2025年9月10日水曜日

ヴェネズエラを標的としたカリブ海作戦へ向け米軍最高司令官らがプエルトリコを訪問(TWZ)

 

プエルトリコはトランプ政権によるカリブ海麻薬密輸対策で作戦拠点として重要さを増している

Secretary of War Pete Hegseth and Joint Chiefs Chairman Gen. Dan Caine visited Puerto Rico amid growing tensions with Venezuela.

(戦争省スクリーンキャプチャ)

ンタゴンの最高幹部2名国防長官と統合参謀本部議長がプエルトリコを訪問した。ヴェネズエラとその指導者ニコラス・マドゥロとの緊張が高まる中での動きだ。トランプ政権が麻薬カルテルとの戦いに資産を投入し続ける中、この米国領は、装備や人員の中継基地としての役割を果たしている。トランプ政権は、マドゥロを麻薬テロリストで、カルテルのリーダーと見なしている。

ヘグセス長官は、米海兵隊のMV-22 オズプレイで、イオージマ水陸両用準備グループ(ARG)の旗艦である USS イオージマを訪れた。同艦は麻薬対策の一環として、現在プエルトリコの南約 30 マイルの海域に配備されている。

プエルトリコ州知事が長官の訪問を歓迎した。「ピート・ヘグセス国防長官、そして統合参謀本部議長であるダン・ケイン将軍をプエルトリコにお迎えできることを光栄に思います」と、ジェニファー・ゴンザレス・コロンは月曜日の朝、X で述べた。ドナルド・トランプ大統領は先週、国防総省を戦争省に改称する大統領令に署名した。

「トランプ政権が、プエルトリコが米国の国家安全保障と、麻薬独裁者ニコラス・マドゥロによって永続化されている、この半球における麻薬カルテルとの戦いにおいて持つ戦略的価値を認識してくれたことに感謝する。我々は、国境の安全を確保し、アメリカ国民と祖国を守るために違法行為と闘う、アメリカ第一主義の政策を支持することを誇りに思う」。

プエルトリコのEl Nuevo Diaメディアによると、ヘグセスとケインは、イスラ・ベルデにあるムニース空軍州兵基地でゴンザレス・コロン知事と会談した。

同紙は、「州兵の副司令官であるカルロス・ホセ・リベラ・ロマン大佐、およびアルトゥーロ・ガーファー公安長官に同行した知事によると、戦争長官は、同基地の約 300 人の兵士たちにメッセージを送った」と報じている。

プエルトリコ訪問は、第 22 海兵遠征部隊(MEU)の約 4,500 人の海軍兵士および海兵隊員が、8 月 31 日から継続している水陸両用上陸訓練演習を行っている最中に行われた。

「国防総省は当初、これは定期的な演習であるとしていたが、抗議運動を引き起こしたプエルトリコにおける軍事的存在の増強は、ヴェネズエラ沖におけるトランプ政権の武力示威と徐々に結びつけられるようになった」と エル・ヌエボ・ディア紙はこう報じている。

国防総省は、ヘグセスとケインのプエルトリコ訪問についてコメントを控えているが、現地訪問は、ドナルド・トランプ米大統領が、米軍がヴェネズエラ国内の麻薬カルテルを攻撃するかどうかという質問に対して不吉な回答をした翌日に実施された。

「まあ、そのうちわかるだろう」とトランプ大統領は答えた。その意味について、大統領はそれ以上の説明はしなかった。

米国はすでに、トレン・デ・アラグア(TDA)カルテルが運用していると思われる麻薬密輸船に武力攻撃を実施している。TDAは、トランプ大統領によって麻薬テロ組織とみなされている。トランプ大統領は先週、この攻撃によって船は破壊され、乗船していた11名が死亡したと発表した。この事件は、裁判を経ず容疑者を殺害したこと、および議会の承認を得ず武力を行使することについて疑問を投げかけている。

トランプ大統領とヘグセス長官は、カルテルに対する致命的な攻撃は今後も継続すると述べている。

ソーシャルメディアには、プエルトリコに少なくとも 2 機の MQ-9 リーパーがあることが写真で明らかになった。これらは、麻薬対策作戦の一環として配備されているようだ。この航空機は、さまざまなミサイルや監視用センサーを搭載でき、目標上空で 24 時間以上滞空できるため、こうした作戦に理想的なプラットフォームとなっている。ロイターは、センサーポッドを搭載し、AGM-114 ヘルファイアミサイルを装備したリーパーの写真を撮影した。

