低高度経済の構築を奨励しているためだ。中国航空規制当局は、2030年までに2兆元(2790億ドル)規模の産業に成長すると予測しており、2023年から4倍に拡大する見込みである」・

 中国はすでに、Feihong-98(FH-98)無人機を使用するなど、無人商業貨物便を実施している。複葉機のFH-98は、1947年に初飛行し、現在も世界中で軍事および商業目的で使用されている有名なソビエト製An-2のクローンYun-5Bを無人機にしたもの。先週、中国・海南島でFH-98が墜落したという未確認情報が流れた。

 Tengdenはすでに、情報収集、監視、偵察(ISR)ミッションや小型精密弾頭を使用した運動攻撃を実行可能な中高度長時間滞空型(MALE)軍用無人機のメーカーとしてその地位を確立している。TengdenのMALE無人機は中国人民解放軍で運用されており、台湾や日本の一部地域で長距離ミッションを遂行している。


翼と機体下部にさまざまなミサイルを装備したTengdenのTB-001スコーピオン。VCG/VCG via Getty Images撮影

2021年、東シナ海上空で日本の航空機が迎撃した別の中国製TB-001。自衛隊


 すでに述べたように、Tengdenは中国軍と密接な関係にある。中国軍が同社の新型機、あるいはTB0DスコーピオンDやAVICのHH-100など、貨物輸送任務用の機種に関心を持っていることは想像に難くない。中国には、ますます高性能化しているY-20ファミリーをはじめ、従来型貨物機が数多く存在している。同時に、中国軍はすでに、滑走路の容量が限られている遠隔地や過酷な環境の場所に基地を設置している。無人機は、有人貨物機が最適ではない、あるいはまったく運用できない地域での日常の補給活動に非常に役立つ可能性がある。中国西部内陸部の遠隔施設では、無人航空機による物流能力が有益となる可能性がある。

南シナ海南端に位置する中国の島嶼前哨基地を示す地図。中国はさらに北の他の島々も軍事化している。国防総省

 さらに、中国軍は、中国本土から遠く離れた場所で遠征作戦を実施する能力を拡大することに明確な関心を示している。貨物用ドローンは、将来的にそのような任務を支援するために使用できる能力のひとつとなる可能性がある。活発な紛争やその他の高リスクのシナリオでは、貨物用航空機の乗組員を危険にさらすことなく部隊に補給を行うオプションとして、ドローンはさらなる価値を提供することになるだろう。

 米軍、特に米海兵隊も、将来の遠征作戦や分散作戦の支援を目的として、無人貨物航空システムの導入を検討している。しかし、Tengdenの新型機は、特に航続距離という点において、米軍が現在検討しているものよりも高い能力水準を示している。この分野への関心が高まっているとはいえ、米国の航空業界で大型で航続距離の長い無人輸送機設計の開発が同様に急増しているわけではない。

 424立方フィートの内部空間を持つ無人機は、輸送以外の他の用途にも適応できる可能性を秘めている。Tengdenは、既存のMALE製品ラインにさまざまなセンサーシステムや兵器を統合する経験を有している。同社の新型機は、兵器以外のペイロード、例えば小型無人機群の打ち上げプラットフォームとして構成できる可能性がある。

 また、2019年に、民間航空会社ガルーダ・インドネシア航空と中国の北京航空航天大学無人機システム研究所(Beihang UAS Technology)が、ハルビンBZK-005無人機の貨物輸送バージョンを運用を中心とした提携を発表したことも興味深い。「UAV(無人航空機)の使用は、ガルーダ・インドネシアが市場の需要と貨物収入の機会を獲得する上で理想的な選択肢です。特に、マルク諸島、パプア、スラウェシなどの空港施設が限られた遠隔地を結ぶ場合、その傾向が顕著です」と、ガルーダ航空の貨物・事業開発担当ディレクター・モハマド・イクバルは当時、FlightGlobalの取材に対して語っていた。それ以来、インドネシアとの契約がどう進展しているのかは不明だ。


 BZK-005はもともとISRミッション用に設計されたもので、現在も中国人民解放軍で任務に就いている。

BZK-005。中国のインターネット


 中国企業が提供する大型貨物ドローンが増加している中、Tengdenの新型機は、中国や各国が無人航空機による物流能力に強い関心を寄せている実態を明確に示している。中国軍にとって、無人貨物輸送機は、遠隔地にいる部隊への補給に特に役立つ可能性がある。■


Chinese Cargo Drone Capable Of Carrying Two Tons Has Flown

Large cargo drones like the new Tengden design could help China keep its remote outposts supplied, especially during a conflict.