ニューヨーク・タイムズは、このリーパーがボート攻撃に関与した可能性を報じている。

本誌は、さらなる説明と、カリブ海での麻薬取引対策のためにリーパーがこれまでにどれほどの頻度で配備されてきたかについての詳細について、空軍、国防総省、ホワイトハウスに問い合わせた。少なくとも1機のリーパーが麻薬密輸船攻撃に参加した可能性が高いシナリオについてもコメントを求めたが、空軍は国防総省に照会するよう求めてきた。

特筆すべきは、米国が過去数か月間メキシコ上空でMQ-9の派生型を運用し、現地のカルテル対策に当たっている点だ。また、米国税関・国境警備局(CBP)が運用する非武装型がプエルトリコで確認されている

ボート攻撃への対応として、ヴェネズエラ空軍のF-16ヴァイパーが米駆逐艦「ジェイソン・ダンハム」(アーレイ・バーク級)付近で飛行を実施したことを米当局者が確認した。CBSニュースは2度目の遭遇を報じたが、本誌はこれを独自に確認できていない。

一方、トランプ大統領は金曜日、「我々を危険な立場に置く」ヴェネズエラ航空機を米海軍艦艇が撃墜できると発言した。

駆逐艦ダンハムは、トランプ大統領がカリブ海へ派遣を命じた少なくとも8隻の軍艦(ロサンゼルス級原子力潜水艦を含む)の1隻である。米当局者は月曜日、先週この展開について報じた後、これらの艦艇は移動していないと述べた。

先に指摘した通り、米大統領はさらに10機のF-35統合打撃戦闘機をプエルトリコに展開するよう命じた。ただし、これらの機体がどこから到着し、到着時期や現地での任務内容は依然不明だ。しかし以前指摘した通り、F-35は多大な能力を有する。攻撃任務に加え、この第5世代戦闘機は多様なセンサーを装備しており、理想的な情報収集プラットフォームとなる。

さらに、公開飛行追跡データによれば、米軍輸送機多数がプエルトリコへ飛行を続けている。追加部隊の派遣を示す公式発表はないが、これらの輸送機は持続的な作戦に必要な人員や物資を運んでいる可能性がある。

表向きは麻薬密輸対策だが、作戦に詳しい情報筋によれば、今回の展開はマドゥロ政権へのメッセージでもあるという。

ヴェネズエラの指導者は2020年、トランプ政権下でニューヨーク連邦裁判所に起訴された。本人と側近を含む14名は、コロンビアの反政府組織FARCとの共謀によるコカイン密輸および麻薬テロリズムの連邦罪で告発された。米国は彼の逮捕に5000万ドルの懸賞金を懸けている。

ちなみにマドゥロ大統領は日曜日、麻薬密売組織との戦いを目的としてコロンビア国境にさらに2万5千人の兵士を移動させていると主張した。これが実際の展開であるか、あるいは米国の作戦に何らかの影響を与えるかは疑わしい。

すでに述べたように、10 機の F-35 などのハイエンドな資産が配備されたからといって、必ずしも米国がヴェネズエラと直接戦争を行うことを計画しているとは限らない。

今後数日間で、さらに多くの資産がこの地域に到着する予定だ。ミッションの進展については、引き続きお知らせする。

最新情報:東部時間午後 5 時 13 分

国防総省は、ヘグセス長官がイオージマに乗船中の部隊に向けて演説するビデオを公開した。

「諸君が今行っているのは、訓練ではない」と彼は宣言した。「これは、アメリカ国民を毒殺する行為を終わらせるという、アメリカ合衆国の重要な国益のために行われる現実世界での演習である」。


Top U.S. Military Leaders Visit Puerto Rico As Caribbean Operations Aimed At Venezuela Heat Up

Puerto Rico has become a major staging ground for capabilities used in the Trump administration's fight against Caribbean drug trafficking.