Joseph Trevithick

Posted on Aug 12, 2024 2:45 PM EDT

https://www.twz.com/air/chinese-cargo-drone-capable-of-carrying-two-tons-has-flown


2024年8月13日火曜日

紆余曲折を経て、ついにウクライナ空軍に正式就役したF-16の細部を観察! (The War Zone)

 F-16s for Ukraine arrive with weapons  

Ukraine M


A Ukrainian F-16 shown equipped with 4 AIM-9s and a Terma self-protection pod. (Ukrainian MOD screencap)

A chart showing Terma’s various pylon offerings and their respective features.Terma

Rear shot of Ukraine’s F-16s with the Terma self-protection pylon, live AIM-9L/M, and a captive carry (inert) AIM-120B AMRAAM. (Ukraine MOD screen cap)



F-16がウクライナ空軍についに正式に就役したが、興味深い特徴が見える


クライナにF-16が正式に加わり、戦闘活動を開始した。ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、寄贈されたF-16AMの前で、ウクライナ空軍と自国全体にとっての歴史的な発展だとするスピーチを行った。また、F-16AMが装備している装備品の一部が初公開された。


ゼレンスキーはスピーチで、同盟国、特にデンマーク、オランダ、アメリカに感謝の意を表した。


F-16を受領するまでの道のりは、実に長く曲がりくねったものだった。ロシアの全面侵攻が始まった直後から、ウクライナは国土の大部分で制空権を維持し、ロシアの大部分を食い止めることができたが西側の第4世代戦闘機と、軍需品や戦術の採用の必要性は明らかだった。本誌は、パイロットと整備士の訓練を開始し、ソ連時代のジェット機から西側の戦闘機への移行プロセスを開始すべきだといち早く提唱した。


この日がついに来た事実が、ウクライナにとって記念碑的なのは間違いない。しかし、これまで本誌が力説してきたように、F-16の広大な能力を完全に解き放つことができるまでには、しばらく--おそらく数年--時間がかかるだろう。


F-16パイロットが完全に有能なミッションリーダーに成長するのに何年もかかり、新しいパイロットの確保がすでに大きな問題となっている。同機を運用するため必要なサポート要員もまた、成長し育成するのに時間がかかる。F-16の潜在力をフル発揮させるには、経験が重要だ。このように、F-16は決して万能解決策ではないが、ウクライナの空戦能力における革命的なアップグレードであり、紛争やウクライナの一般的な防衛でより強力な武器と戦術を最前線にもたらすだろう。


といって、F-16が役に立たないわけではない。そうとは言い切れない。任務の幅が広がれば、ウクライナの領土全域で重要な防空を提供し、国境内の重要なインフラや軍事能力を脅かすドローンや巡航ミサイルを追い詰めることができる。今回のF-16AMがAIM-9MとAIM-120 AMRAAMを装備していることは、F-16AMの初期防空能力を強調している。


F-16AMは、最新の戦闘機に装備され、既存のF-16戦闘機に装備されつつあるアクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダーを欠いているが、同機は依然としてこの役割において非常に価値がある。ウクライナのMiG-29でさえ、アップグレードされたAN/APG-66レーダーを搭載したF-16AMよりずっと劣るレーダーとエイビオニクス・スイートでこの役割を果たしていた。


F-16は、新しいスタンドオフ攻撃弾の搭載もできる。ウクライナの新型戦闘機はNATO標準のバス・アーキテクチャを採用し、NATOのほとんどの空中発射兵器を運用可能だ。例えばJDAM-ER、GBU-39/B小口径爆弾、ADM-160小型空中発射デコイ(MALD)はすでにF-16に統合されている。フランスのハンマーのような兵器は、ソ連時代の航空機に装備するのに比べれば比較的簡単に追加できる。つまり、新しい武器、特にロシア領の奥深くまで到達できる武器が登場する。


ウクライナのパイロットはジョイント・ヘルメット・マウント・キューイング・システム(JHMCS)も着用する。予想されていたとはいえ、これはAIM-9Xを搭載する場合に高い照準が得られるだけでなく、パイロットの状況認識能力を大きく向上させる。AIM-9とAIM-120が空対空ミサイルの分野で使用されることは、ウクライナが、ソ連が設計したタイプの減少しつつある備蓄だけに頼るのではなく、NATOの空対空ミサイルの備蓄を利用できることを意味する。


最後に、本誌の予想通り、現在ウクライナにあるF-16は、パイロン・インテグレーテッド・ディスペンシング・システム・プラス(PIDS+)システムを装備しており、先進的な電子戦闘統合パイロン・システム・プラス(ECIPS+)タイプも含まれている可能性がある。これらのパイロンはボルトオン式の自衛システムで、ミサイル接近警告センサー(MAWS)を搭載し、飛来するミサイルの脅威をほぼ球状に探知できるほか、消耗品(照明弾やチャフ)ディスペンサーも追加できる。また、レーダー警告やホーミング受信機能も備え、乗組員はレーダーベースの脅威に対して高い状況認識を持つことができる。ECIPS+にはディスペンサーはないが、ノースロップ・グラマンの有能な電子戦スイートが搭載されている。これらのシステムは、F-16の内部自己防護スイートと統合され、より高度な電子戦能力を相乗的に活用することができる。


以下は以前の記事より


「各PIDS+パイロンは、フレアとチャフ・ディスペンサーを最大2つまでしか搭載できない。また、AN/AAR-60ミサイル警報システムのバリエーションも備えており、各パイロンに3つの個別の警報センサーを搭載している。


ECIPSパイロンは3つのAN/AAR-60センサーを搭載しているが、フレアとチャフ・ディスペンサーは搭載しない。その代わり、ノースロップ・グラマン製のAN/ALQ-162(V)6ハイバンド無線周波数対策システムも搭載されている。


通常、バイパーはPIDS+とECIPS+を1基ずつ搭載し、複合的な対抗能力を提供する。6個のAN/AAR-60警告センサー、AN/ALQ-162(V)6ジャマー、拡張可能なフレアやチャフカートリッジ用のディスペンサー3個を、これらのパイロンに搭載していることになる。


両タイプのパイロンは、F-16バイパーの様々なタイプに搭載されている、同じくTerma製品であるAN/ALQ-213電子戦管理システムとも連動する。デンマークのTermaは、侵入してくる脅威に対して警告を発するシステムも提供している。これには、コックピット内の固定ディスプレイや、ヘルメットに装着されたJHMCS(Joint Helmet Mounted Cueing System)のフィードを通じた視覚的な警告のオプションや、デンマーク企業独自の3Dコックピット内サラウンド・サウンド・システムを含む様々なタイプの音声警告が含まれる。"


強化されたパイロンを総合すると、同機の状況認識と生存性が大幅に向上されていることがわかる。その性能の高さから、アメリカはF-16に同様のポッドを導入している。デンマークとオランダのF-16はこのシステムを搭載しているため、ウクライナに移譲されるのは理にかなっている。コックピット左側にある空中迎撃ライトから、ビデオに映っているテルマー自衛ポッドを搭載したジェット機は、元デンマーク機であることがわかる。全体として、これは、ロシアが配備している非常に複雑な防空オーバーレイの近くで運用されるF-16に非常に適した重要なアップグレードである。


やっと実現した。ロシアが電撃作戦を開始し約2年半でウクライナは正式にF-16クラブに加わった。前途は容易ではない。熟練したパイロットや整備兵を育てることは大きなハードルだ。しかし、何よりも、F-16が、今やロシアの最重要目標である以上、本当の挑戦はこれからだ。それでも、課題はさておき、ウクライナのカラーをまとったF-16の到着は、戦闘で疲弊したウクライナ空軍にとって、まったく新しいレベルの兵器能力を意味する。■


F-16 Officially In Ukrainian Service, Self Protection Pods Included

After years of work, F-16s have officially entered service with Ukraine's Air Force, and they are already sporting some interesting features.