Howard Altman

Published Sep 8, 2025 4:14 PM EDT

https://www.twz.com/news-features/top-u-s-military-leaders-visit-puerto-rico-as-caribbean-operations-aimed-at-at-venezuela-heat-up

ハワード・アルトマン

シニアスタッフライター

ハワードは、The War Zone のシニアスタッフライターであり、Military Times の元シニアマネージングエディターです。それ以前は、Tampa Bay Times のシニアライターとして軍事関連の記事を担当していました。ハワードの記事は、Yahoo News、RealClearDefense、Air Force Times など、さまざまな出版物に掲載されています。


米空軍の新「ドゥームズデイプレーン」が飛行試験を開始(Defense News)

 

シエラネバダコーポレーション(SNC)はボーイング747-8型機5機を改造し、核戦争や大規模災害時に大統領が軍を指揮できる「生存可能空中作戦指揮センター機」を空軍に納入する(SNC)

空軍と航空宇宙企業シエラネバダコーポレーションSNCは、次世代「ドゥームズデイプレーン」の飛行試験を開始した。

E-4C生存可能空中作戦統制機(SAOC)の飛行試験は、オハイオ州デイトンにある航空イノベーション技術センターで実施されていると同社は水曜日に明らかにした。

SNCは、プログラムの設計・製造開発プロセスの一環として、8月7日にSAOCの初飛行を実施した。同社によれば、飛行試験と地上試験は主にオハイオ州デイトンとカンザス州ウィチタで2026年まで継続される。

SAOCは、最も壊滅的な状況下で使用される空中指揮統制センターとしての役割を担う。核戦争やその他大規模災害によりほとんどの軍事指揮センターが破壊または機能停止した場合を想定し、SAOCは大統領が米軍を指揮し、空から命令を伝達することを可能にする。

空軍は2024年、老朽化したE-4Bナイトウォッチ機4機の代替として、SAOC機5機を建造する130億ドルの契約をSNCに授与した。同社は2036年7月までに作業を完了する見込みだ。

同社によれば、飛行試験はSAOC開発プロセスの初期段階でリスク低減を図るためで、問題が深刻化して遅延を招く前に特定することを目的としている。

機体は大幅に改造されたボーイング747-8を基に製造されている。SNCは放射線や電磁パルスからの防護強化に加え、通信アンテナ、コンピューター、任務システムを追加した。

SAOC用に最初に割り当てられた747-8は、契約獲得から約1か月半後の2024年6月、デイトン国際空港にあるSNCの技術革新センターに到着した。その後さらに3機の747-8が続き、4機目は2025年4月に到着した。

シエラネバダは、最新の安全な通信システムを備えたモジュラー型オープンシステムアプローチでSAOCを構築する計画だ。

SNCの60年の社史でSAOC契約は最大規模の単一契約であり、同社はこれが次の大型案件の獲得につながることを期待している。

SNCはこの事業拡大に伴い、2024年10月にデイトン空港に747をSAOCへ改造する第2格納庫を開設し、さらに2棟の格納庫建設に着手した。同社によれば、新規ハンガーのうち最初の1棟は2025年10月までに完成し運用開始予定である。

現行のE-4B機群(正式名称:国家空中作戦センター)は半世紀以上前に製造され、機体はいずれも耐用年限に近づいている。■


Flight tests begin on US Air Force’s new ‘doomsday plane’

By Stephen Losey

https://www.defensenews.com/air/2025/09/04/flight-tests-begin-on-us-air-forces-new-doomsday-plane/


 Sep 5, 2025, 08:45 AM

スティーブン・ロージーについて

スティーブン・ロージーはディフェンス・ニュースの航空戦担当記者。以前はエアフォース・タイムズで指導部・人事問題を、ミリタリー・ドットコムで国防総省・特殊作戦・航空戦を担当。米空軍作戦取材のため中東にも赴いた。

シールズチーム6の北朝鮮潜入作戦が失敗に終わったとのNYT記事(Task & Purpose)―突如出てきた記事に防衛関連サイトはほぼ沈黙を守っていますが、ペンタゴンからの要請なのか、話がおかしいと記事にしていないのかは不明です

 


ニューヨーク・タイムズによると、2019年に北朝鮮指導者を監視する複雑で危険な作戦が実施されたが、シールズが偶然遭遇した漁師3名を殺害する結果となり作戦は中止された

ューヨーク・タイムズの記事によると、2019年に海軍特殊部隊(SEALs)が北朝鮮に潜入した作戦は失敗に終わった。記事では、北朝鮮国内に盗聴装置を設置するため秘密作戦に投入された大規模かつ綿密な計画が明らかにされ、民間人の乗った船に遭遇したことで作戦が頓挫したと説明している。