Tyler Rogoway

Posted on Aug 4, 2024 3:48 PM EDT


https://www.twz.com/air/f-16-officially-in-ukrainian-service-self-protection-pods-included


ロシア侵攻作戦の最新状況:(現地時間8月12日現在)ウクライナは戦闘地域を拡大するも、ロシア軍の妨害が増加中 (The War Zone)

 


Ukraine said it captured 1.000 kilometers of Russian territory.  

Via X



ウクライナがロシア侵攻作戦の詳細を明らかにした。モスクワは失った領土の奪還を誓っているが


クライナは初めて、ロシアのクルスク州侵攻の詳細を明らかにした。オレクサンドル・シルスキー総司令官は、7日間にわたる作戦で、約1,000平方キロメートル(386平方マイル)の領土を占領したと、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領に報告した。

 シルスキーは、ゼレンスキーのテレグラムチャンネルに米国東部時間月曜日午後投稿されたビデオでこれを述べ、「我々は、すべての兵士と指揮官の不屈の精神と断固とした行動に感謝している」とゼレンスキーは応じた。

 ウクライナ軍は戦闘地域を拡大し続けているが、ロシアが増援部隊を送り込み続けており、ウクライナ軍の前進をを阻止しているため、兵員と装備の損失は増大している。ウクライナはまた、クルスクに隣接するベルゴロド州への侵攻を開始したが、その規模や激しさははるかに小さいようだ。

 一方、ウクライナがクルスク原子力発電所に徐々に近づいている中、ウクライナのザポリージャ原子力発電所で火災が発生した。

 ゼレンスキー大統領は、2年以上前からモスクワ軍が占領中の同発電所でロシア軍が火災を起こしたと述べた。クレムリンが任命したザポリージャの知事は、ウクライナ軍の砲撃が火災の原因だと述べたとBBCは報じた。

 ウクライナによる侵攻を受けて、ロシアのプーチン大統領は、和平交渉は行わないと述べ、ウクライナに対して「相応の対応を行う。ロシアが直面するすべての目標は達成されるだろう」と語った。彼は詳細を説明しなかった。また、ウクライナ軍をロシアから追い出すと誓った。

プーチン大統領は、ロシアは西側諸国により攻撃されていると主張した

 「キーウは西側支配者の意図に従っている。西側諸国はウクライナ人の手を使ってロシアと戦っている」とプーチン大統領は述べた。タス通信がテレグラムで報じた。

 アハマト部隊の司令官も同様の見解を示し、ウクライナのために戦っているフランス軍とポーランド軍がいると主張したが、証拠は示さなかった。

 最初の攻撃は素早く、ロシア軍は不意を突かれた。

 装備が劣るロシア国境警備隊は大きな犠牲者を出した。それとは対照的に、ロシア国防省(MoD)は、チェチェン実力者ラムザン・カディロフに属するアハマト部隊は、死傷者や捕虜を出さず戦略的に撤退したと発表した。

 シルスキー司令官のコメントにもかかわらず、ロシア国防省は、ウクライナの侵攻開始以来、連日、侵攻を阻止していると繰り返し主張している。しかし、独立系ニュースサイト「エージェントヴォ」がロシア国防省の声明を分析したところ、実際に紛争地域は拡大している。

 ウクライナは、装甲部隊だけでなく、小規模な破壊工作部隊や偵察部隊も投入して戦っている。

 エージェントヴォは、シリスキー発言よりもウクライナ軍の占領地域が小さいと発表し、キーウ軍はクルスクで約720平方キロメートルを占領していると述べた。

 ウクライナ軍で最も進出した地点は、国境から約18マイル北のオブシチ・コロデズ(Obshchy Kolodez)だと、エージェントヴォは述べた。戦闘の最も西側で行われたのは、10マイル南西のトルピーノ(Tolpino)で、最も東側で行われたのは、20マイル南西のマルティノフカ(Martynovka)村であるという。

 地上攻撃とは別に、ウクライナ国防軍は「第14戦闘航空連隊および第332ヘリコプター連隊が拠点を置くクルスク・ヴォストーチヌイ空軍基地に対して、ミサイルおよび航空攻撃を同時に行った」と、ウクライナ国防戦略センターは伝えている。「さらに、太平洋艦隊の第155独立海兵旅団の前進集中地域を標的としたミサイル攻撃も実施された」

 この戦争全体を通じてそうであったように、無人機はウクライナの進撃において大きな役割を果たしている。

 一部のロシア軍は、接近するウクライナのFPV(First Person View)ドローンが被害を与える前に撃墜することに成功した。

 ロシアはウクライナの進軍阻止を数か所で行ったが、ウクライナは障害物を押し退けていると、フィンランドに拠点を置くオープンソース調査機関ブラックバード・グループが月曜日に本誌に語った。

 「クルスクでは、ロシアは最重要地点を強化し、ウクライナ軍の作戦を阻止することができています」と、ブラックバードグループのアナリスト、エミル・カステヘルミは語った。

 しかし、増援にもかかわらず、「ロシア軍はまだすべての進軍ルートを封鎖できていない」と、カステヘルミは付け加えた。「例えば、ベリツァ付近、ギリ村の内部でウクライナ軍の装甲兵員輸送車の部隊が戦っているのが確認されています。ロシア軍は依然として、いくつかの最も重要な地域を優先しなければならない状況にあり、少なくとも全方位において明確な前線はまだ形成されていません」。

 何が起こっているかの評価がいかに難しいかを示す例として、ロシアの情報筋は、ジリで目撃されたBTR-4は、実際にはアハマト軍が捕獲した車両で乗り回しているものだと主張した。この装甲車両は、クルスク侵攻に使用されたウクライナ軍の車両のひとつである。

 現時点では、ウクライナ軍部隊は「コルネヴォの東側で活動しており、側面からの脅威を生み出すことを目的としている可能性がある」と、カステヘルミは説明した。「いわゆるグレーゾーンが数多く存在する。ウクライナはオルグフカ-ガヴリロフカ地域を確実に掌握しているわけではないが、ロシアも同様である。ウクライナがさらなるロシア軍の予備部隊が到着する前に勢いと奇襲性を維持しようとしているため、多くの不確実性がある」

 また、ウクライナはスベルジリコヴォの町に進軍し、ロシアの国旗を撤去したと主張している。

 「ウクライナ軍には依然として勢いがあります。攻勢を迅速に継続するために望ましいほどの速さで、作戦上重要な町、主にKorenevoとSudzha(およびMirnyi)を占領できなかったにもかかわらずです」と、カステヘルミは説明した。「ウクライナが作戦にどれだけの部隊を投入するつもりなのか、また、例えば現在の戦いを支援するために他の方面から攻勢をかけるつもりなのかによって、状況は大きく変わります。そのような方面としては、グルヒフからリルスクへの攻撃が考えられます」。

 「我々はさらに深く攻め込んでいく」と、あるウクライナ兵士はフィナンシャル・タイムズに語り、ロシア軍の増援にもかかわらず、キーウ軍は依然として優勢であると付け加えた。

 スドジャにあるガズプロムの輸送基地が被害を受けたという視覚的証拠が現れた。ロイター通信によると、この基地は「ウクライナ経由でヨーロッパに輸出されるロシア産ガスの最後の運用中積み替え地点」である。同通信によると、ロシアがヨーロッパに輸出する天然ガスの約半分がウクライナを経由している。

 ロイター通信によると、「2019年12月、モスクワとキエフは、ウクライナ経由のロシア産ガスの輸送に関する5年間の長期協定に署名した。2020年には450億立方メートル、2021年から2024年までは毎年400億立方メートル」である。「ウクライナ経由の欧州向けロシア産ガスの輸送に関する合意は2024年に期限が切れるが、キーウは延長や新たな合意の締結の意思はないとしている」。

 ウクライナは、数日間にわたって戦闘が続いたものの、侵攻の最初の標的となったこの町に対する支配権を主張している。

 被害にもかかわらず、ガスは依然として流れている。それでも、ロシア国営通信社タスによると、ガズプロムのセルゲイ・クプリヤノフ報道官は、戦闘がすでに天然ガスと液化ガスの価格に大幅な影響を与えており、価格が急騰していると述べた。