ニューヨーク・タイムズは、この機密作戦に詳しい24名と取材したが、安全保障や将来の作戦に支障をきたすと判断し詳細は伏せたと述べた。本誌は国防総省にニューヨーク・タイムズ記事の内容確認やコメントを求めたが、同省広報担当者はコメントを拒否した。

この作戦には、オサマ・ビンラーディンを殺害した部隊と同じ、海軍特殊戦開発グループ(Navy Special Warfare Development Group)のシールチーム6(Seal Team 6)のレッド・コードロン(Red Squadron)が参加した。シールズは、北朝鮮僻地の海岸に潜入し、金正恩(キム・ジョンウン)の通信を傍受できる電子盗聴装置を設置する任務を負っていた。当時、米国と北朝鮮の間の緊張は高まっており、キムとドナルド・トランプ大統領も、平壌の核開発計画をめぐり紛争の危険性を警告していた。トランプ大統領は、キムに対してツイッターで繰り返し威嚇していた。2018年の首脳会談で核実験とミサイル実験の一時停止が合意され、両首脳は2019年2月にハノイで2回目の首脳会談を開催する予定だった。軍は、米国がその会談に向けてより優れた情報が入手できるよう、盗聴装置の設置を任務とした。

トランプ大統領は、この作戦を承認し、何十年も前から朝鮮半島で韓国軍や米軍との戦争再開に備えてきた主権国家に、米軍要員を潜入させるよう命じた。統合特殊作戦司令部は、潜水艦、SEALチーム6、SEALデリバリービークルチーム1、さらに予備として待機する特殊作戦部隊を輸送する海軍艦艇や航空機を含む軍事資産を動員した大規模作戦を準備した。

直ちに問題が発生した。北朝鮮の警備体制のため、SEAL隊員は上空から映像や情報を中継するドローンや航空機なしに、ほぼ暗中模索状態で潜入せざるを得なかった。展開後はSEAL隊員はほぼ単独行動を強いられる状況だった。

2019年初頭、SEAL隊員は海軍潜水艦から2隻の小型潜水艇で展開した。彼らは水中で海岸から約100ヤード(約91メートル)の地点に待機した——1艇は着地点を超過したためUターンを余儀なくされた——そして時折水面から顔を出しながら泳いで接近した。

しかし、ダイビングスーツを着た3人を乗せた小型ボートが、着地点に既に存在していた。ボートは潜水艇に向かって進み、潜水服を着た男が海に飛び込んだ。タイムズ紙の報道によれば、襲撃チームの最上級下士官が射撃を開始し、他のSEAL隊員も続いた。

ボートに乗っていた3人全員が死亡し、作戦は中止された。SEAL隊員は遺体を海底に沈め、潜水艇に戻った。後に、殺害された3人は民間漁師であることが判明した。

平壌もワシントンもこの作戦失敗を認めなかった(平壌が作戦に気づいていたかは不明のままである)。金正恩とトランプは2月末にハノイで2日間会談し、夏には非武装地帯で再び会談した。

2021年にジョー・バイデン大統領が就任すると、ロイド・オースティン国防長官に2019年の作戦に関する調査を命じた。その後、主要議員に調査結果が伝えられた。

ニューヨーク・タイムズの記事は、さらに20年前にもSEALsによる別の潜入作戦があったことも明らかにした。同紙によれば、2005年に当時のジョージ・W・ブッシュ大統領の命令で、海軍特殊部隊SEALsのチームが北朝鮮に侵入した。

北朝鮮は核開発計画を継続しており、数十発の核兵器を保有していると見られている。■


SEAL Team 6 infiltrated North Korea in a mission gone wrong

A report by the New York Times details a complex and risky operation in 2019 to spy on North Korea's leader that ended when the SEALs aborted the mission, killing three fishermen who had stumbled across them.

NICHOLAS SLAYTON

PUBLISHED SEP 5, 2025 3:06 PM EDT

https://taskandpurpose.com/news/seal-team-6-north-korea/

ニコラス・スレイトン

寄稿編集者

ニコラス・スレイトンは『Task & Purpose』の寄稿編集者。速報記事に加え、歴史、難破船、軍による未確認異常現象(旧称UFO)の調査について執筆している。

在カタールのハマス指導部に対し前例のない攻撃の実施に踏み切ったイスラエル(TWZ)― ハマスの徹底排除を狙うイスラエルの執念が感じられますが、国家主権を公然と踏みにじられrたカタールは我慢できないでしょう

カタールの首都ドーハへのイスラエルによる長距離攻撃は、2023年10月7日の虐殺事件後の対ハマス作戦で大きなエスカレーションとなった

Israel has carried out precision strikes targeting the top leadership of the terrorist group Hamas in the Qatari capital Doha.

X経由

スラエルはカタールの首都ドーハでハマス指導部トップを狙った精密攻撃を実施した。これはイスラエル軍がカタール国内で公然と攻撃を行った初の事例と見られ、対ハマス作戦行動が大幅に拡大したことを示している。

ドーハの一部で爆発が相次いだ後イスラエル国防軍(IDF)とイスラエル保安庁(ISA、通称シン・ベット)は本日早朝、、共同声明を発表した。これはハマス交渉団が米国政府が提示したガザ停戦案を検討中である中で発生した。

IDF/ISAの声明全文は以下の通り:

「IDFとISAは、ハマス過激派組織の上級指導部を標的とした精密攻撃を実施した」「ハマス指導部のこれらのメンバーは長年、同過激派組織の作戦を指揮し、10月7日の残虐な虐殺事件に直接責任を負い、イスラエル国家に対する戦争を指揮・管理してきた」「攻撃前には、精密誘導弾の使用や追加情報収集を含む、民間人被害軽減措置を講じた」「IDFとISAは、10月7日の虐殺事件の責任を負うハマステロ組織を打倒すべく、断固たる姿勢で活動を継続する」

このIDF/ISA声明は攻撃の実行方法に関し詳細を一切明かしていない。イスラエル空軍の別声明では作戦が「同軍により」実施されたとされたが、追加説明はない。したがって、イスラエルが標的をどのように攻撃したかは謎のままだ。カタールがペルシャ湾に位置していることを考慮すれば、非常に長距離の戦闘機作戦であったはずだが、そのような作戦を検知されずに実行するのは困難だ。航空機から発射された長距離スタンドオフ兵器の使用の可能性が高い。標的に近い海上や陸上からの兵器発射も考えられる。イスラエルはステルスドローンも保有している

「カタール国は、首都ドーハにあるハマス政治局員数名が居住する住宅を標的とした卑劣なイスラエルの攻撃を強く非難する。この犯罪的な攻撃は、あらゆる国際法および国際規範に対する露骨な違反であり、カタール国民およびカタール在住者の安全と保安に対する深刻な脅威である」と、カタール外務省報道官であり、モハメッド・ビン・アブドゥルラフマーン・アル・サーニ首相の顧問マジェド・アル・アンサリ博士は声明で述べた。「外務省は、治安部隊、市民防衛隊、および関連当局が直ちにこの事件への対応を開始し、その影響を封じ込め、住民と周辺地域の安全を確保するため必要な措置を講じていることを確認する」と述べた。

「カタール国は、この攻撃を強く非難するとともに、イスラエルのこの無謀な行動や、地域安全保障の継続的な破壊、そして自国の安全と主権を標的とするあらゆる行為を決して容認しないことを確認する」とアル・アンサリは付け加えた。「最高レベルでの調査が進行中であり、詳細が判明次第速やかに発表する」。

イスラエルの今回の作戦は、ハマスとの停戦仲介を目指す米国の取り組みに影響を与えるだけでなく、ワシントンにとって重大な複雑化要因となり得る。カタールは中東における米国の主要パートナーである。同国にあるアル・ウデイド空軍基地は、この地域における米軍の主要拠点でもあり、6月には特にイランのミサイル攻撃の標的となった

一方、ドナルド・トランプ米大統領は先週末、自身のソーシャルメディア「Truth Social」に、提案された合意を「受け入れない場合の結果」について、ハマスに「最後の警告」を発したと投稿した。

イスラエルが本日、カタールにいるハマス最高指導部を標的に行った作戦の完全な影響は、まだ見通せない。

最新情報:東部時間午前 10 時 56 分

イスラエル当局者は、AP 通信 に対し、イスラエルは攻撃に「精密兵器と追加情報」を使用したと述べたが、詳細は明らかにしなかった。

イランのプレスTVは疑問を呈した。「多数の防空システムが配備されているにもかかわらず」…米国が「イスラエルの侵攻からカタールを守るために一発の砲弾も撃たなかった」のはなぜか。

CNNが報じたところによると、イスラエル当局者は米国が攻撃前に通知を受けていたと述べた。ホワイトハウスに対し、攻撃を事前に把握していたか、また米国が何らかの役割を果たしたかどうかを確認するため連絡を取った。関連情報が提供され次第、本記事を更新する。