 ウクライナはロシアによる奇襲を逆に撃退したと伝えられている。ウクライナ軍は壊滅を免れ、代わりにロシア軍に攻撃を仕掛け、装備を破壊した。

 ウクライナは、ますます大きな代償を払うことになっている。

 犠牲者数や装備の損失に関する正確な数字は入手不可能である。しかし、戦闘地域から国境を越えたウクライナのスームィ州にある病院をエコノミスト誌が最近訪問したところ、犠牲者が増加していることが示唆された。

 「ウクライナの負傷者の証言によると、この侵攻は楽なものではなく、依然として危険が伴うことが示唆されている」と、同誌は負傷した兵士数名にインタビューした後に報告している。

 また、作戦における装備の損失を示す視覚的な証拠も増えているが、兵站能力を示す兆候として、ウクライナは戦闘で損傷した車両も回収している。

 ロシアもこの侵攻のために大きな代償を払っている。

「現時点では、28の集落が敵の支配下にあり、クルスク州への侵攻の深さは12キロ、戦線の幅は40キロです」と、クルスク州知事代理のアレクセイ・スミルノフは月曜日にプーチンに報告した。

 これまでに民間人12人が死亡し、子供10人を含む121人が負傷したとスミルノフは主張。また、約12万1000人が避難するか、自発的に戦闘の影響を受けた地域を離れたと付け加えた。

 ロシア人にとって、この地域をうろつくウクライナの陽動作戦部隊をすべて追跡するのは難しいとスミルノフは指摘した。一部は偽のロシアIDを使用しているからだ。

 ウクライナによる被害だけではない。

 「ロシアのKa-52Mヘリコプターがロシア軍部隊を攻撃し、その結果、自走砲2S19M2 Msta-Sが破壊された」と、ロシアのNo Context Telegramチャンネルが報じた。

 ブラック・バード・グループのカステヘルミは、ウクライナ軍のベルゴロド進撃ははるかに軽微であったと語っており、ウクライナ軍によるベルゴロドへの最初の攻勢は装甲部隊の支援の支援を受けていたことを示す動画が公開された。

 しかし、ベロゴルド州知事のVyacheslav Gladkovは、ウクライナ国境付近の住民避難も発表し、月曜日の朝を「憂慮すべき」と表現したが、詳細は明らかにしていない。

 その地域の住民も避難させられている。

 前進が続く中、ウクライナ軍の動画や画像がさらに公開されている。

 下のビデオでは、スジャの中心部を米国から提供されたHMMWVを運転するウクライナ軍の様子が映し出されている。

 フランスとドイツの車両も目撃されています。ポーランドが供与したPT-91 Twardy主力戦車も確認された。

 ドイツ国防省(MoD)は、ベルリンから寄贈された装備をウクライナが適切に利用することを承認した。

 「ドイツからウクライナに引き渡された兵器はすでにウクライナの所有物であり、ウクライナの兵器です。障害はありませんので、ウクライナは自由に機会を選ぶことができます」と、ドイツ国防省の報道官は月曜日、ウクライナのニュース機関Ukrinformに語った。

 月曜日にキーウを訪問した米国の上院議員リンゼイ・グラハム(共、サウスカロライナ)は、ウクライナがロシアのクルスク地方に国境を越えて侵攻した作戦を「見事」かつ「大胆」と称賛し、ウクライナが必要とする武器を提供するようにバイデン政権に促した。

 何はともあれ、退役したウクライナ軍の将軍が語ったように、この侵攻は同国の士気を大幅に高めている。今後数日のうちに、実際の戦略的利益がもたらされるかどうか、より明確になるだろう。


更新:東部時間午後7時16分 -

ウクライナの国会議員ロマン・コストンコは、議場を欠席すると述べたが、正当な理由がある。同議員は、ウクライナによるロシア攻撃に参加中と述べた。


Ukraine Expands Area Of Fighting But Finding Advances Increasingly Blocked

Ukraine has finally provided details of its push into Russian territory as Moscow vows to retake what it's lost.

Howard Altman

Posted on Aug 12, 2024 7:02 PM EDT


https://www.twz.com/news-features/ukraine-expands-area-of-fighting-but-finding-advances-increasingly-blocked


空母エイブラハム・リンカンは中東への移動を「加速」するよう命じられ、誘導ミサイル潜水艦ジョージアも急行中―イランの次の動きを想定しイスラエル防衛を強化中の米海軍の動き (USNI News)


イラン、ハマス、ヒズボラ他の「報復攻撃」に備え、イスラエル防衛を強化すべく、USSリンカンCSGが東方から移動中。

当ブログの方針として慣習を排除し、英語による人名固有名詞は極力原音に近いカタカナ表記としておりますのでご理解をお願い申し上げます。

ニミッツ級空母エイブラハム・リンカン(CVN-72)からの洋上給油を監督するアーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦USSスプルーアンス(DDG-111)の艦長マット・アダムス中佐。US Navy Photo 


空母USSエイブラハム・リンカン(CVN-72)と護衛艦艇部隊は、太平洋から中東への移動を「加速」中と、国防総省当局者が月曜日に記者団に語った。 

 ロイド・オースティン国防長官はイスラエルのヨアヴ・ギャラント国防相と日曜日に会談し、先月末にテヘランでハマスの指導者イスマイル・ハニェが殺害されたのを受け、イランの報復に備える中、イスラエルへの米国の軍事的コミットメントをあらためて確認した。

 「オースティン長官は、F-35C戦闘機を搭載したUSSエイブラハム・リンカン空母打撃群に、USSセオドア・ローズベルト空母打撃群の能力に加わるべく、(米中央軍管轄地区への)移動を加速するよう命じた」と、国防総省のパット・ライダー報道官は記者団に月曜日語った。 

 海兵隊のF-35CライティングII統合打撃戦闘機は、第314海兵戦闘機飛行隊(VMFA)の「ブラックナイツ」に所属している。USNI News Fleet and Marine Trackerによると、月曜日時点で、リンカンはフィリピン沖のスールー海で活動している。先週、リンカンは西太平洋でイタリアの空母ITSカヴール(550)と演習を行った。 

 ライダー報道官は、リンカンがUSSセオドア・ローズベルト(CVN-71)と一緒に行動するのか、あるいはローズベルトが中東から太平洋に戻るのかについては明らかにしなかった。今回の発表に先立ち、国防当局者はUSNIニュースに対し、ローズベルトと第11空母航空団がカリフォーニアに帰港する予定であると語っていた。月曜日時点で、同打撃群は7ヶ月以上配備されている。



 USNIニュースの空母配備データベースによると、2020年以降、TRはほぼ540日間配備されている。 ローズベルトが米中央軍に到着する前、オースティンは東海岸の空母USSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)を2度延長して中東にとどまらせていた。次に配備される東海岸の空母はUSSハリー・S・トルーマン(CVN-75)で、配備前の最終演習の真っ最中である。 


タスクフォース61/2に配属された第2部隊偵察中隊の海兵隊員は、地中海を航行中のオハイオ級誘導ミサイル潜水艦USSジョージア(SSGN-729)と潜水作戦を行う(2024年7月31日)。US Navy Photo 


 国防総省は、リンカンに関する発表に加え、トマホーク陸上攻撃ミサイル154発と特殊作戦部隊を搭載可能な誘導ミサイル潜水艦が、米中央司令部(CENTCOM)に向かうと発表した。 

 オハイオ級潜水艦USSジョージア(SSGN-729)は、米欧州軍から米中央軍に移されると、国防当局者がUSNIニュースに確認した。

 月曜日時点では、ジョージアは東地中海で活動中で、スエズ運河を通過していない、と防衛当局者がUSNI Newsに確認した。 

 ジョージアは、トマホークを搭載するため原子力弾道ミサイル潜水艦から改造されたオハイオ級4隻の1隻。

 同じく誘導ミサイル潜水艦USSフロリダ(SSGN-728)は中東と地中海へのほぼ2年にわたる展開を終えており、イエメンのフーシ派に対する攻撃も含まれていた。■


Carrier USS Abraham Lincoln Ordered to ‘Accelerate its Transit’ to Middle East, Guided-missile Sub USS Georgia Going to CENTCOM

Sam LaGrone

August 12, 2024 5:10 PM

https://news.usni.org/2024/08/12/carrier-uss-abraham-lincoln-ordered-to-accelerate-its-transit-to-middle-east-guided-missile-sub-uss-georgia-going-to-centcom