一方、攻撃が行われた建物を映した追加映像が公開された。

更新 午後2時58分(東部時間) –

カタールへの攻撃は空爆によって行われた。

「15機のイスラエル戦闘機が単一目標に対し10発の弾薬を発射して実施された」とBBCがイスラエルメディアを引用して報じた

イスラエル空軍(IAF)は、攻撃開始時に参謀総長がパイロットに向けて行った声明を発表した:

「これらはイスラエル国家の破壊の先鋒となることを望んでいたテロリストたちだ。我々は敵に責任を取らせるため、あらゆる場所、あらゆる射程距離、近距離から遠距離に至るまで、任務を遂行し続ける」とエイアル・ザミール中将は述べた。「許可する。実行せよ——ハマステロ組織の首脳を排除せよ。我々は10月7日の全犠牲者に代わって道義的・倫理的清算を行う。人質を救出しハマスを打倒するまで、我々は休まず沈黙しない」。

ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は攻撃命令の全責任を自ら負うと表明した。「本日正午、私はイスラエル治安機関の長官らを召集し、ハマス指導部に対する外科的精密攻撃を承認した」。

ネタニヤフ首相はまた、この攻撃が「ガザ戦争終結への扉を開く可能性がある」と主張した。

一方ハマスは、カタールでのイスラエル攻撃を最高指導部が生き延びたとし、AP通信が報じたところによれば、下級メンバー5名が死亡したとしている。

ワシントンでは、トランプ政権が「カタールのドーハにおけるハマスへのイスラエルの一方的な攻撃を非難し、これが米国とイスラエルの利益を損なうと強調した」と、ホワイトハウスのキャロライン・リーヴィット報道官が記者団に述べた。「トランプ大統領は軍から攻撃の事前情報を得てカタール指導部に通告した。大統領は攻撃の場所について遺憾の意を表明し、ガザ地区での人質解放と死者救出を求めた」。 トランプ大統領はネタニヤフ首相とも会談し、首相は攻撃後の和平への意欲を示した。大統領はカタールの支援に謝意を表明し、同国領土での同様の事件が再発しないことを保証。これを和平の機会と捉えている」。

カタール外務省のアンサリ報道官は、攻撃前に自国が事前通知を受けていたことを否定した。

アントニオ・グテーレス国連事務総長もカタールでのイスラエルの攻撃を非難した。

更新 午後3時59分(東部時間)

米軍はイスラエル軍機がペルシャ湾方面へ東進するのを確認したが、Axiosによれば対応する時間はほとんどなかった。

同メディアは米当局者3人の話として「米国は説明を求めたが、イスラエルが回答した時点でミサイルは既に発射されていた」と報じた。

カタール内務省(MoI)は報道声明で、治安当局が標的現場で技術的調査を開始し、指紋と証拠の照合、関係者の身元確認を行った結果、攻撃によりハマム・ハリル・アル=ハイヤが死亡したことを確認したと発表した。ハマス指導者ハリル・アル=ハイヤの息子である。

最新情報:東部時間午後 4 時 59 分

人質となったイスラエル人の運命にニュースの焦点が当てられる中、トランプ大統領は、2年前にイラクで人質となったイスラエル系ロシア人研究者エリザベス・ツルコフが解放されたことを発表した。■


Israel Executes Unprecedented Strike On Hamas Leadership In Qatar (Updated)

The very long-range Israeli strike on the Qatari capital Doha marks a major escalation in its campaign against Hamas following the October 7th, 2023 massacre.

Howard Altman, Joseph Trevithick

Updated Sep 9, 2025 3:53 PM EDT

https://www.twz.com/news-features/israel-executes-unprecedented-strike-on-hamas-leadership-in-qatar

ハワード・アルトマン

シニアスタッフライター

ハワードは、The War Zone のシニアスタッフライターであり、Military Times の元シニアマネージングエディターです。それ以前は、Tampa Bay Times のシニアライターとして軍事関連の記事を担当していました。ハワードの記事は、Yahoo NewsRealClearDefenseAir Force Times などのさまざまな出版物に掲載されています。


ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフは 2017 年初めから The War Zone チームの一員です。それ以前は、War Is Boring の副編集長を務め、Small Arms ReviewSmall Arms Defense JournalReutersWe Are the MightyTask & Purpose などの出版物に記事を寄稿していました。